新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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おかしな安全点検

2008-07-02 18:12:17 | その他
久しぶりの梅雨の間の晴れ間です。出かけようと考えていましたが、馬鹿な用で中止です。

それは、「関東電気保安協会の電気設備安全点検訪問」のお知らせがあったからです。今日の12時半から14時の間に来るとのことでした。

従来から私はこの手の点検、例えばガスなど可能な限り立ち会うことにしています。ですから今日も、外出はやめて一日万華鏡を作っていました。

13時過ぎに年配の調査員が来ました。外のメータをコイルリングの機械でちょいちょいとかざして「漏電はありません」。1分もかかりません。それから玄関の中のブレーカーのカバーを外し、ちょいと見て「異常ありません」。合計2分もかかりません。電気について相談事は無いかと聞くのでないよと答えると、手元の端末に我が家の検査結果の数値を入力して帰ろうとしました。

「私のサインかなんかは要らないの」すると「サインはいりません」と返事がありました。

それでなにかおかしいと感じたわけです。訪問面談の証拠となる、お客様のサインが不要なら、私が居なくてもいいことになります。
そこで、「じゃあ私が不在だったらどうしたの」と聞くと、「不在でしたら、メータのところをチェックして、点検の結果を紙に書いて入れていきます」との返事でした。
この紙とは、(電灯設備)→(異常は認められません)・(不具合あり)に丸をつけるだけのものです。

漏電の危険性は十分理解をして居りますが、外出を中止して待っていたお客様に対して、「留守ならメーターの所を点検(ちょちょいと、検知器で撫ぜて)その結果を紙に書いてポストの入れておきますから」と、あっさり言われては点検に立ち会おうと待っていた人間からすると聞き捨てなりません。立ち会う必要がまったく無いからです。

「4年に一度ですからお願いします」と言われても「次回は知らないよ、留守でもいいんだから」と言いたくなります。
こんなことを関東全域で、人手をかけて行われているのです。もっと簡単で、正確で人手をかけない検査が出来ないものかと思います。関東全域でものすごい人件費が発生していることになります。
コメント
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