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ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

我が家の「お笑い本」(その2)

2017年05月12日 | 芸能
5/6、経堂「さばのゆ」で行われたイベント=
「スタンダップコメディ・アカデミー/清水宏・松尾貴史」。

会場の「さばのゆ」で、季刊25時の「特集・松尾貴史」を
購入いたしました。



両脇にあった棚。いくつかの品物は売り物だったんですよね。
サバ缶とかも売ってるという事で、次に行く時は買おうって
話ですよ。



すでに、季刊25時「やっぱり中島らもが好き」は職場近くの
書店で購入済だが。

やはりキッチュさんの本も欲しかったから、これで揃いましたよ。



以前買った「お笑い本」と並べてみる。

「GAG!GAG!!GAG!!!」や「キンゴロー」は、TV「天然素材」や
「夜泣き弁天」特集やってたりするムックだから。
まぁ、1990年代初頭のモノだよね。



それ以前は「カジノ・フォーリー」。

休刊時期を経て復活し、ポール牧師匠の指パッチンを特集したり、
「北野ファンクラブ」を取り上げたりしている。



時期的に「立川ボーイズ」も紹介されてます。
※立川談春・しらくのコンビ。朝寝坊のらくさんも…。



それ以前の「カジノ・フォーリー」はラジカル・ガジベリビンバや
パワーズ、中村ゆうじ、竹中直人、桜金造らが表紙を飾っていた。
※紙面もアングラ臭が漂っておりましたよ…



お笑い小劇団の紹介や、高田渡さんのインタビュー記事は、
まだイイ方で。



女性週刊誌のゴシップ特集や、昭和犯罪史(クヒオ大佐!)、
SM特集、心の病特集など、お笑い誌と思えぬ記事も多かった。



「心の病気カタログ」に芸人の〝へらちょんぺ″を登場させて
いろいろ語らせてますねどね。
しかし、「この病気は伝染するんです」ってセリフは怖かったな。



※いみじくも今回、松尾貴史さんが語ってたけれど

病気持ってる本人が「これ読んでる人、可能性ありますよね。
興味持ってるんだから…」なんて、かなり怖かったですよ。

明るい世界への攻撃性に溢れた内容、そして妙な広告の数々。
我ながら世を拗ねて生きてたんだなぁ…と、つくずく感じますわ。

我が家の「お笑い本」(その1)

2017年05月12日 | 芸能
一時期お笑い本(ムック)を良く買っていた。

若手が台頭してた時期というか、
小劇団が笑いの要素を独自に発信していた時期でもある。



画像の「笑芸人」なんて最近かと思ったら2002年だから、
けっこう前になっちゃうのね。

【笑芸人 Vol.8(2002年秋号)】
[高田文夫責任編集SHOW-GAININ]  

特集:ひとりでできるもん ピン芸大爆進  
販売価格: 1,200円 (税込) 白夜書房 2002年10月  

柳家小さんグラフィティ ナンシー関[笑芸百選]
緊急参戦!氣志團参上 
笑福亭鶴瓶/古舘伊知郎/イッセー尾形/藤井隆/
いっこく堂/いとうせいこう/ビートたけし

・・・などが登場している。



そして何といっても清水宏!
忌野清志郎さんとのエピソードや、発汗量の凄さも既に
紹介されている。

そして記されている「シンバル漫談で世界へ!」の文字。

15年前から目標は決まっていたのだ。
まるでピコ太郎だ。

ノリは今と一緒だ。
ロリー・ギャラガーかジョニー・ウィンターかってくらい
同じ事やってる。

進歩が無い?いやいや、ブレていないのだ。
※R・ギャラガーなんて感動のあまり泣いちゃったよ。
 ワイト島フェスに「テイスト」として出演した映像・・・。

やはり清水宏は正しい。
このまま突っ走ってほしいと改めて思った。

村田諒太の世界戦迄あと9日!

