ぽてと倶楽部

じゃがいも伝来の地 『長崎』
雲仙普賢岳の裾野に広がるじゃがいも畑。
ここ愛野町は北海道に次ぐ「ポテト王国」です。

ちょっと気になったコラム

2009-05-01 | よもやま話
『忘れ霜』(わすれじも)
晩春のころ、その年前半の最後に降りる霜。「別れ霜」ともいいます。
 
「八十八夜(はちじゅうはちや)の忘れ霜」ということわざがあります。
八十八夜は、「立春」から数えて、88日目のこと。

 ♪夏も近づく八十八夜~ ♪

と、「茶摘」にも歌われているように、
暑さも増してくるこのころに、最後の霜が降りることもあるのです。
 
でも、裏を返せば、八十八夜を過ぎれば、霜の心配はないということです。
そこで、昔は、この八十八夜を目安にして、種まきをしたといいます。
 
霜は、大気中の空気が凍ってできるもの。
ということは、夜間の気温が零度以下に下がるということです。
日中との寒暖の差が大きくなり、体調を崩しやすくなります。
 
でも、霜の美しさは、しばしば花にたとえられてきました。
季節はずれに咲く花を「忘れ花」といいます。
『忘れ霜』は、冷たい風が咲かせる最後の「忘れ花」ということになりますね。




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コメント (2)
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