夢と希望と

そして力と意志と覚悟があるなら、きっと何でも出来る。

どんな敵なら釣り合いが取れるのでしょうか。

2015-03-31 | 中身
 4月11日から、このようなものが配信されるとの事。
 聖闘士星矢は子供の頃から大好きで、確実に私の礎の一つとなった作品です。玩具も当時から聖闘士聖衣大系をお小遣いの限り買い揃え、兄や弟と闘わせ壊し合ってそれはもう楽しく遊んだものです。成人してから聖闘士聖衣神話シリーズという大系のリニューアル版が展開され、これは全種類揃えて、やはり弟と壊し合い遊びました。更にはスタイリングと可動性能を強化した聖闘士聖衣神話EXなんていうのまで発売され、これもまた遊び倒しています。
 本編は冥界編がOVAとなり、天界編が尻切れ蜻蛉気味になったり色々とありましたけれども、聖闘士星矢という作品に消えない大きな汚点を残しやがりましたのが、少し前に放送されていました聖闘士星矢Ωです。脚本が兎に角ずば抜けてゴミで、それ以外にも褒められる点がほぼ皆無。中川翔子がアテナたる城戸沙織を演じるとか悪い夢で、威厳も気品も欠片もなく、まさに名作の看板に泥を塗る所業。あれを最終話まで眺めるのは、寛大寛容なること菩薩の如しな私をしても至難の技でした。聖闘士の闘いは誇り高くタイマンが大前提ですのに、事ある毎に「ここは力を合わせましょう!」とかほざいて袋叩き戦術を提唱しやがる鷲座アクイラのユナは、あいつ本当に聖闘士としての資格を剥奪し、未来永劫鬼畜にも劣る賊の烙印を押すべきですよ。
 まぁ聳え立つクソことΩはさておき、先立ってはフルCGによる劇場版、レジェンドオブサンクチュアリなんてものも公開されました。聖闘士星矢において最も盛り上がり人気を博した聖域12宮の闘いを、しかし2時間にも満たない時間に圧縮するのは流石に無理があり、消化不良が著しく原作ファンとしては納得の行くものではありませんでした。あれはアレで映像表現として面白かったので、クソだとまでは言いませんけれどもね。

 さて、そんなこんなで昨今の聖闘士星矢関連のニュースは玩具系以外はがっかりな事が多かったのですが、ここにきて冒頭の展開。あの黄金聖闘士12人が、アスガルドに!嘆きの壁の直後という事で、童虎も若返ってますしアイオロスまで居ます。フルメンバー勢揃いでの戦闘なんて、ワクワクするなと言う方が無理というものです。
 勿論個人的には蟹座キャンサーのデスマスクがどんな活躍をしてくれるのだろうという点に最大の期待をしていますけれど、黄金聖闘士12人をメインに据えるからには当然描かれるであろう人間関係も目が離せません。しかもなんと、どうやら黄金聖衣が神聖衣になるというのですから、これは敵に心底同情するレベル。公開されている獅子座・牡羊座・乙女座の神聖衣を見れば、蟹座や我が星座であるところの双子座にも当然夢が膨らみます。
 いやはや、配信当日が待ち遠しくてたまりません。……まぁ解ってはいるのです。私は大抵の場合買い被りが過ぎる傾向にあり、その性情によってこれまで何度も肩透かしというか失望を味わって来ました。それでも、だとしても。せめて一度は期待をかけてみなければ、世界は閉じてゆくばかりだと、私は考えるのです。


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