2017年05月11日 | ボクシング
今日は色々と移動で地下鉄乗り継ぎなどしたが。

銀座駅の改札付近にある柱のサイネージに、
村田諒太の世界タイトルマッチ広告が表示されて
いたのには驚いた。



「村田諒太の世界挑戦まで、あと9日」
数ポーズの止め絵から、スポ紙の見出しを模した
ものまでが暫く流れた。



一定時間流れたら、他の広告に切り替わるのだが。
いやぁ、なかなかスゴイね。

井上尚弥や八重樫の試合まで。
2夜のボクシングフェスを盛り上げようと
していらっしゃる。



特に村田は金メダリストからプロの世界王者と
なれば日本人初。しかもミドル級。

推されてますねぇ~!!
まだまだ先だと思ってたら、もう10日を切りました。

楽しみですね。

広島ブランドショップTAUへ行く

2017年05月11日 | 生活
聖地巡りなんてやった事のない私。
「この世界の片隅に」関連で、広島県のアンテナショップが
コラボ状態・・・と聞いた事あるので。

ここは、お出掛けついでに足を延ばそうと、出向きましたよ
アンテナショップが数多く点在する銀座へ。



端末でマップ見ながら何とか到着。
「広島ブランドショップTAU」って言うのね。

「たう」とは、届くという意味の広島の方言だそうで。
小洒落た雰囲気だったので最初は通過してしまいました。
※失礼!



入ったら、いきなり右側にフード出店コーナーが。
「汁なし担々麺」。ちょうど腹が減ってたので直ぐ入った。

ライスセットもあったが、担々麺のみオーダー。



出てきた汁なし担々麺は、ネギ多めで挽肉かかった一品。
「30回は混ぜてください」という店員さんの教え通り、かき混ぜる。

おいしい。細麺にタレが絡まっている。
山椒も混ざってるが、卓上に後乗せ用の山椒もあった。
お好みで掛けて良いそうな。さらにライスセット用ソースも。

最後、残りタレと合わせて混ぜて食べるパターンだな。
次あったら、やってみよう。

・・・食べ終わって1Fの売り場に出る。
こちらには「すずさん」コーナーなし。広島特産品が並ぶ。
あと、広島東洋カープ関連の物。

2Fに上がる。こちらも特設コーナーなし。
「この世界パッケージ」の清酒もパッと見た限り無い感じ。
まぁ、あっても私は焼酎派ゆえ購入は控えただろうが。



見つけたのはクリアファイル4枚組とポストカード・セット。
うん、充分です。

ポストカードは2パターンあったので両方購入。
クリアケースも買って私は満足。



あと、
お目当てだった「ロケ地マップ」も観光案内カウンターで発見。
座っている女性に声掛けし、頂戴した。

これも嬉しい。



そして、2Fに上がってすぐ「これもあったか!」と思わされた
「広島お好み焼き店」

こっちも美味そう…と思ったら、もう入ってました(笑)。



もう少し食えそうな気がしたので、「こがしネギ焼き」を注文。
そして「瀬戸内レモン・サワー」。
※飲むのかよ!

卓上には広島の地図と、それぞれの地方の「お好み焼き」説明が。
呉の物は、ソバの代わりに細うどんを使うそうな。
それと特産の味噌も。



いつか現地で食べたいな。

そんで出てきた「こがしネギ焼き」。鉄板ごと持ってこられた。
わぁ、大きい!担々麺を食った胃袋には荷が重いぞ…。

ああ、でも香ばしい風味がサワーに合う。
卓上のおたふくソースとマヨネーズにも助けられた。

結局、ハフハフと完食。
美味しゅうございました。けっこう腹が苦しい。



とにかく満足の広島ブランドショップでありました。

そりゃ「この世界」コーナーが大展開されてたら、もっと
嬉しかったが。
お土産菓子から何から「すずさん」パッケージなら、もっと
私は喜んだろうが。

時期的に一段落、強く推さなくても浸透したって事でしょう。

当分は今日の戦利品を眺めてはニヤニヤする日々を送る事に
なりそうですわ。

2016年度「第41回日本カトリック映画賞」授賞式&上映会チケット購入

2017年05月11日 | アニメ・特撮
「この世界の片隅に」が選ばれた、2016年度第41回日本カトリック映画賞。

授賞式&上映会が、2017年5月20日(土)に行われるというので、チケットを
入手しましたよ。



会場:なかのZERO大ホール(東京都中野区中野2-9-7)
チケット:1,000円 / 高校生以下、障がい者(含介助者1名)800円
※満席の場合は入場制限あり

バリアフリーについて:
字幕付き上映、対談は要約筆記および手話通訳付き。

12時00分 開場
12時30分 上映『この世界の片隅に』
15時00分 授賞式、トーク



シグニス・ジャパン顧問司祭 晴佐久昌英(カトリック司祭)は
映画の「授賞にあたって」、素晴らしい言葉を寄せた方。

授賞式では、片渕監督と晴佐久神父の対談ありという事だから、お目当てが
増えた形での中野詣でとなる。

しかし、「ボ~っとしている」私は、またしても最初の波に乗り遅れた。
メールでの申込みの受付は、5/9をもって終了となっていたのだ。

そこで直接販売所で購入する事にした。



販売所:
聖イグナチオ教会案内所、スペースセントポール(東京カテドラル内)、
サンパウロ書店(四ッ谷駅前)、ドン・ボスコ社(四ッ谷)、高円寺教会天使の森
・・・の5箇所

