新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

「アカボシゴマダラ」だった!!

2008-07-30 18:34:33 | 生き物たち
昨日の激しい夕立のあった翌日、晴れたので鳥が羽を乾かしていないかと「コジュケイ」退いた公園に出かけました。そんなうまい話はなくて、鳥がいません。
でなんとなく蝶を撮影しました。「ゴマダラチョウ」かと思いましたが、赤い模様が気になりました。



どうも「アカボシゴマダラ」のようです。問題のあるチョウのようです。

『Wikipedia』に詳しく説明されているので、その抜粋を紹介します。
日本国外では、ベトナム北部から中国、台湾、朝鮮半島まで分布する。日本には、もともと奄美大島とその周辺の島々だけに固有の亜種が分布する。

しかし1995年に埼玉県秋ヶ瀬公園などで突如として確認された。この埼玉での発生は一時的なもので終わったが、これに続く数年間には神奈川県を中心とする関東地方南部でも本種が多数発生・定着するようになり、毎年分布を拡大していることが報告されている。2006年には東京都内でも発生している。
自然の分布域から飛び離れていることや、突如出現したことなどから昆虫マニアによる人為的な放蝶(ゲリラ放虫)の可能性が高いといわれている。このように、典型的な外来生物であるために、もともと類似環境に生息するゴマダラチョウと生態的に競合するのではないかという危惧もある。


かなり問題です。競合だけでなく交配による新種の出現や、遺伝子の変異も心配です。カミツキガメやワニガメ、ブラックバスなどの問題と同様の心配があります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする