あのようにヒステリックな勇次郎は見たくありませんでした。というかですね、実際に戦場に君臨し米軍さえ蹴散らしてきたオーガともあろう者が、所詮は口先だけで実戦柔術とかほざいている雑魚に遅れをとる道理がありません。本部如きはオーガどころかガイアにだって瞬殺されるレベルでしょう。
そもそも武蔵に日本刀持たせるなら、ガイアには近代兵器を使用させて然るべきです。どうしても剣術勝負を描きたいなら、上泉信綱のクローンでも持ってきて闘わせれば良いのではないでしょうか。どうもあの武蔵は、岩本虎眼にも勝てそうに無いように見受けられますけれども。
ちなみに今週は、漫画の出来としても読者を舐めきっていました。冗談抜きに、
こういうレベルです。
あの局面、煙幕玉なんて投擲する動作の起こりを押さえられてデコピンで頭蓋破砕、くらいが順当な結果ではないかと予測します。
ついでに虎眼先生、曖昧モードだと単なる痴呆老人なのでは……。柳生宗矩を手玉に取った全盛期か、或いは魔人モードだと手に負えないと思います。まぁ虎眼先生が出るまでもなく、屈木頑之助の蝦蟇剣法あたりでも充分に武蔵を殺せるとは思いますけれども。
トーナメントの負け方と弟子が弱すぎたせいで雑魚扱いされがちだけど。
勇次郎と二回闘って五体満足でいるだけ、すっかり雑魚専になった独歩よかマシかもしれない。
武器使用ありなら柳も一蹴してるし。一応鬼の貌も出させてるし。
烈の師匠だって貌出させてないよ!
まあ、それでも勇次郎が煙幕如きに怯むのに納得いかないけど。
目瞑って息止めて、気配を感じとって本部の首根っこ捕まえ、窓から放り投げるぐらい勇次郎ならできるはず。
あと、虎眼先生にサシで勝てそうなキャラって多分、漫画界全体でもそんなにいない。
曖昧な状態なら尚更。