「四谷駅前」という地理的要因を考慮し、サンパウロ書店さんへ向かった。



行ってみれば駅前も駅前。
最初は少し迷ったが、赤坂口から交番側に出て、道を渡ればビルがあった。

1Fから3Fまで、丸々がサンパウロ東京宣教センターという立派な建物。
書籍販売部門がサンパウロ書店だ。



ガラスには「第41回日本カトリック映画賞授賞式・上映会」のポスターも
貼ってありました。

なんか安心して入り口から入れる気がしたものです。



もちろん、いろいろな宗教イベントのポスターにまじってです。
そういった掲示物やマリアさまの像が飾ってある以外は、普通の書店を
思わせる入り口で。

事前に催事担当の方へ電話して「残り枚数は少ないが、今日なら絶対に
大丈夫ですよ」という有り難くも優しい言葉を頂いてたので、ますます
安心して入れたのでした。
※ビビるなよ…



中は宗教音楽が流れる穏やかな空間。
※CDも販売されてました。
 ちょっとバッハのオルガン曲なんて探してしまいましたよ。

チケットは2Fのカウンターで購入。

チラシもくれました。ああ嬉しい。
改めて詳細を読み込む。上映終わって授賞式・トークまで休憩がある。



これは有り難い。トイレ行ったり飲み物飲んだり出来る。

中野ZERO大ホールなら音響も充分だろう。
「音」も魅力な映画ですから、その辺も楽しみです。
※爆撃シーンでは「これはシン・ゴジラと同じ音だ…」と感じましたもの。

しかし、もう何回目だ?
舞台挨拶だ何だで5回目か?「シン・ゴジラ」は発生上映会を含めて4回は
行ってるから、それを超えたか?

惚れ込んだもんだねぇ。
せっかく四谷まで出かけてきたから、銀座まで行くかな。

広島県のアンテナショップで、念願の「この世界」グッズを買いますか!

薄い本もイイけど厚い本もイイよね

2017年05月10日 | サブカル
まぁ、「アンノ対ホノオ」も、ある意味「薄い本」だし
そもそも、その筋で言うところの「薄い本」も嫌いでは無い。



~と言いつつ、正規ルートで出ている「ブ厚い本」の迫力は
いわく言い難いモノがある。

そこに置いてるだけでも存在感が凄いのだ。



「さばのゆ」店主、須田泰成さんが著されたブ厚い一冊=
「モンティ・パイソン大全」。厚さだけでも凄い迫力。

何と言っても「大全」である。
RUSHのライヴアルバムは「神話大全」である。



それはともかく。
厚い本は書き上げるだけでも大変な労力が必要である。

もう、異様な情熱さえ感じる。
我が家の厚い本と「モンティ・パイソン大全」を並べてみる。
壮観だ。絶望先生本、プリキュアシンドローム、マイルス本。

マイルス本なんて「吹けよマイルス、呼べよ嵐」てな煽り
文句入りだ。
誰かの推薦文ではない。当事者による帯コピーである。



他にもあった。
立川談志師匠の「家元を笑わせろ」。古今東西のジョーク集。
とにかく分厚い。しかも天才の感性で羅列してあるから、
ときどきナンダカワカラナイ。やっぱ狂気と紙一重の偉人である。

THE WHOのバイオグラフィ本も、グループの記録をただ箇条書きに
してあるだけだ。いつどこでギグやった。レコーディングした。
などなど…。

レニー・ブルースの自伝も自己正当化はなはだしい。
「断じて私は麻薬などやっていない」と記した後、腕に注射針を
挿した状態でお亡くなり…だ。



極論すると。
厚い本を著す人はどうかしている。
異様な熱意が、その厚みから漲っている。

でも
私は厚い本から漲る狂気スレスレのオーラが好きだ。



そんな本にマーカーでチェック入れる自分の感覚も愛している。
著者並みにどうかしている。

正直、プリキュアシンドロームを著した加藤レイズナ氏が
執筆活動を辞めてしまったのが惜しまれる。

「ゆとり」を自称しつつ、感性が素晴らしかったレイズナ氏。
他にも数々のインタビューを聞き手として成立させていたが、
大物相手やジャンル違いの仕事を任されて潰れた感もある。



期待を込めての無茶振りだったかも知れないが、荷が重かった
感もある。

※天野喜孝さんみたいにタツノコの無茶振りに応えて成長して
 しまった例もあるが…。

「もう放っておいて欲しい」と御本人は思ってるかも知れないが
私ゃ再起して欲しいよ。



いっそ疾走プロに入って「再起ドキュメント」を原一男監督に
制作してもらえばイイじゃん…とか、勝手な事を考えてしまうよ。

それが分厚い本として出版されたら、また買うよ。

プリキュアシンドロームⅡが出来上がったら、きっと私は買うさ!
電話帳くらいの分厚さになってもな!

NHK-BSで「伊福部昭」純音楽番組を放送

2017年05月09日 | 邦楽
NHK「クラシック倶楽部 日本人作曲家名作選 伊福部昭」

【出演】
高関健(指揮)
東京フィルハーモニー交響楽団

【演奏曲】
「日本狂詩曲」「シンフォニア・タプカーラ」



録画して見ましたよ。

まずは、1935年完成の「日本狂詩曲」。
いきなり日本古来の楽曲とオーケストラの融合です。

普通は西洋音楽であるクラシック作曲を目指そうと勉強し、
欧州留学を果たしたとしても「本場の壁」にブチ当たり、
「日本人だからこそ書ける曲を書かなければ」と悟るところ
若き伊福部昭青年は独学でいきなり「その境地」に達してた。

そんな曲です。



そして「シンフォニア・タプカーラ」
「交響譚詩」と並ぶダイナミックな主旋律を持つ名曲。
まさに、ザ・伊福部曲。

特撮ソングもクラシック音楽も伊福部曲に変わりなし。
そんな事を再認識した、好企画でした。

番組冒頭の「音楽家・伊福部昭」紹介も良かったです!

2017年5月7日の「題名のない音楽会」は「リズムを楽しむ音楽会」

2017年05月08日 | 生活
「題名のない音楽会」今週は「リズムを楽しむ音楽会」として
ポピュラー音楽含めて色々なリズムを紹介。

ちなみにテレ朝系の「題名のない音楽会」(毎週日曜朝9:00-9:30)。
3月26日(日)の放送回をもって、司会を務めてきたバイオリニストの
五嶋龍氏が、番組を卒業。



4月2日(日)の放送からミュージカル俳優の石丸幹二さんが司会として
登場されている。

以前、番組収録を見に行った時、サプライズのハッピーバースデイで
感激しまくっていた好青年の卒業は寂しいが。

後任の石丸氏も「華」では負けていない。
堂々とした司会ぶりで番組を盛り上げていらっしゃる。



※「劇場支配人の音楽会」なんて回は適任で、相当に面白かったです!

さて、今回は「リズムを楽しむ音楽会」
ジャズの4ビート、シャッフルからジャングルビート。
ラテンリズムも登場。

ボサノヴァからマンボまで、オルケスタ・デ・ラ・ルスがゲストな
だけに、見事な演奏と説明が展開された。

渡辺宙明先生のトークイベントの感激が甦る…。
不破了三さん、いまにして思うと、クラーベ説明用に分かり易い
映像を探してくれたんだなぁ。

※さすがに「題名のない…」の実演展示は少し難しかったよ。



番組ではスウィングからジャングルビートへ流れてたけど。
私が宙明イベントで感じたのは、クラーベから直球でボ・ディドリー!

それにしてもラテンリズムからジャズまで演奏する、東京佼成ウインド
オーケストラって…凄いわ!

サウル・アルバレス、セサール・チャベスJrをフルマークで降す

2017年05月07日 | ボクシング
5/6(現地時間)米ラスベガスのTモバイル・アリーナで行われた、
プロ・ボクシングのノンタイトルマッチ。



WBO世界スーパーウエルター級王者のサウル・アルバレスと元WBC
世界ミドル級王者のフリオ・セサール・チャベスJr.が対戦。

結果は判定(3-0)でアルバレスが勝利。
9月16日にミドル級王者のゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)と
対戦する事になった。



キャッチウエイト164.5ポンド(約75キロ)契約。
身長で劣るカネロ・アルバレスだったが、自在にパンチを繰り出し、
チャベスを寄せ付けず、試合はワンサイド。

小柄なアルバレスがハンドスピードで中間距離制し、中盤は受けに回る
余裕さえ見せた。



一方、10cmほど身長で優位なチャベスだったが、減量が響いたのか
身体が動かない様子。
または打ち込む前にカネロの多彩なパンチを許し、手が出ない展開に
陥ったのか?

