日本最古の道祖神がある福寿草の里信州沢底  60数年前のセピア色した田舎暮らし 週末田舎暮らしを体験してみませんか?

さわそこ里山資源を活用する会は、間伐されて放置されている木材を簡易製材機で製材し、小屋の材料、看板等に利用しています。

なないろ畑リポート

2017年11月28日 21時54分30秒 | 練習

長野県辰野町 漬け物講習会第2日目 なないろ畑

  辰野町の伝統的な漬け物の技術を学ぼうということで、

11月8日(水)の第1日目の上野大根の収穫に続いて、

11月22日(水)の第2日目は上野大根の沢庵漬けと

野沢菜の収穫と野沢菜漬けを地元NPOを主宰する有賀茂人さんから教えて戴きました。

 以下その記録です。

 写真1 

2週間前に干した大根を回収。ちょっと乾燥しすぎてしまったようです。

適正な乾燥は1週間くらいで、

大根の曲がり具合が「時計の2時の角度。」

今回は乾燥しすぎて「時計の針は3時」になってしまいました。

ちょっとコワい大根漬けになってしまうそうです。

 写真2 

モヤイさんが来る前になないろ畑のチームで

有賀茂人さんが栽培した野沢菜の収穫を行いました。

30kgを目安に収穫。

 モヤイさんのチームが10時過ぎに到着。

モヤイさんたちには収穫した野沢菜を洗って戴きました。

 写真3 

お昼をみんなで食べて、午後からいよいよ漬け物づくり本番。

まずは有賀さんの説明です。

 写真4 

容器の中に上野大根を並べては、

そのうえに米ぬかや糀などの素材を混ぜた物を敷き詰めます。

この繰り返しです。

 写真5 

容器の上の方まで一杯になりました。

 写真6 

最後に干した大根の葉で蓋をします。

これで完成。

 写真7 

次は野沢菜漬けです。

容器の中に先ほど洗った野沢菜を入れていきます。

 写真8 

諏訪一味噌を塗りたくり、ザラメを振り掛けます。

この工程を繰り返して、容器一杯になればできあがりです。

今回の野沢菜漬けはたまり醤油バージョンでは無く、

味噌漬けバージョンでした。

 次回は是非ともたまり醤油バージョンを教えて戴きたいです。

 写真9 

みんなで交代しながら漬け物作りをやっている様子。

 写真10 

出来た漬け物容器を、同じ辰野町の小野地区にある

なないろ畑の古民家に運び込み、

 土蔵の脇にあるサブの「味噌蔵」に収納。

重石(おもし)をのせて、漬かるのを待ちます。

 有賀茂人さんのお話では、昭和30年代からドンドンと農家の風景が変わっていったそうです。

最初に無くなったのが「味噌蔵」(みそぐら)で、

次に無くなったのが「外便所」(そとべんじょ)だそうです。

 小野にあるなないろ畑の古民家はその両方共がまだ健在です。

本当にその意味でも、価値のある古民家だと思います。

壊すという意向の前の所有者から、勿体ないと思って、

即、買ってしまいましたが、本当に買い取ってよかったと思う今日この頃です。

古民家外観も昔ながらの風情のあるモノです。

是非皆さん、田舎のエコロジーな暮らしを味わいに、

辰野にときどき来て下さい! 

  えっ?移住したい?

是非辰野に移住して下さい。

そのためにも、なないろ畑の古民家にしばらく逗留して、

周囲の土地や建物を探して下さい。

 写真11 

辰野町沢底地区の穴山の田んぼ

昨年までなないろ畑が使わせて貰っていた田んぼ。

鹿のために全滅したが、

今年も私たちの跡を継いで借りて耕作していた人は、

鹿のために全滅してしまい、放棄されている状態。

獣害が辛いです。これも人が少ないので獣が人里に進出来ているからです。

 写真12 

昨年まで使わせて戴いていた田んぼ。

この様子では収穫皆無だろう。

 

 

写真13 

お借りしている教員住宅の庭にあるカリンの木の周りに

たくさんのカリンの実が落ちていたので、慌てて拾っているところ。

前回もたくさんのカリン酒を漬けましたが、

今回も大量に有り、どうしようか?と悩んでいます。

 

■謝辞

 ともあれ、なないろ畑となないろ畑に応援に来ているNPOモヤイさんのグループが、

長野県辰野町に来て、たくさんのことを学ばせて戴きました。

 今後とも、辰野町と都会を往来して、辰野町の宝物をドンドン都会に紹介し、

また、都会の人間が辰野町の宝である豊かな自然と文化を味わい、

学ぶ活動を続けていきたいと思います。

なないろ畑も、縁あって福島原発事故以降、足かけ7年も通い、

ついに古民家と山林田畑も所有するようになってしまいました。

 今後は小野地区の古民家に補修の手を入れて、

ドンドン人が来るような快適な空間にすると同時に、

辰野町での農業を核に経済的な活動を始めて行きたいと思います。

 僕たちから見れば、辰野町は「宝の山」に見えます。

人口も減りつつあるこの町には、人が必要です。

この宝の山を利用できる人こそ、この町には必要だと確信しています。

 有賀茂人さんは、町おこしために孤軍奮闘している人の代表です。

改めてなないろ畑のような都会人を暖かく指導して下さっている

有賀茂人さんに感謝申し上げます。

 また、町おこしに全力を傾けている辰野町役場の関係者の方々にも

様々なご支援を戴いております。

厚く御礼申し上げます。

 

   なないろ畑 代表 片柳義春

 

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なないろ畑 株式会社

代表取締役 片柳 義春

 

TEL/FAX 046-283-0339(事務所)

携帯電話 080-5499-9069片柳

242-0007 神奈川県大和市中央林間2-16-45

URL  http://nanairobatake.com/

写真が掲載できませんので、上記ページをご覧ください。

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研修会2日目

2017年11月28日 18時08分34秒 | 練習

午前中は、避難所開設を想定した「避難所運営ゲーム」を行いました。想定訓練ですので、1回だけでも地域住民が情報、訓練内容を共有する事が出来れば、その時に役立つと思われます。

午後は胸部圧迫とAED操作訓練でした。

転倒者発見から救急車到着までの内容でした。

目出度く修了証を授与されて帰りました。

読書マラソンreading 42books marathon 現在23冊目「消費者も育つ農場」に挑戦中!

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