夢と希望と

そして力と意志と覚悟があるなら、きっと何でも出来る。

ファイアーエムブレム 暁の女神

2007-05-01 | 中身
 先程二週目を終え、隠しユニットも仲間にしてとりあえず一件落着です。
 さて、世間では何かと厳しい評価を受けているらしいこの作品。確かに前作である蒼炎の軌跡をプレイしていなければ話の筋は解りませんし、前作主人公が活躍しすぎている事も確かです。序盤から地道に育てた剣士や弓兵が、後半に加入するユニットに到底かなわなかったり、自軍最上級職が強すぎる等、指摘されている非難は至極もっともな事が殆どだと私も思います。何よりも、昨今のエムブレムシリーズ最大の肝である所の支援会話が味も素っ気も無く、つまらない事甚だしいのは個人的に大問題です。
 しかし、シナリオ自体は結構好きな種類の物でした。
 個人のエゴで神を打ち倒し人の世界を構築するという理念は共感しますし、電波気味で心の弱いミカヤよりも即断即決のアイクの方が遙かに好感が持てます。新作主人公が旧作主人公に美味しい所を持って行かれるという点ではどこかの運命っぽいガンダムちっくでもありますが、アレをもっと綺麗にまとめた、という感じでしょうか。
 戦闘のバランスは大雑把になった感が否めませんが、その代償として爽快感がアップしていますので、これはコレで面白いですし……総合的な評価としては「従来路線とは少し違うけれど、かなり良作」という所。Wiiを所持しているのなら、前作とセットで(←ここ重要)プレイしてみる事をお勧め致します。

 ……ミカヤとかどうでも良いですけど、漆黒可愛いですよ漆黒。DSあたりで「おいでよ漆黒の森」とか出たら買い占めますねきっと。キャッチコピーは「身の程をわきまえよ」で。

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