攻めれば逆に打たれる。チャベス苦しい展開。
途中から接近戦での押し相撲を試みるが、くっついて攻めを考える内に
先手を取られ、攻撃に結びつかない。



リングサイドのチャベス・シニアは苛立ったように声を上げるが、Jrは
攻勢に出られず、観客からのブーイングも浴びる。

メキシカン対決だけに激しい打撃戦が期待されたが、アルバレスも詰めに
行かず、そういう意味でも観客は消化不良だっただろう。

増量した形のアルバレスだったが、スピードやキレに陰りが見えることも
なく、好調のまま終了ゴングを聞いた。



もっとも、詰めを急ぐ事による身体への負担を考え、自重したのかも知れ
ませんが。

アルバレスは戦績を49勝1敗1分けと伸ばした。
唯一の敗戦は2013年にフロイド・メイウェザーJr.(米)に喫した判定負け。

試合後、健闘を称え合うアルバレスとチャベスJr。
リングに上がったチャベス・シニアに挨拶するアルベレス。



まぁ、先輩グレートのチャベス・シニアも、ホセ・ルイス・ラミレス戦では
タフで打ち合いに強い相手をボックスで降したものです。
可能なら「毎回、激闘」「感動のKO決着」が理想でしょうが。

ビッグファイトに向け、大事に戦った部分もあるんでしょうね。



試合後、アルバレスは「ゴロフキン、次は君だ。どこにいるんだ?」と
リング上から呼びかけると、ゴロフキンは花道からリングイン。

事前に勝者が対戦することで示し合わせていたかのような演出。



まだ試合のテンションが残ってる風のアルバレスに対し、ゴロフキンは
笑顔で友好ムード。

相手を祝福し、次戦でビッグファイトに臨む事を大いに喜んでいる様子。
まぁ、待ち望んだ一戦ですから。気持ちは分かります。

大一番は9月16日。きっとWOWOWさんが生放送してくれるでしょう。
いまから楽しみです!

「清水宏・松尾貴史 / スタンダップコメディ・アカデミー」を見に行った(3)

2017年05月06日 | サブカル
経堂「さばのゆ」の「スタンダップコメディ・アカデミー/清水宏・松尾貴史」。
後半の「ストーリーテリング」松尾氏の部は、彼自らの経歴と、その時その時に
出会った方々との事が語られた。



まず印象深かったのは大阪芸大のお話。

グラフィックデザイナーになりたかったという青年が、学科は違うがヨーダの
モデルになった依田先生にくっついて歩く間に、自身の将来を決定するような
導きにあったのだ。

「君、喋ってることが面白いから」
「それをまとめてテープにとって、ダビングして、配って、平和を訴えなはれ」

松尾氏は「そんなぁ、平和を訴えるって…」と困惑しつつも、当時流行っていた
スネークマンショーのようなテープを作成したそうな。

~それにしても、すごい啓示だと思いますよ。
松尾氏は今でもこの言葉を実践してるようにも見えるし…。

それって、同じ大学の中島らもさんに通ずる気がします。
テーマに「昆虫の視界」を取り上げ、構造的に「人間とは全く異なる逆転した
世界を見ている」という論文を書き上げた〝らもさん″。

やはり名物教授に「オマエ、しばらくオレの周りをウロウロしとれ」と言われた
という。



さすが大阪芸大。
美大じゃなく、芸大。
庵野秀明や島本和彦、稲上晃、士郎正宗、矢野健太郎、克・亜樹を輩出した大学。

結局そのテープがキッカケとなって事務所に入り、ラジオやテレビの仕事を得て、
世に出ることになっているのだから、その〝導き"の正しさに感じ入る。



大学の助手をしつつ空いた時間に「話し方教室」で標準語を学んだというのは
初耳だった。
それが結果的にナレーションに生きたりした訳だから、その無意識な成り行きは
面白かった。

そして、中島らも氏との出会い。
キャラクター自体は淡々としてガツガツしていない関西人同士。
しかし内から湧き出る個性が強烈ゆえ、特異な存在感がある。

以前、書籍で読んだ酒場でのエピソードも、キッチュさんの口から直接聞くと
面白さも格別だし、やはり感慨深いものがある。

※クダ巻いてた落語家さんが誰かも知れました。
 あと、らも氏の口調を真似た喋り方が生き写しで、さすがなのよ…

行きつけのバーで、らもさんと一緒に「東郷健さん」の政見放送を見た話も
興味深かった。

あの有名な「ピラミッドの頂点にいる人々を、ジャックナイフで、その胸を
切り裂き、底辺にいる人々に血の滴る心臓を捧げたい」という発言。
それに対し、なんと中島らも氏は涙を流して感動していたという。

