先日所要で横浜まで出かけました。折角ですので関内まで足をのばし、「泉平」でも寄って行こうかと思いついたのです。ただ関内と桜木町は、こちら方面をよく御存じの方ならわかるでしょうが、一駅なのですが、状況が異なります。
それで、途中の新横浜の高島屋の売店で買うことにしました。新横浜に店があると知ってから、本店よりむしろこちらを使うことが多くなりましたた。1839年創業の江戸のいなり寿司の店です。3本入りのいなり寿司1人前を買いました。3本と言いましても1本が長いので、通常の6個入りと同じです。
さて道中の電車の中で読んでいた単行本が、山本一力の「銀しゃり」です。寛政の江戸深川に「三ツ木鮨」を構えた鮨職人・新吉が親方から受け継いだ杮鮨(こけらずし)の味と伝統を守るため日夜精進と重ねる話です。江戸職人の心意気を感じさせる山本一力の得意の職人話です。
なぜこの二つを取り上げたかと申しますと、こんな事があったのです。
店で午後7時までに召し上がり下さいと言われ、6時ごろから夕食をと思い立ちました。もちろんいなり寿司は冷めています。そこで本店に電話してみました。
事情を話して、レンジでチンしていいかと聞いてみました。
電話にすぐにでたのは、いかにも寿司職人といた感じの話し方をする人です。
彼の回答は、『レンジで温めるとといった事は、私どもでは言っていないんです。何故かと言いますと、あっためると酢が飛んでしまうからです』
理屈がわかったので、お礼を言って電話を切りました。
冷めたと言っても冷たいほどではなかったので、美味しく頂きました。
たまたま読んでいた本が鮨職人の本で、それでかどうか分りませんが、名物のいなり寿司が食べたくなり、たまたま電話を店に掛けたらすし職人出て、すし職人の話し方が聞けた夕刻でした。


いなり寿司とすしと鮨は、店の表示と単行本の内容に合わせて書かせていただきました。
それで、途中の新横浜の高島屋の売店で買うことにしました。新横浜に店があると知ってから、本店よりむしろこちらを使うことが多くなりましたた。1839年創業の江戸のいなり寿司の店です。3本入りのいなり寿司1人前を買いました。3本と言いましても1本が長いので、通常の6個入りと同じです。
さて道中の電車の中で読んでいた単行本が、山本一力の「銀しゃり」です。寛政の江戸深川に「三ツ木鮨」を構えた鮨職人・新吉が親方から受け継いだ杮鮨(こけらずし)の味と伝統を守るため日夜精進と重ねる話です。江戸職人の心意気を感じさせる山本一力の得意の職人話です。
なぜこの二つを取り上げたかと申しますと、こんな事があったのです。
店で午後7時までに召し上がり下さいと言われ、6時ごろから夕食をと思い立ちました。もちろんいなり寿司は冷めています。そこで本店に電話してみました。
事情を話して、レンジでチンしていいかと聞いてみました。
電話にすぐにでたのは、いかにも寿司職人といた感じの話し方をする人です。
彼の回答は、『レンジで温めるとといった事は、私どもでは言っていないんです。何故かと言いますと、あっためると酢が飛んでしまうからです』
理屈がわかったので、お礼を言って電話を切りました。
冷めたと言っても冷たいほどではなかったので、美味しく頂きました。
たまたま読んでいた本が鮨職人の本で、それでかどうか分りませんが、名物のいなり寿司が食べたくなり、たまたま電話を店に掛けたらすし職人出て、すし職人の話し方が聞けた夕刻でした。


いなり寿司とすしと鮨は、店の表示と単行本の内容に合わせて書かせていただきました。