新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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引越余話③ 「ハンカチを乾かす男」

2012-06-07 18:02:22 | その他
引越に関係はありませんが、ネットがお休み中に経験した面白いことを書きます。「ハンカチを乾かす男」です。

某日、ヨーカ堂に行ったと思ってください。トイレに入ると男性が手を洗っていました。ワイシャツの襟から入店証のプレートの青い紐が見えました。
私が用を足していると彼は出口近くのハンドドライヤー?で手を乾かし始めました。この手に人たちの中には異常なほど神経質に延々と手を乾かす人がいます。
私が手を洗い終わっても彼はまだ手を乾かしています。終わる様子がありません。彼はハンカチを出して手を拭きながら手を乾かしています。それからなんと、彼はハンカチを乾かし始めたではありませんか。私が待ちながら彼を見ているにもかかわらず、知らんぷりです。裏表、広げたり畳んだりしっかり乾かしています。

入店証らしきものから、さらに年齢から判断して3階の専門店の店長ではないかと思い、やっとトイレを出た彼を付けることにしました。
節電運動が一段落して、ハンドドライヤーがやっと使用できるようになったとはいえ、この長時間の使用。濡れた手をハンカチで吹けば濡れるのは当たり前です。しかし彼は十分ドライヤーで手は乾かしています。それなのに異常なほど長時間ハンカチまで乾かしてしまうのは、ちょっと許せません。潔癖症とはちょっと違いますよね。こういう人のカテゴリーはなんでしょうか。店が判明すればヨーカ堂に・・・と過りました。

さて、先回りして文房具売り場で待ち構えました。彼は時計売り場の辺をうろうろ。彼に気が付かれないように見張るのはびくびくです。中央エスカレーターにやっと近づいたので3階に上がるのかと思い、台所用品売り場から彼の後ろに回りあとを付けました。3階に上がり店に帰るかと思いましたが彼はそのまま4階の駐車場に。

会社の車で休憩時間中仮眠するのかそれとも何処かへ行くのか。駐車場までつけるのはさすがにやめました。
最近警察小説を読みふけっておりますので、ちょっとした尾行の気分を味わいました。
彼もおかしい人ですが、こんなことをしている私もたぶんヘンですね。
コメント
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