Are Core Hire Hare ~アレコレヒレハレ~

自作のweb漫画、長編小説、音楽、随想、米ラジオ番組『Coast to Coast AM』の紹介など

英語の表現に見るお国柄

2015-04-01 21:39:31 | コラム

日本人は人を罵る時でも「汚い言葉」を使わない。 人を罵る語彙が非常に少ないため(Infoseek ニュースの記事より)

さて、日本語について上記事のようなことはよく言われます。
間に150年の内乱を挟んで千年近く軍事政権が続いた根っからの戦闘民族の割に不思議です。

逆に、一番罵倒表現が多いのはどこでしょうか?
一説にはセルビア語だそうで、やはり昔から紛争が耐えない地域はそうなるようです。

言葉はお国柄をよく表すものです。
日本語に自然の表現がべらぼーに多いのにも、日本人の世界観をよく表しています。

さて、趣味で英語を勉強していていて思うことがあります。
それは、英語を使う人たちは、せっかちな人が多いんじゃないかということです。
というのも、とにかく「我慢できない」「耐えられない」という表現が山のようにあるんです。

高校でも習う
・be tired of
やそのさらに強い表現の
・be sick of
他にも
・be fed up with
・have enough of
口語表現では
・can't put up with
・can't stand
・can't take it (any longer)    
などが特によく使われます。
TOEICのスコアが残念すぎる僕でもざっとこのくらいは思いつきます。

でも、これは悪いことばかりではありません。
これだけ我慢強くない国の人は、やっぱりなんとか楽をしようとするようです。
その結果、英語圏の人達はイギリスでは産業革命を起こしアメリカでは特許数ダントツの世界一と、やたらと発明好きになりました。 

麻雀漫画『哲也』の名言「怠惰を求めて勤勉に行きつく」とは彼らのためにあるような言葉です。

コメント
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