夢と希望と

そして力と意志と覚悟があるなら、きっと何でも出来る。

良い意味で斜め上。

2009-05-31 | 中身
 逆転検事と勇者30が、どちらも予想以上に良作で実に結構な事です。入院後半の退屈極まりない時期に、コレで遊べたなら更に良かったのですけれど、なかなかまならないモノですね。あの期間は体感的には元気極まりないのに肝機能が低下しているから身体を大きく動かしてはいけない等という拷問じみた状態でしたので、こっそり朝晩に站椿を行う以外はひたすら横になったまま、専らコトブキヤ系のパーツ数が無駄に多いプラモデルを素組しまくるという非生産的な日々を送っていました。
 ライデンとかEx-Sガンダムを買ってこいと言ったのにフェアリオンやらGNアーチャーやらを買ってくる愚弟に、こんなのでは時間潰しにならないだろうと蹴りを入れました所、「このまま死なれたら遺作になる訳で、そうなるとライデンよりフェアリオンの方が俺は嬉しい」とかほざきやがりましたので、おもむろに枕元に呼び寄せて頭突きをかましたり、本当に不毛な毎日で……と、まぁプラモデルの素組も携帯ゲームも、非生産的な事に変わりはないですね、冷静に考えると。
 無駄なことを無駄と知りつつ実行し、無駄を楽しんでこそ文化人というモノだ、と教わりましたけれど、うん。私もコレで結構なかなか文化的なのかも知れません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

帰還報告。

2009-05-27 | 中身
 そんなこんなで色々ありましたけれど、とりあえず帰還いたしました。外出先は、まぁコレが病院というヤツでして、有り体に申し上げると入院していた訳です。心身共に頑健無類な事だけが取り柄のような私としては面目次第もなく、まさに鬼の霍乱ですね。
 医者が言うには、ウイルスが体内で悪さをして肝機能障害を起こしていたというのですけれど……お酒も煙草も嗜まない私が肝機能障害とは理不尽極まりなく、そしてその理不尽さこそが実に味わい深いなぁ、等と40度の熱を出しながら噛み締めておりました。
 珍しく数日に渡り高熱が出まして、とりあえず餅は餅屋という事で医者にでも行ってみるか等と思い立ったのが19日の事。新型インフルエンザと疑われたりしつつ血液検査を行ったところ、ASTとALTとやらいう数値が700を突破していまして、即座に入院しろと命じられる始末。まぁ突然入院とか言われても此方にも都合というモノがありますし、入院しないと死ぬとか言われても、それならまぁソレが天寿というヤツでしょう等とほざきながら帰宅し、準備などを行って……なんやかんやありまして、今に至る次第です。
 ちなみに、勿論完治しましたので何も問題はありません。元々の基礎体力は高いですし、自己増殖能力さえ備えない生物モドキにいつまでも己の体内で好き勝手を許すような私でもありません。最初の数日は死の裾あたりが見えたかな、なんて感じる瞬間もありましたけれど、後半は完全に予期せぬ休暇状態で、それなりに楽しんできました。

 それにいたしましても、やはり同じ死ぬなら闘って喰らわれたいものだと実感しました。床の上で衰え、穏やかに死ぬというのも一つの道ではあるのでしょうけれど、私のように粗野で野蛮で性急で短慮で文化的素養のない輩には耐え難いモノであるように思います。
 私が様々な物事において短期決戦を望むのは、短期決戦が得意というより長期戦に耐え得るだけの持久力と忍耐に欠けるからだと指摘した兄は、とっくに短期決戦を終えて他界しやがりましたけれど……まぁどんな事も、短所を補うより長所を伸ばした方が成果がでるモノですよね、きっと。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お知らせ。

2009-05-20 | 中身
 とある事情により、これより一週間ほど自宅を不在にします。
 メールチェックも不可能になりますので音信不通になるのですが、どうかご心配なく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マリ・カザマツリ専用シナンジュ改

2009-05-12 | 中身

型式番号 MSN-06V
所属     -
開発    アナハイム・エレクトロニクス社(マガツ・ファクトリー)
頭頂高   22.6m
本体重量 38.4t
ジェネレーター出力 36,270kW
スラスター総推力  1,350,900kg
センサー有効半径  52,300km(推定)
フレーム材質    竜鋼
装甲材質       GND合金
武装          頭部固定バルカン砲×2
             ビームライフル×1
             ビームサーベル×2
             ビームアックス×2
             グレネードランチャー×2
             アンチビームコーティングシールド×2
             斬艦刀×1
搭乗者       マリ・カザマツリ

