さて、一家の台所を預かる主婦や全国の和菓子ファンを悩ませるのが日々のお煎餅選びです。
その一方で、多くが「どれも似たようなもんだろ」と惰性で選んでしまっているのも事実です。
そしてだんだんとマンネリになっていき、お煎餅を嫌いになってしまう方もいます。
また、我々和菓子好きは洋菓子派の心ない中傷とも日々闘っています。
「なんか年寄り臭くない?(苦笑)」
「なんでお菓子なのに醤油味なの?(嘲笑)」
「煎餅なんてガラパゴスなお菓子は、僕の住む西海岸じゃ全く評価されてないよ(意識高い系)」
そう言った意見に押され、自分の煎餅選びに自信が持てなくなってしまった方の声も多く寄せられています。
しかし、本来お煎餅は日本人なら毎日欠かさず口にしたいもの。
だからこそこだわりたい、そんなご要望に答えて今回は「今さら聞けない!後悔しない煎餅選び」をご紹介します。
注:選出するにあたって近所のスーパーで気軽に買えるものに限定し、サラダ味や揚げ煎餅は個人的な好みにより外しています。
第三位
関口醸造さん『お醤油屋さんが作ったおせんべい うす焼きミックス』
残念ながらそのものの画像を見つけられませんでした。
銘の通り、お醤油の豊かな味わいが楽しめるお煎餅です。
比較的小ぶりで薄く軽い食感で、ちょっと口寂しい時に最適です。
これがあると、ご家庭のお菓子専用カゴの安心感がまるで違います。
第二位
亀田製菓さん『技のこだ割り』
一見して「割れてるB級品じゃん」とそう思った方もいるかもしれません。
しかし、これはコクの深い特製の醤油をお煎餅深くまで染み込ませるための「こだわりの技」なのです!
やはり米どころ新潟に本拠地を構える亀田製菓さんだけのことはありますね。
第一位
ひざつき製菓さん『城壁』
その名の通り、堅牢な城壁のごとく白くぶ厚いお煎餅です。
なめらかな表面とパリっとした軽ろやかで確かな食感は、新しいお煎餅の境地を開いたといって過言ではありません。