晴耕雨読で住まいを造ろう

都会を離れ農的暮らしをしながら、日々住まいについて考え、家造りを家族と共にDIYで実現させた日記・・その後

便所あれこれ(2)

2006年03月03日 |  台所・洗面・浴室・便所
 今日は3月3日、ひなまつり。女の子の節句ですね。我家はすでに二人の娘も嫁ぎましたのでお人形を飾ることもなく、まだ孫がいるわけでもないので親王飾りは箱の中です。女性のためのお祭。いいじゃないですか。ここで女性を称えておいて14日のホワイトデーはパス。‥もできないかな?

 で、突然ですが、女性専用の便器って・・今なら皆さんご存知でしょう。あのデビ婦人・・じゃなくビデ。その発祥や歴史は学者に任せるとして、本当に海外で使っているかというと・・どうなんでしょう。どうやら、どこの家にもあるわけではなさそうです。私の少ない経験からの話しですけどね。海外旅行で相当良いホテルで良い部屋に泊ると、まれに腰掛けの陶器が二台並んでいることがある程度‥と受けとめていますが、皆さんいかが?

この不思議な(男にとって)衛生陶器で知らずにウン〇してしまった笑い話も聞いたことがあります。何でも家族でヨーロッパ旅行をした時に(豪勢ですなぁ)子供がやってしまって、後片付けがたいへんだった‥そうでしょうとも。

で、あれには便座が無いのですよ。つまり座ることを前提にしていない衛生陶器なわけです。では女性がビデを使うシーンを想像してください。

ちょっとそこの貴方! いやらしいこと考えてませんか?
これは学術的な話ですよ。

使う姿勢は、陶器をまたいで少しかがむ。ちょうど相撲取りがシコを踏もうとする直前の姿勢なわけです。私は腰痛持ちだからちょと辛い・というご婦人はたいへんですよね。それと、この衛生陶器は洗浄器であって小便器ではありません。

そこでもう一度想像してみてください。洋便器で用を足した女性が隣にあるビデに「よっこらしょ」と股を広げたまま移動する姿を・・・・・。ビデは温水が配管されているのでバルブを回して温度調整。噴水に手を当てて温度の確認。・・洗浄が済んだら水滴をペーパーでふき取り隣の便器へポイ。そのペーパを流すために今度は便器の水を流して・・ところで最初の用足しには水を流したの? なんて疑問も生じたり、ペーパーホルダーは二つの衛生陶器の真中にあるのだろうか、別々にあるのだろうか? 水を流すレバーあるいはボタンはどこに付いているのが便利だろうかとか、技術屋としてはいろいろ配慮すべき項目が多いスペースな訳で・・女性にとっても、何のかんのとたいへんな所作なわけです。

そりゃ~普及するわけがない。って私は考えるのですが、皆さんいかが?

さいわい日本にはTOTOさんが開発したウォシュレットがあります。これは私のような痔主にもご婦人にも幸せをもたらすものです。NHKの番組”プロジェクトX”によると最初の開発、販売促進のための営業には苦労したそうですが、今では輸出するまでに成長したということですからすごいですね。・・でも、音楽まで聞かせなくてもいいですよ。>TOTOさん



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