東郷氏は行動や発言こそ過激だったが同性愛者などマイノリティーや弱者への
偏見や性差別の撤廃を主張する姿勢は一貫していたから、そこに中島らも氏は
強烈なシンパシーを感じたのかも知れない。

まさに「いいんだぜ」に通ずる精神だ。

松尾氏は「ゆきゆきて神軍」の奥崎謙三氏の政見放送も見た事があるそうな。
これまた東郷健氏と同じくらいの強烈さ。



他にも興味深い話のオンパレード。
TV局にフラリと寄ってはプロデューサーに「なんか仕事ありませんか?」。

らも氏、ひさうちみちお氏と一緒にエレベーター前で放送禁止用語を話し
あったこと。
※ボソボソ喋って「クックックッ」と笑ってたんだろうなぁ…

イベント後半のストーリーテリング。
劇的に締めた清水宏氏に対し、松尾貴史氏はサラリと終わらせた。
それも対照的で良かった。



最後は二人でトーク。
DJ役のぜんじろう氏も手を上げて挨拶。

音楽は「ゲット・アップ・スタンダップ」。元はボブ・マーレーだ。
「起きて立ち上がれ。自らの信じる事に従え。戦いを諦めるな」

「スタンダップコメディ不在の地」と言われる日本で、その協会を
立ち上げ、会長の座に就いた清水氏。

会長と言いつつ存在はプレイングマネージャーが如し。
自らが汗をかき、コッテ牛のように驀進する。



アルコールを手に、談笑する松尾氏、リラックスした表情。

そういえば、スポンサーは博水社、木の屋石巻水産が付いてくれて
いたそうで。

私もワンドリンクはハイサワーを注文して飲んだのだが、中休憩後
木の屋石巻水産の「いきなりサバ太郎!」が回ってきたのよね。

味付きでパリパリのサバチップス、美味し!
ハイサワーに良く合った。

ここで記念撮影。観客も映りこむのがミソ。
※野口ボクシングジムでも同様の撮影あり。

再入場の絵面も動画で録って大盛り上がり。

終演後も入り口付近で観客のお見送りしてくれたのでした。。
清水氏に「どうでしたか?」と声掛けされたので、とうぜん
「楽しかったです」と返答。

汗まみれの顔をクシャクシャにして笑った清水宏氏には、今
現在を疾走する男の爽やかさがあった。

次、また行ける日が楽しみです。
松尾氏にも声掛けすると、物腰やわらかに応対してくれました。



松尾貴史さんは時々落語もやってらっしゃるので、ぜひ聞きに
行きたいな。
※さばのゆさんで会があるが、残念ながら仕事で行けない日だ。

そして最後に、会場となった"さばのゆ"に関して。
正直、想像したより狭く、この日は完全に満員状態だった。

~とはいえ、雰囲気は最高だし、なによりイベントへの愛を
感じました。
経堂に"さばのゆ”あり。そんな印象。
イベントをチェックして、また訪れたいと思いました。

「清水宏・松尾貴史 / スタンダップコメディ・アカデミー」を見に行った(2)

2017年05月06日 | サブカル
経堂の「さばのゆ」で行われた「スタンダップコメディ・アカデミー」。
5/6(土)は、清水宏・松尾貴史の両氏が登場。



休憩を挟んで後半。「ストーリーテリング」。
知ってる誰かを語るという、本場では定番の形式とのこと。

これを、それぞれ1本ずつ。

まずは清水氏。
山梨でラジオ番組を持っていた時期、ファンが高じてゲストに
呼んだという忌野清志郎さんの事。

「さんまのまんま」「ロッキンオンのインタビュー」で殆ど
喋らなかったという、キヨシローさん。
理解者・清水氏は「いろいろ気を回した結果」と語る。



以前お笑いムックで読んだことがある「伝説」のラジオ。
本人の口から聴くと凄まじい。

キヨシロー曲が掛かっているのに本人全然出てこなかったとか!
そんで出てきたら暫く会話にならず、唐突にギター弾き始めたり。
それでもキヨシローさんの懐に飛び込んでいった清水氏。
その結果、気に入られた清水宏氏。

キヨシロー氏ひさびさのライヴに呼ばれたかと思ったら、
(なんと、会場は「初台ドアーズ」!)
「清水宏のコーナー」が設けられていて、全身から凄まじい汗を
かきまくりながら、決死の覚悟で、やり遂げたとか。

すごい話の数々…。
色々あった後、清志郎氏は入院。そして…。

トークの最後を、清水氏は鮮やかに締めくくった。



暑苦しい、闇雲な、汗っかきの芸人さんに、こんなベタな方法で
感動させられるとは思わなかったよ!!

