ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

長崎精霊流し

2011-08-16 | よもやま話
♪去年のあなたの思い出が~

で始まるさだまさし作詞作曲の「精霊流し」。

 

長崎のお盆の風物詩で長崎市を始め、
長崎県内各地でお盆に行われる伝統行事で、
昨夜、激しい雨の中で行われた。

曲のイメージと異なり、爆竹や鐘の音、「どーいどい」の掛け声が交錯し、
初めて見る観光客にはよく「祭り」と誤解されますが、
あくまでも故人を追悼する仏教の行事なんです。

初盆を迎えた故人の家族が、
盆提灯で飾られた精霊船に故人の霊を乗せて海に流す。

とは言っても実際に海へと流されていたのは明治のころまで。
流し場である大波止には精霊船を解体する重機が待機し、
提灯や遺影などが取り外されると合掌の中取り壊される。

現在でも島原市、西海市、松浦市、五島市などでは、
実際に川面や海上に浮かべる名残が残っているところもある。

爆竹や花火の一晩の使用量は相当なもので、
精霊船が通った路上には爆竹や花火が散乱し、
清掃局が一晩のうちに綺麗に清掃してしまいます。

わが家の子供たちが小学生のころは
不発の爆竹や花火を夜のうちに拾い集めて喜んでいたよな。

すみません!
現実的な話でイメージを壊してしまいました。



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