海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

辺野古側の埋め立て工事とK3・K4護岸の様子

2022-02-21 21:10:24 | 米軍・自衛隊・基地問題

 21日(月)は抗議船2隻(ぶるーの船、不屈)を出し、海上から工事の様子を監視した。

 午前8時25分頃、辺野古崎と長島の間から見ると、K8とN2の護岸にはランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げが始まっていた。ただ、台船の土砂はどちらも残りわずかだった。

 K9護岸は先端部のスパッド台船のスパッドがはずされていて、それを挿入する作業が行われ、土砂陸揚げはまだ行われていなかった。

 午前8時36分頃、ガット船2隻(神峰、第八太海丸)が大浦湾から出ていった。この2隻は先週17日(木)の朝に大浦湾に入ったが、海が荒れて塩川沖に戻れないまま待機していた。

 湾内には先週18日(金)に入った第八丸喜丸と第八高砂丸が残っていて、ランプウェイ台船に土砂を積み替えていた。

 豊原の高台からK4護岸の内側で進められている排水施設の工事を見てきたが、海側から見るとK4護岸の開いていた箇所にL字型擁壁が造られ、閉ざされようとしているのがよく見える。

 午前中は向かって左側の型枠作業が進められていた。

 K3護岸の内側に足場を組んでいるのも近くから確認できた。

 午前9時過ぎの1回目の資材搬入で入ってきたミキサー車が、同20分頃からK4護岸の内側2か所で型枠に生コンを打設していた。

 護岸から陸揚げされる土砂のほかに、上の写真では奥の方に積まれた土砂を手前側に移して投入していた。

 午前10時22分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。

 K9護岸はまだ準備が終わっていないのか、ランプウェイ台船は接岸しておらず、護岸上にダンプカーも並んでいなかった。

 N2護岸は接岸していたランプウェイ台船・明神3号が離岸していたが、次の台船はまだ来ていなかった。

 K8護岸は午前9時5分頃に1隻目の台船が土砂陸揚げを終え、2隻目からの陸揚げが始まっていた。

 


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