統一地方選 元グラドル(29)が八戸市議選挑戦 藤川優里氏と美人対決 (スポニチの記事より)
さて、今週末は市区町村の統一地方選です。
自治会の仕事でそういうつながりもある母から興味深い話を聞きました。
「うちの市なら市議会議員は1000人確実に投票する人がいれば当選できる」
これは僕にとっては少し驚きでした。
僕の住む自治体はまかりなりにも人口20万を超える地方都市です。
そこを代表する議員がたったの0.5%の人数の得票で受かってしまうのです。
(未成年の数を無視したとても大雑把な数字です)
しかし、いくらなんでも1000票というのは少なすぎる気がします。
ですけど、都会に通勤して仕事をしている大半の人たちにとって地元の政治なんてわかりません。
なので投票率が低い上、投票する人ですら無党派層はくじ引きくらい適当に選んでしまいます。
それで、めぼしい候補には均等に入ってしまい、確かな1000票の差が決定的な差になるというわけです。
さて、同じことは国の政治や他の色んな事にも言えると思います。
ごくごく少数に見える集団でも、大多数の無関心な人たちばかりの社会の中では、その数以上に存在感を発揮するのです。
しかし、この熱心な少数の集団が、その他大勢の人たちの事を考えてくれるとは思えません。
放っておいたら知らないうちにとんでもないことになっていないとも限りません。
なので、やっぱりそれなりに自分で調べて投票しておくことをおすすめします。
民主主義は市民一人ひとりが責任を負うとてもめんどくさく過酷な制度ですので。