ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

ジャガイモの成長を左右するもの

2012-04-20 | じゃがいも(デジマ)
春作じゃがいもの成長の度合いは、
主にマルチの種類によって大きく異なります。



マルチには透明のマルチと黒マルチの二種類があり、
それぞれ一長一短がありうまく使い分けられています。

透明マルチは日光を透し、効率よく地温を高めるので
ジャガイモの成長が早いので早めの収穫が可能になるのですが、
初夏に向けて早く掘り出さないと腐敗する心配があります。

当然雑草も条件は同じで、成長が早いので手に負えない状態になりがち。
そのぶん除草剤に頼らざるを得なくなるのです。



一方、黒マルチは地温の上昇はイマイチですが、
そのぶん成長度合いが若干遅く、暑くなってもある程度放置できる。
また、黒マルチは雑草防止に一役買ってくれる。

作業の分散化を図る上でも二種類のマルチを使い分けています。

田植えを控えた田んぼは早く掘り出す必要があり、
我が家では田んぼの種イモの増殖栽培以外は黒マルチにしている。

イモの成長が遅れるだけに、収穫も遅くなってしまうが、
何よりも除草剤散布を避けることができるのが一番だ。



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