海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

辺野古ゲート前の有志による座り込み/進められる土砂投入

2021-02-08 23:59:58 | 米軍・自衛隊・基地問題

 8日(月)は午前11時49分頃、辺野古のキャンプ・シュワブゲート前に行き、この日2回目の資材搬入に抗議した。有志10数人が座り込みや歩道での抗議に参加していて、機動隊との接触を避けながらぎりぎりまで粘り、新基地建設強行に抗議の意思を示していた。

 生コンのミキサー車のほかに砂や路盤材などが搬入されていた。工事現場から出る残土を運び出す空トラックも多い。

 ミキサー車は埋め立て工区の護岸かさ上げや辺野古崎作業ヤードの消波ブロック制作のほかに、辺野古弾薬庫の改修工事現場、国道下のトンネル工事現場などにも向かっている。

 午後1時20分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。K8護岸にはランプウェイ台船・明神3号が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。

 K9護岸から運ばれてくる土砂も併せて、土砂は②-1工区の3か所に投入されていた。K3護岸側に土砂を投入している黄色いダンプカーは、いつもK8護岸で土砂を積み込んでいる。

 午後1時22分頃からガット船3隻(寿鷲丸、聖嶺、國喜18)が大浦湾から出て行った。海上監視に当たったメンバーの報告によれば、この日は朝、ガット船4隻(寿鷲丸、聖嶺、第八高砂丸、第八丸喜丸)が大浦湾に入ったとのこと。

 K4護岸近くの掘削場所付近では砕石を敷く作業が続けられている。広範囲に敷かれているようで、護岸の上にはコンクリートブロックも用意されていた。

 大型の排水管らしき物は②-1工区や②工区の少なくとも4か所に置かれている。

 午後2時8分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。K9護岸には2隻、K8護岸には1隻のランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げを行っていた。

 ガット船は第八高砂丸と第八丸喜丸が停泊し、丸喜丸が台船に土砂を移し替えていた。沖にはガット船が2隻以上見えたので、このあと大浦湾に入ったと思われる。

 夕方からはティダの会のビラ配布も行った。カヌーを漕いでないので、速足で歩きまわるといい運動になる。

 今日も暑いくらいの1日だった。今年はどこも桜がよく咲いている。実家には花をつけている桜が6本あるが、ソーミナーがしきりにやって来て蜜を吸っている。

 リュウキュウアセビも咲き始めた。山々は新緑で輝き始めている。島の森を海を守りたい。

 


この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 短い時間ではあるが、安和の... | トップ | 本部港塩川地区で土砂積み込... »
最新の画像もっと見る

米軍・自衛隊・基地問題」カテゴリの最新記事