ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

この暖かさで・・・

2020-02-02 | よもやま話
昨年のうちには北海道から届いていた種ばれいしょ





すでに発芽状態だったので
すべて芽を欠いて保管していたのだが、
あれから2か月が経過。

この暖かさで御覧のとおり。





天気も回復してきているので、
直ぐ植え付けてやるからもう一寸待ってくれ~。

再度芽を欠いておかないと
このままでは養分が発芽に取られてしまう。







植え付けまでに
これだけ芽が伸びたのは初めてのこと。





種イモはシワシワの状態に。

休眠期間もとっくに過ぎてはいるが、
この暖かい今年の九州の冬に
春と勘違いしているに違いない。





ジャガイモ伝来の地「長崎」では、
古くから春と秋の二期作栽培が行われています。

種イモの更新は毎年一回秋作で行っており、
この春作の一般栽培は昨年秋に収穫した中から
自家取りした種イモを使用する。

秋作で用いる更新種イモは、
この北海道産の種ばれいしょだが価格が高価のため
今度の春作で一度増殖栽培するというわけ。

つまり、種ばれいしょを増殖して、
その子供である種イモを秋作で植え付ける。

その秋作の中から種イモ(孫)を自家取りして春作に回し、
春作で収穫したジャガイモはすべて出荷となる。

上手く言えませんが、
毎年この繰り返しになっているのです。

原原種イモ ⇀ 原種イモ ⇀ 種ばれいしょ ⇀ 種イモ ⇀ 一般栽培





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