パズドラ。

　最近始めたゲームの一つに、「パズル＆ドラゴンズ」という物があります。これはiosとandroidに対応した、要はスマートフォン用のアプリケーションです。アプリそのものは無料で、有料の要素もあるという、まぁ近年良くあるオーソドックスな造りですけれど、これがなかなか良く出来ていまして、完全に無課金で楽しませて貰っている次第。
　どんなゲームかと言えば、手持ち5体にフレンド枠１体の合計６体のモンスターを手駒としてドロップ消去系パズルでダンジョンを踏破していくという代物。モンスターには個々に設定されたパラメータとスキルが存在し、これらを成長させつつ他のモンスターと組み合わせる事で、様々なプレイスタイルが可能となります。更にリーダーとして指定した１体とフレンド枠の１体はリーダースキルという特別な能力も発動しますので、これを活用するか否かで難易度は劇的に変化します。
　まぁ言葉ばかり羅列しても、なかなか伝わりませんよね。例えば私が９割方リーダーにしているのが、コレです。

　エンシェントドラゴンナイト。こいつはパーティの全ドラゴンの攻撃力を2.5倍にするというリーダースキルを所持しています。このままでもそれなりの火力は保証されますが、真価を発揮するのはフレンド枠でもエンシェントドラゴンナイトを選んだ時です。リーダースキルは重複しますので、手持ちのドラゴン系は2.5倍の2.5倍……つまり6.25倍の攻撃力となる訳です。元々ドラゴン系は攻撃力に優れる個体が多く、それが更に6.25倍にもなれば大抵の敵は１ターンキルが可能ですし、ボスであろうと何もさせずに葬り去ります。というか、火力特化ですから敵にターンが回るとほぼ終わりという、殺すか殺されるかの実に私らしいパーティ。

　ただし当然ながら、火力一辺倒では攻略困難な敵というのも存在します。ドラゴン6.25倍の攻撃力でも殺しきれない防御力と、こちらが攻撃されたなら一撃で仕留められてしまう威力を備えたボスというのも居る訳です。そんな時には、こいつ。

　大海の歌姫セイレーン。これのリーダースキルはHPを自身の回復力の3倍、毎ターン補給するというもの。私のセイレーンの場合、毎ターン1569回復する事になります。攻撃力は低いにしても、1ターンに受けるダメージがこれ以下ならば、どうやっても死なないのですから、いつかは勝てるという持久型です。
　しかし序盤ならばいざ知らず、中盤以降ともなれば敵の攻撃力が2000や3000は当たり前。じりじりと削られて死ぬだけとなりますが……そんな時こそ、フレンド枠を活用するのです。一例としては、敵の攻撃には全て属性が付与されている事を利用して、属性軽減系スキルを持つフレンドモンスターを指定する戦術があります。

　この冥界神インフェルノハーデスならば、闇属性攻撃を6割カットしますから、本来3000ダメージを受けるような闇属性の敵からも1200で済む事になります。ダンジョンによって出現する敵の属性は偏りがありますから、臨機応変に耐性を付与する事で生存率は大きく向上するという寸法。
　とはいえ、この属性軽減も盤石ではありません。数万のダメージを与えてくるような超強敵に対しては６割カットさえも焼け石に水、受ければ即死となります。そんな時はどうするのかと言えば……私は所持していませんけれど、ヤマタノオロチなどの「HPが一定割合以上残っている場合、致死ダメージを受けてもHPが1残る」系のリーダースキルを持つフレンドとセイレーンを組み合わせます。これにより、攻撃を受けてもスキル発動によりHPが1で持ち堪える→セイレーンの自動回復で再びスキル発動条件を満たすという永続展開が可能になり、死なない以上はいつかは此方が勝つという通称ゾンビ戦術が成立するのです。

　と、いう感じでこのゲーム、パズルの腕前もあればあるに超した事はないのは無論の事ですけれど、それ以上にモンスターとスキルの組み合わせを探り、成長する事に醍醐味があると私は認識しています。有料要素である魔宝石も、キャンペーンやら通信障害のお詫びやらで結構気前よく運営がバラ撒いていますので、使用するタイミングを見計らえば無課金であっても私程度には手駒を揃えられる筈。
　強力なフレンドの存在は私にとっても大助かりですので、興味を持たれた方は是非一度、お試しになられては如何でしょうか。

ちなみに、遊ぶのであればこちらのサイトがどちらも非常に役立ちます。
パズル＆ドラゴンズ非公式wiki
http://www18.atwiki.jp/pazdra/
パズドラ ゲリラ 時間割
http://pad.zap.jp.net/

無限の欲望と有限の時間。

　相も変わらず日々慌しく、それにも関わらず色々なモノに手を出して、元より乏しいリソースが更に逼迫するという、完全に自業自得な生活を送っている訳ですけれども……今度はコトブキヤのフレームアームズにも触りだしてしまいました。“白皙の魔鳥”フレズヴェルク=アーテル、もう名前からして極めてアレな感じですが、そのフォルムもまた個人的な嗜好をクリティカルに突いてきます。
　まぁコレ一つで終れば特に問題はありません。しかしこのシリーズ、四八式一型　輝鎚・甲やらラピエールやら他にも弄りたい機体がありますし、そもそも組換えてオリジナル機体を造るのが真骨頂ですし……有り体に申し上げるなら、墓穴を掘った感触がしまくり。
　とは言え、とりあえず今更禁欲と節制なんて糞食らえですので、「私は!!!私が想うまま、私が望むまま!!!!邪悪であったぞ!!!!!!!!」と死に際に言えるように頑張りたいと思います。

あかつき村。

　まぁそんなこんなで零時にダウンロードして、どうぶつの森で遊んでいます。巷ではパッケージ版は瞬殺、ダウンロードカードさえ売り切れる勢いだとか。いやはや圧倒的とはこの事ですけれど、肝心要の内容の方はと申しますと……これがもう、素晴らしい楽しさ、面白さです。
　女子供向けのぬるいゲームだなどと誤解している方もいらっしゃるようですが、とんでもない。これは中学二年生以外の全ての方に、自信をもってお勧めします。

とびだせどうぶつの森。

　最近発売された「選択が未来を紡ぐRPG」とやらが、実際には「地道に借金を返済するRPG」だったのは記憶に新しい所ですけれど、借金返済という点においてはテイルズ如きが束になっても到底及ばぬ先達が存在します。そう、「どうぶつの森」シリーズです。
　このシリーズに登場するキャラクターの一人「たぬきち」、こいつはカイジの兵藤会長に勝るとも劣らない敏腕怜悧な金貸しでして、ただの雑貨屋から不動産王にまで成り上がり、しかもその経営資金のほぼ全てをプレイヤーから徴収するという恐るべき狸。こいつに借金を返済する為に、プレイヤーは魚を釣り虫を捕り、カブ取引を行い美術品の売買に手を染めたりする事に。

　……まぁこういう書き方をすると奴隷労働を強いられるゲームのように聞こえるかも知れませんが、実際の所は非常に自由度が高く、味わい深い素敵なソフトです。今日、ダウンロード版のカードを購入してきましたし11月8日が楽しみでなりません♪