Are Core Hire Hare ~アレコレヒレハレ~

自作のweb漫画、長編小説、音楽、随想、米ラジオ番組『Coast to Coast AM』の紹介など

狐と狸の化かしあい

2014-01-26 22:42:50 | コラム

中山千夏が断言「男は女性差別者、女はマシな人間」(探偵ファイルの記事より)

普段よりいやらしいビデオに出演してくれている素人(?)の女性達には感謝の念が絶えません。
が、ふと我に返る瞬間があります。
彼女たちはこの先まっとうに生きていけるんだろうか、親や兄妹は悲しんではいないか…

いわゆる「賢者モード」というやつです。

そもそも若い女性にとってこういったビデオに出演することは一種の自傷行為という面もあります。
親からの愛情を受けずに育った、彼氏に振られた…そんな自暴自棄な理由で出演する方も多くいます。
間接的とはいえ、観ている人全てはそれに加担しているのと同じです。

しかし、皆、良心の呵責を感じながらも、どこかで割り切っているのです。
男性なら誰しも通る道です。
それを「女性差別」というのなら世の男性は多かれ少なかれ差別主義者です。

ですから、多くの男性にとって女性には二通りあります。
「付き合いたい女性」と「ただ関係を持ちたい女性」です。
ひどいことだとわかっていても、AV女優や風俗嬢などは後者のグループに入れて割り切って楽しむことに慣れています。
関西芸人の世界ではそれぞれを「マジタレ」「カキタレ」という用語で呼ぶくらいです。

世の女性は、男性の誰もが持つこういう差別的な面を忘れてはいけません。
やたらとモテる女の人も、その実、ただ軽い女と見られているだけかもしれません。

ただ、古典落語の昔から、遊女に恋する男性というのも多くいます。
そういう男性ならそもそもこのような割り切りはせずに済んでいるでしょう。

所詮、男と女は狐と狸の化かしあいです。
女性だってそんな男性の心理を巧みに利用して「責任とって」とせまることだってあります。
そういう意味では世の中よくできていると思わなくもありません。

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※web小説‐伝承軌道上の恋の歌‐初めから

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