機体解説

 MSN-06Vシナンジュ改は、ユニコーン計画の一環としてアナハイム・エレクトロニクス社が開発した試作MSであるMSN-06Sシナンジュをベースに用い、マリ・カザマツリ専用にチューニングされた宇宙空間用高機動MSである。一年戦争において彼女に提供されたグフカスタムは、MSという新兵器における可能性と対処法の模索を目的とした技術実験の寄せ集めであり、結果的に高性能ではあっても安定性に欠ける代物であった。本機はそれらの実験結果から獲得した成果を結実させた機体であり、マンマシンインターフェイスの改善や機体剛性の向上は言うに及ばず、総合的に完成度の高い人型機動兵器を目指して建造された。
 戦域が広大で遮蔽物に乏しい宇宙空間戦闘においては、たとえそれがミノフスキー粒子散布下における有視界戦闘であっても、機体の機動性がその勝敗を大きく左右する。その機動性を向上させる為の礎として、本機は以前のグフカスタムと同様左右の大腿部に各一基のミノフスキー・イヨネスコ型熱核融合炉を増設しているのだが、同様の構成ながらその出力はおよそ9倍にも達しており、同時代の他のMSと比較しても桁外れの数値を叩き出している。これは単に三つの核融合炉を同時稼働させているのではなく、それらを完全に同期させて増幅させる「トリプル・ツイスター・ジェネレーションシステム」による物で、本機の大きな特徴の一つである。これによってもたらされる莫大なパワーはバックパックの高出力ジェネレータに蓄積され、ユニット内部でエネルギーフィールドを発生させ、それによって生じる反発力を推進力として用いる事を実現している。プロペラント(燃料)を使う従来のスラスター類と異なり、基本的に電力のみで稼働するこのシステムは加速の際に推進剤が不要な為、推進剤切れによる加速時間の制限が存在しない。無論、パイロットが制御可能な限界速度というものは存在するが、理論上は亜光速にまで加速する事も可能とされている。
 なお本機がバックパックに装備しているプロペラントタンク状の物体は、トリプル・ツイスター・ジェネレーションシステムに必要不可欠なエネルギー整流装置であり、これを破壊されると機体の出力は三分の一、推進力は十分の一にまで低下してしまう。重要な機構である為、単なるプロペラントタンクに偽装された上でアンチビームビームコーティングが施されてはいるが、本機の数少ない弱点の一つであり、厳重に秘匿されるべき情報である。

装甲解説

 本機は全装甲に希少なGND合金を採用し、堅牢さと重量を両立させているが、特筆すべきはフレームの材質にこそある。竜鋼と称されるこのレアメタルは生命体の意志に反応して強度・特性を変化させるという特異な性質を備えており、MSの建造材として用いた場合、サイコフレームと同等以上の性能を発揮するのである。パイロットに闘志が満ち溢れる程に機体の操作追従性は増し、あたかも己自身の身体の如き感覚を得られる。極限まで同調し鋼我一体の境地に達したならば、MSに搭乗したまま魔導術式の行使さえ可能とされている。
 更に竜鋼のもう一つの特性として、「思念増強・放出」が挙げられる。これは使用者の意識を増大して周辺の空間に満たすという物で、製造元のマガツ・ファクトリーが「我王界」と称する一種の超知覚領域の形成が確認されている。「我王界」とは領域内における全ての事象に対して、完全な知覚と先読みを可能とする思念闘争術の一種であるが、副次的な作用として他者の思念への強烈な干渉が特徴とされる。即ち、有効範囲内においては敵味方を問わずサイコミュ誘導兵器を強力に妨害するという性質を発揮するのである。強い精神感応力を持つ人間、特にニュータイプと呼ばれる者達にとっては、この領域に侵入する事自体に強い不快感を伴うとされており、サイコミュ誘導兵器によらない接近戦においても、幾分かのアドバンテージになると想定されている。
 上記のように良い事ずくめにも見える竜鋼フレームだが、これにも実は欠点が存在している。搭乗者の思念に応じて強度・特性が変化するという事は、搭乗者の精神的なテンションによっては機体の維持さえ危うい程に弱体化する可能性もある、という事でもある。適当に乗り込んでスロットルを全開にすれば早くて強い、といった機体では無く、搭乗者には強靱な意志が継続して求められる。

武装解説

 ビーム兵器の技術が一般化して信頼性が向上した事により、本機も基本的にはベース機であるMSN-06Sシナンジュ同様にビーム兵器を主体とした武装を備える。あり余るエネルギーはビームライフルの威力・連射性の向上を実現し、ビームサーベルとビームアックスの出力も大幅に増している。
 実体兵器としては、必要に応じて様々な砲弾を使用可能なグレネードランチャーをライフルとシールドに装着する他、制作元が斬艦刀と呼称する巨大な実剣が用意されている。これは全てが竜鋼で造られた代物であり「充分な技量と気迫が伴えばコロニーレーザーさえ斬り裂き、ソーラ・レイさえ跳ね返す」とされているが、無論そんな実験をした者は存在しない為、現時点では与太話の域を出るものでは無い。しかし現実的に、その質量と切れ味が確かな物である事もまた事実であり、Iフィールド等に一切影響を受けない信頼性の高い武装としての存在価値はある。
 しかし本機の最大の武器は、竜鋼フレームの採用により実現された「搭乗者が所有する特殊個人スキルのMSレベルでの行使」であろうと制作者は予測している。

