新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

川面に舞う「アオジ」

2010-03-31 18:01:35 | 里の鳥
「アオジ」をよく見かけるのは、いつも出かけるダムの林道の斜面です。敵のほうが私を先に見つけるため、なかなか撮影できません。したがって山の鳥というイメージがありました。

で先日何時もの里山に出かけた時です。天気はいいのですがめぼしい鳥は居らず、河川敷の川に近い枯れ草の中で食事をすることにしました。枯れた葦の中にすっぽりと隠れるように座って、コンビニのおにぎりを食べ始めました。

すると向かい側の葦の茂みから黄色っぽい鳥が、ひらりと川面の出てきます。2mくらい飛んでまた茂みにみ戻ります。見える範囲で4箇所から鳥が出てきます。最初は川を渡れないのかとも思いましたが、成鳥がそんなことはないと気が付きました。何処から出て来るかと素早い動きで撮影は出来ませんが、双眼鏡で覘くとそれは「アオジ」でした。
こんな川の近くで何をしているのか、とりあえず葦にとまっている所を幾つか撮影しました。

そしてゆっくり食事をしていると、こちら側の岸からも何羽かの「アオジ」が同様に川面に出て行ってまた戻ります。
彼らの行動をじっくり観察してその行動の理由を見つけました。

川面の上をゆっくり吹く風に乗って「カゲロウ」等の羽虫が飛んできます。白い羽が日の光に映えて、それは綺麗な動きです。そんな意識で川面を見ていると結構羽虫たちが飛んできます。それを狙って「アオジ」がヒラリと食べに出るのです。見事に空中でキャッチします。空中で銜えるところも見えます。
キャッチの様子の撮影にトライしましたが、出来ませんでした。
また一つ鳥の生態を勉強しました。


50%トリミングしました。


こちらはノートリです。
コメント
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