作雨作晴


日々の記憶..... 哲学研究者、赤尾秀一の日記。

 

紅茶の種を蒔く

2013年04月10日 | 農事

 

2013年平成25年4月10日(水)晴れ

 

午前中から共同作業があり逢坂峠の山林に入る。東海道自然歩道沿いにあり、山を超えると北は亀岡、南は高槻方面に通じているという。ここからはふだん山畑から見るよりもさらに高い地点から京都の市街地を眺望できる。近隣でも、あまり出掛けないから、まだ知らない場所、はじめての場所は多い。

畑に杭として使うために檜林から檜を切り出す。電動ノコギリを使わず、手作業の切り出しのため体力は使う。切り倒した檜の青い葉が美しい。かって高級木材だった檜を畑の杭などに使うのはもったいない気もする。もっと有効活用する方法はないものか。

ただ惜しむらくは、昔の日本人の残した美しい檜林が、国内産木材の需要の低迷や林業の後継者問題、その他拙劣な行政の結果として、次第に荒れつつあることだ。こうした現実について、多くの人の、とくに都会生活の方々も気に留めてほしいと思う。都市も国土山林の保全と決して無関係ではないのだから。私も微力ながら自分に出来ることから少しずつでも実行して行きたいと思っている。

昼を済ませて二時半頃まで作業。終了後、山畑に降りて、先日ようやく用意した畝に紅茶の種を植え付ける。無事に育つかどうか、日本茶の時はほとんど芽を出したが、紅茶は全滅してこれで二度目の挑戦。

 

 

 

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