日本人は凄いという内容の本やテレビ番組をみて喜んでいるとアホになる(ハフィントン・ポストの記事より)
お釈迦様からヴィトゲンシュタインまで、優れた洞察力を持つ人物にはウツ気質がつきものです。
また、十代で大学を卒業するような天才には、世をはかなんでしまう人も多いとも聞きます。
しかし、このような傾向があるとして、理由はあるのでしょうか?
例えば、ある男性がある女性を好きになったとします。
頭のいい勉強熱心な人なら、この情熱を解明してみたくなるでしょう。
生物学的に考えるなら、単に子孫を残すための本能的欲求が姿を変えたものに過ぎないと言えそうです。
数学的に考えるなら、他に好みの女性に出会う確率を割り出して目移りしてしまうかもしれません。
心理学的に考えるなら、愛など自己投影の一種「アニマ」に過ぎないと考えることもできます。
何かを分析するということは、手品のタネ明かしをしているようなものです。
タネがわからないうちは面白く見れたものも、分かってしまえば「なんだそんなことか」と冷めてしまいます。
悩み事なら解決できていいですが、自分自身に向けすぎると自己否定につながります。
それなら、あまり考えすぎず気持ちの赴くままに楽しんだ方がずっとお得です。
お得なのですが、やっぱりそればかりではアホになってしまいます。
上記事にあるとおり、僕自身、日本が素晴らしいと自己満足にひたるのも気持ち悪く思うタイプです。
かといって、日本を他所事のように批判していれば知的な良心派を気取れる風潮も嫌いです。
心はホットに頭はクールに自分達の国のこれからを考えていければ、それが理想です。
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