(続く)

「清水宏・松尾貴史 / スタンダップコメディ・アカデミー」を見に行った(1)

2017年05月06日 | サブカル
「清水宏・松尾貴史 / スタンダップコメディ・アカデミー」
経堂の「さばのゆ」で行われたので行ってきた。



熱い清水氏とクールなキッチュ氏…と思っていたら、けっこう
当てられて松尾氏もアップテンポに。

まず、最初出てきたのは清水氏。
「世界を笑わす/韓国編」。あちらの「演劇祭」に乗り込んで
行ったのは良いが、自分はアングラ演劇辞めた身。

一人トークで突き通す意気込みを語ったら、熱さが伝わった。
燃えたら熱い韓国、清水氏との相性イイか…と思ったら
「セウォル号」沈没事件が発生。

国中が喪に服し沈痛な雰囲気となり、演劇祭も縮小される中、
清水宏に充てがわれたのは屋外の場所。

彼はどう試練を潜り抜けたのか!?いや、抜けてないだろ!?
彼の運命や如何に!?



続いては松尾貴史さんの出番。
さばのや内は異様に盛り上がってしまっている。

ヤンヤの声援に「そんなん慣れてないですわ」とアウェイ感を
出してみせる松尾氏。

フニャフニャ語り始めるその顔は少し紅潮されている。
私の中の西日本の血が独り言を言った。

「呑んどんのかい…」



まんざら外れていなかった。
「水物混じった食事してトイレが近い…」と続ける松尾氏。

清水氏のハイテンションに気圧されてる体に見せながら、
徐々にリラックスムードで語り出す。

さすがです。

以降は風刺要素たっぷりのスタンダップ・トーク。
オリンピック、幼稚園、豊洲…と、振られたお題を次々と語り、
私は笑いながら拍手する羽目に。

他のお客さんも同様。大いに沸いた「さばのゆ」でした。

(続く)

「経堂さばのゆ」へ

2017年05月06日 | サブカル
「清水宏・松尾貴史 / スタンダップコメディ・アカデミー」を
見るため、地下鉄で移動中

場所は「さばのゆ」

以前から行きたかった所だ
HP調べたら、店主さんは相当に多才な人みたい

書籍も出されていて、何と「モンティパイソン大全」も
手掛けていらっしゃる!



持ってるよ!

しかも色々マーカー引いてるよ!



ただ、自分でも記憶がない
何でそこに蛍光ペンを引いたのか、理由も分からない

そんな私だが、もうすぐ到着です
*遅れとるんけっ!!


子門真人ヴォーカル・コンピレーション「ひらけ!ポンキッキ・コレクション」

2017年05月05日 | CD紹介(邦楽)
けっこう前に入手して聴いていたのだが、なかなか取り上げる機会が
なかった「子門真人ヴォーカル・コンピレーション」紺盤(?)。

「ひらけ!ポンキッキ・コレクション」



01. およげ!たいやきくん
02. はたらく くるま 1
03. はたらく くるま 2
04. ぼくはでんしゃ
05. 恐竜が街にやってきた
06. 十二支のうた
07. ホネホネ・ロック
08. 野菜畑の演奏会
09. からだ元気?
10. ニュートンファミリー
11. ケンカのあとは
12. ジャンケン・パラダイス
13. アメリカインディアンの教え
14. こよみをめくって汽車がゆく
15. がまがえるガマエル
16. へんしんロック



まず一曲目がシングル「453万枚!」という、おそらく抜かれる事が
ないであろう超強力曲=「およげ!たいやきくん」。

ここで聴かれる子門真人の歌声と、その説得力に改めて感じ入る。



そういえば、4月の上旬にテレ東で「あなたの名曲ベスト100」という
番組があって、往年の名曲と当時の映像が流されていたが。

そこで紹介された子門真人の歌い上げの見事なこと!!
映像は1979年のもので、風貌もアフロというより、ウエーブ掛かった
長髪にバンダナというスタイル。



当時の歌謡祭のような番組ゆえ、生バンドに生歌。
実力が明らかになるシチュエーションだが、当たり前のように朗々と
歌い上げ、その歌唱と声量の凄さが浮き彫りとなった映像。

とにかく上手い。
声の強弱からニュアンスから、歌唱能力の高さが窺い知れる。



尾崎紀世彦にも通じる上手さ。
元の声量が凄いから、優しく歌っても細くならない。
※後年は歌メロを少し崩して歌っておられた印象あるが、
 この日は余り元歌を崩していなかった。

これは、他のポンキッキ・ソングでも発揮されており、ロックから
レゲェ調の曲まで子門流で押さえ込んでしまう圧倒的な説得力に
繋がっている。



子供番組ながら先鋭的な音楽指向のあった「ひらけ!ポンキッキ」。
バラエティ豊かな楽曲は、いみじくも子門真人の幅広い表現力を
伝える事になっている。

他の盤でもメタルっぽい曲やロカビリーっぽい曲が収録されて
いますけどね。

ロカビリー唱法まで見事に披露する子門真人という歌い手に
「ほんと、この人はどこから来たんだろう?」という疑問が
再燃する。(ルーツは?誰の影響で歌い出したの?)

http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/dc9d11bbd1971c8817560f5f6144ec30



声域も広いから、「ホネホネロック」のようなハイトーンの
サビも一気に歌い上げている。

※しかし、最初のシンセがピンク・フロイドみたいでイイねぇ。
 思わず「ようこそマシーンへ」を思い起こしてニヤニヤしちゃい
 ますよ…。



「ひらけ!ポンキッキ」の音楽ディレクター小島豊美さんが、
「ホネホネ・ロック」に対して「とにかく子門真人の声に尽きる!」と
一言で言い表したほど。
「まず、彼の歌声ありき!」・・・だと。

http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/a70d7220e86ad8313467ba3d2bf7479b
http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/abc86162639f1904f168c2a5f3160e3a

渡辺宙明先生もトークショーで「とくかく上手かった」と賞賛。
楽譜と仮歌デモを渡しときゃ、当日スタジオに現れて完璧に歌い、
一発OKで去っていった・・・みたいな話で御座いました。



http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/35b236846f6d2b83bf1f487b05376d14

あらゆるジャンルの曲を自由なムードで朗々と歌い上げた子門氏。
そういうヴォーカリストの歌を聴いて育ったことは本当に幸福と
思うし、彼の歌を収録した編集盤が聴ける良い時代になったと
つくづく思います。

http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/2fee790c6de00add277892cd4fb0bfe8
http://blog.goo.ne.jp/aru-rodgers/e/cee38f55244c4d9fadf58208799ad671

編集盤の作成に関わった方々に感謝です。
もちろん歌った子門真人さん御本人にも・・・。

村田諒太の世界初挑戦試合が近づく

2017年05月04日 | ボクシング
日時は2017年5月20日、場所は東京・有明コロシアム。
村田諒太の初の世界タイトル戦は、WBA世界ミドル級の
王座決定戦だ。

金メダリストのプロ転向が大きな話題となった村田。
ここまでプロ12戦、順調に世界ランクを上げてきたが、
正直、ほとんど試されていないという印象もある。

真のサバイバル戦を経験していないというか、危険な
パンチが飛んでくる経験を積んでいないというか。



往年のWBA世界ミドル級王者・竹原慎二はキャリア中
東洋王座を最も勲章とした状態で世界に挑んだが、
それでも韓国の李成天との大激戦という修羅場を
乗り越えている。
※両者フラフラの状態から、左フックの相打ちで
 ダブルノックダウン!

しかし、村田が今回戦う選手は経験豊富なアッサン・
エンダム。
これまでの対戦相手とは、まるで違うはず。

なにより世界奪取のため懸命にパンチを振るって来る。
思い切りのスピードもある。
 
33歳のエンダムはカメルーン出身で、フランスで活動
するボクサー。
戦績は35勝(21KO)2敗。元WBO世界ミドル級王者だが、
ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)といった大物には
遠く及ばない。

だからこそ金の卵の世界初試合の相手に選ばれたとも
言えるだろう。

エンダムはバリバリの世界王者では無いが、それでも
スピード、技術、コンビネーション、スタミナなどは
世界の上位選手に相応しいと言えるだろう。
※私もハイライトくらいでしか見てませんが。



ある意味、大一番が初の世界レベル試合になる…という
これまでの和製ホープと同じ轍を踏む村田。

さすが聡明な村田とはいえ、中間距離のリードの応酬で
遅れを取って戸惑う可能性は大いにある。

「ビッグマッチへの第一歩」などと考えず、まずは
必勝を誓い、この一線に集中するべきでしょう。

もちろん本人はそういう気持ちで大一番に臨むと
思いますが。

大事なタレントだけに世界的に日陰の道となっても
まずは地道でも良いのでタイトルを獲得し、連勝を
続けてほしい。

そんな願望を抱きながら私はTV観戦したいと思います。