新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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引越余話② 「メーターの取り換えです」

2012-06-04 18:09:03 | その他
引越の少し前の事です。
東電の下請け会社と思われる会社から電話がありました。

『お宅の電気のメーターが交換の時期に来ています。工事予定は5月○日です』
なんとそれは引越の前週です。
『工事の翌週引越するんだけれど』
『かまいません工事はそのままやっておきます』

親切な私としては、一言告げてやらなくてはと思いまして、
『余計なことかもしれませんが、ここの賃貸古くなったので建て直しになるらしいよ。新しいメーター付けても仕方がないと思うけど』
『そうですかでも、規則で交換することになっていますので、取り換え工事をさせともらいます』
『親会社の規則でそうなっているのなら仕方がないけど、壊すのがわかっていてメーターを交換するなんて』
その日はそれで電話を切りました。

さて工事当日、作業員が来ました。
『見ての通り、残っているのはうちを入れて2部屋だけですよ。ほかは引越した後、だれも入居させていないようですよ』
8部屋のうち洗濯機のある部屋は2部屋しかありません。作業員にも事情は分かったようです。現実を理解したようです。

『今日は工事をやめます。会社に報告します』と帰っていきました。
もし私が状況を教えなくて、留守でもしていたら、機械的に交換工事をしていったでしょう。
そして解体業者が機械を入れて、新品のメーターは土埃の中瓦礫と一緒にトラックに、となったでしょう。

電気のメーターがいくらするかは知りませんが、総合原価方式で料金にはねかえってくるのでしょう。
コメント
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