 


その他解説

 最先端のMSであるMSN-06Sシナンジュの設計図を元に、失伝技法である竜鋼を蘇らせ文字通りの意味で骨格として、数多くの研究者に寝食を忘れさせて生み出したトリプル・ツイスター・ジェネレーションシステムやミノフスキー・ドライブシステム等の革新的な技術を惜しげもなく注ぎ完成した本機は、非常に強力なMSである。視認困難な超高速で戦域を駆け、高威力ビームライフルで狙撃し、高出力ビームサーベルで斬り裂き、接近するだけでニュータイプを嘔吐させ、斬艦刀で叩き斬れない物は無い。構造は基本的に堅牢であり、推進剤が尽きる事もなく、操縦性も格段の向上を遂げている。単騎で戦局を左右する事も可能とさえ思わせる、出鱈目なスペックである。そして、それこそがこのような機体をマリ・カザマツリに提供したマガツ・ファクトリー、すなわち血華傭忍衆の二つの意図を示している。
 一つは、以前グフカスタムにおける技術実験で多くの有用なデータをもたらした、マリ・カザマツリへの報酬としての意味合い。不完全で危険極まりない物を押しつけ、膨大なデータを収集したからには、その結果として得られた果実を受ける権利もまた与えねば筋が通らない。傭忍衆等という時代錯誤も甚だしい者達の、「貸した物は取り立て、借りた物は相応の利子を付けて返す」という最低限度の道理の履行である。
 そしてもう一つは、「最強のMS」という存在そのものへの、不信。現時点において最強と呼んでも過言ではない本機MSN-06Vシナンジュ改だが、これを駆って戦場で争う事は、それに適した者に任せれば良いという思考である。どれだけ強力なMSであろうと、パイロットを暗殺し機体は格納庫において破壊したならば事は足りるのであり、なにも正々堂々と正面からMSで勝負を挑む必要は無い。MSに関する知識は必要であるし、それを建造し操縦する技術を習得しておく事も不可欠ではあるが、MSによる決闘に拘泥しては仕事にならない。要不要を見極め最適解を導き仕事を達成する上で、「最強のMS」は必要無しというのが血華衆頭領スズカ・マガツの判断であった。
 以上の理由から、本機は無償でマリ・カザマツリへと送りつけられる事となった。大規模な戦乱が終息し束の間の平穏を迎えようとするこの時代においても、世界各地で戦火が絶える事はなかった。血華衆とは異なる形で世界を渡り歩く旅人が本機をどのように扱ったのか、その記述は正史には存在しない。  

 

 

【そんなこんなで、何とか完成です。しかしコレ、キットの設計がタイトである事に加えて私の技量が不足している事もあり、下手に動かすと塗膜が剥がれまくりです。1メートル以内に近寄って見てはいけないレベルに……(汗)。写真の腕がそれ以上にアレなのも、かなり問題ではあるのですけれど。】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

諸々。

2009-05-02 | 中身
・シナンジュ
 装飾部とフレームと武器が完成。後は装甲を塗れば終わり。ただし、この装甲を塗るという工程が面積的に一番時間がかかるという説も。今月中くらいには……ハンガーアウトすると良いなぁ。

・オラトリオタングラム
 ヤバいくらいに面白い。スペシネフはやはり素敵。カラーエディット機能が地味に嬉しい。オンライン対戦で初音ミク色のフェイ・イェンに翻弄されて、手も足も出ずに負けたりもしました。悔しいですが、弱いヤツは何をされたって仕方が無いモノ。コントローラーの所為にする前に、己の腕を磨きます。

・ダイチンガー
 デコチンガーになったり、元に戻したり。最近はシール系のデコレーショングッズが豊富で結構幸せ。桜を散らしたり薔薇を散らしたり、スイーツな感じで弄んでいます。塗膜を痛めないように気をつけないといけませんね。

・H.A.W.X
 フライトスティックの操作感は、実に素晴らしいものがあります。リアルかどうか、では無く……ソレっぽく楽しい、という意味において。しかし現在、オラタンの方がより面白いので放置気味。

・ルーセントハート
 我が友に勧められて始めてみました。職業リストにシーフ系が見当たらなかったので、どうせなら今まで経験のない系統を、と魔導系キャラを作成。名前は数分悩んだ挙げ句、理の魔導を修得予定なので何のヒネリもなく「天地理」に決定。読みは「あまつちのことわり」ですが、ゲーム内で正確に読んで下さった人は皆無だったりして、もう少しこう、ゆるふわ系愛されキャラの私っぽくライトでキュートな感じにすれば良かったかも。なかなかまとまった時間が確保できませんが、お逢いした時はよしなに。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする