海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

3月26日の高江の様子

2014-03-26 22:42:19 | 米軍・自衛隊・基地問題

 26日は大型トレーラーやユニック車など丸政工務店の車両計8台が北部訓練場に入り、資材の搬出作業が行われた。事務所の外囲いらしいトタンなども搬出され、明日はクレーン車が入ってプレハブ事務所の解体、搬出作業が行われる様子。ヘリやオスプレイの着陸はなく、米兵の出入りも少なくて、比較的静かな1日だった。

 春休みに入り、中・高校生、大学生などが高江を訪ねてきて、沖縄の現実を自分の目で見て学んでいる。残念ながらウチナンチューの若者は少ない。生まれた時から軍事基地がすぐそばにあり、見慣れた風景になってしまっているのかもしれないが、なぜ沖縄の土地が金網で分断されているのか、金網の向こうで何が行われているのかを、改めて考えてほしい。主要幹線を車で走れば米軍か自衛隊の基地を必ず目にするこの島の風景の異常さ。それに慣らされてはいけない。

 27日(金)は午後1時半から、N4-2ヘリパッド建設工事で出た残土について、県環境保全課による立ち入り調査がある。時間の都合がつく人はぜひ高江に来て、調査を見守ってほしい。

 


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