夢と希望と

そして力と意志と覚悟があるなら、きっと何でも出来る。

反吐が出るシステム。

2018-03-13 | 中身
 内閣人事局というのは、内閣が官僚に対する人事を掌握、つまり生殺与奪を自在とする事で、敢えて官僚に具体的に指示せずとも忠実な犬へと躾ける仕組みです。申し上げるまでもなく公務員というものは本来国民全体に対する奉仕者であるべき存在ですが、これを政府権力者に対する奉仕者へと作り替えるシステムと言えます。
 こんなシステムは権力者が公明正大清廉潔白であり続ける事を前提にしたもので、有り体に申し上げるなら欠陥品です。何故ならば、これまで幾度も幾度も私が申し上げてきたように、そして人類の歴史が証明しているように、あらゆる権力者は権力を握ったその瞬間から腐り始めるからに他なりません。
 腐った権力者と、それに忖度し続ける官僚。それが今現在の日本の姿であり、民主主義国家としては既に破綻していると断言できてしまいます。
 
 大半の日本人というのは強きに諂い弱きを踏みつけ、出る杭を寄って集って打つ気質であり、お上に逆らう事を極度に恐れ平身低頭する事を自ら望む家畜です。隙あらば即座に腐り果てる権力機構を冷徹に監視し続ける事を求められる、民主主義国家の市民としての資質など、そもそも彼等は持ち合わせていないと私は認識しています。
 そういう飼育される事を自ら望む愚劣で下劣な唾棄すべき豚が理想とするのは、要するに中国のような政治システムなのでしょう。
 習近平も安倍晋三も己の任期を延長しました。
 任期制限というものは、権力は続けば必ず腐り果てるものだという人類の教訓から設けられていたものですのにね。

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