あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

シン・ゴジラ発声可能上映会に行った(1)

2016年09月15日 | アニメ・特撮
9月15日に全国25劇場で一斉に行われた同上映会。

TOHOシネマズ新宿での舞台挨拶は、庵野秀明総監督をはじめ、
市川実日子、松尾諭、高橋一生が登壇するってんで、あっという間に
売り切れ。

ただし、その舞台挨拶は全25劇場に生中継されるというので、
私は横浜方面のシネマに行くことにしたのでした。



発声可能上映は、コスプレ、上映中の声だし、サイリウムの
持ち込みが可能な、観客参加型の上映。

「シン・ゴジラ」では過去二回、新宿バルト9で開催され、
コスプレしたり、デコられた団扇などを持ったファンが集結。
大盛り上がりで成功を果たしていた。



今回もファンは勝手知った様子で思い思いに楽しんでました。

上映前の鑑賞マナー説明は通常モードの映像が流され、声出しを
禁じるような説明に場内クスクス笑い。

そして画面暗転(白転?)
歓声上がる場内。
「さぁ、見せてもらおうかー!!」と私も叫んだ。



「東宝―!」
「栄光丸ー!」
「気をつけて―!」
皆さん、もう止まらない。

「あっちゃーん!」
「危ない危ない!」
「シッポシッポ!」
「有り得ない?有り得るんだよ!」

いくつかは私も叫んだ。

そして登場人物に対する声援。
「蘭堂ー!」
「(江本)あきらー!」
「首相ー!」
「尾頭さーん!」
「瀧ー!」
「松尾(スズキ)ちゃーん!」
「泉ちゃーん!」
「はいりちゃーん!」
もう、配役や芸名入り混じって好き放題!

私も叫んだ。
もちろん「松尾スズキ」や「ピエール瀧」「片桐はいり」
…といった面々だ。

あ、「原(一男)カントクー!」とも叫びましたわ。
※サイリウム振りながら…。

石原さとみ登場でも歓声が上がり、「Win Win」を合唱。
※名ゼリフ合唱も多かった。

米軍がゴジラを侮る発言した時にゃ「なめんなよー!」
※なに、この一体感(笑)。

日本人反撃シーンでは、皆で「行け―!」
伊福部マーチじゃ手拍子。
※もちろん鷺巣詩郎ソングでも、例のティンパニに合わせて手拍子。
 この曲もシンプルなティンパニにドラムが絡みプログレなリズムを
 奏でたりするから、興奮度は相当です。

しかし「イッキ」には参加出来なかったなぁ...。

エンドロールでも手拍子。
お気に入りの名前が出たら叫ぶパターン。
皆は「庵野ー!」と何度も声援を送る。
※何度も登場しますからなぁ…

私も思い入れある名前では叫んだ。
伊福部先生の名前も叫んだ。

そうして本編上映は終わった。



*画像は大ヒット記念で配られてる名台詞ステッカー
ナイスなチョイスです。

そして、舞台挨拶。
TOHOシネマズ新宿の映像がスクリーンに映しだされると、これまた大歓声。

生中継ならではの「間」を経て、開始のアナウンスあり、
まずは「泉ちゃん」が登場。

大歓声を受け「まずは君たちが落ち着け!」
※はい、これでまた大歓声!

止まない拍手と歓声に戸惑ったあげく、
「まずはオレが落ち着け!」

そのまま泉ちゃんが司会役となり、
庵野総監督と尾頭ヒロミ役の市川美日子ちゃん登場。
そして今回は安田龍彦役の高橋クンが初登壇。

大盛り上がりとなりました。
(続く)

「週刊少年ジャンプ」2016年40号(感想)

2016年09月15日 | 漫画
表紙は「ハイキュー!!」
本編も日向と影山が出稽古終わって合流。



影山から一言「お前はもっと跳べる」。
両方ダテに過ごしてない。



「レッドスプライト」2回目。
いよいよ冒険活劇の始まり。
空駆ける船に乗り、少年たちの戦いは始まる。
正統派だ。私は好きです。



「幽奈さん」
岬の地縛霊を成仏させて目出度し目出度し。
しかし幽奈さんも地縛霊。
コガラシは幽奈さんを無事に成仏させてあげたいと
思っているのだが、まずそれには…。



「ヒーローアカデミア」
試験場で女子と1対1の対戦。
普通は羨ましいが余りそうでもない。
お茶子さんに化けて来るが、お茶子さんの普段を
知る出久は騙されなかった。



「たくあんとバツ」
何か最後に取っておいた伏線の回収に入ってるような。
たくあんの母と閻魔大王を殺したのは兄弟代わりの少年。
たくあんの回想から、いよいよ彼が…。



「ソーマ」
熊肉の臭みに苦戦するソーマ。
いつのまにか久我先輩に味見してもらってる…。
そしてソーマは熊を育てる大自然へ。



「ワールドトリガー」
オサム安定のやられっぷり。
持たざるメガネはそうそう一気に強くなってはいけません。
王子先輩のカッコよさも引き出して、罠も残して戦線離脱。
さぁ、チカとユーマで戦況打開なるか。



「左門君はサモナー」
左門君の助けで、てっしーは無事「アイドル辞めます」宣言。
悪魔界のてっしーヲタの表情…。
※結構な階級のくせに



「鬼滅の刃」
今度の敵は鬼殺隊同士を戦わせる術を持つ鬼。
糸の使い手だが、なんか色っぽいぞ。
最近は禰豆子ちゃんの登場が少ないから、こうなったら
鬼でもエエわ!←ヤケになるなよ



「火ノ丸相撲」
ライバル同士が直接対決して益々ステージ上げておる。
お兄ちゃんは凶暴さを増してるやんけ。
いっぽう火ノ丸は師匠の前で進化した姿を…。

「背筋をピン!と」
部長コンビが頂上対決に望む。
決意のリオ先輩だったが、後輩の憧れらに感激。
イイ回です。

例によってアンケートに困る。
鬼滅は外さない。
でも、あと2作品を選ぶのがいつも辛い。

難波弘之40周年ライブに豪華メンバーがゲスト参加(2)

2016年09月14日 | 邦楽
難波弘之40周年ライブに参加した我らがスターレス高島は、華麗なる芸能一族
高島家の長兄=高嶋政宏の事で。

芸能界随一のプログレマニアで、King Crimsonの名盤「Red」の最終曲に因んで
「スターレス高嶋」名乗っているのだ。



今回のステージ、恐るべきことに彼はクリムゾンのセカンドから「Cat Food」を
自ら歌詞を日本語に意訳して披露。

そして自身の十八番にしてシングルB面に収録した事もある「Starless」。
そしてクリムゾンの1st収録の「風に語りて(I Talk To The Wind)」を
次々に熱唱。



しかも、わざわざ各曲収録アルバムのジャケットが描かれたオフィシャル・
Tシャツに着替える念のいれよう!

「プログレ」畑のキーボーディスト難波さんのステージだからと、好き放題
じゃないか!
※まぁ、高島ファミリーのステージでもクリムゾンの「再び赤い悪夢」を
 演ったという「伝説」を持つ男ですから。驚いてはいけません。

バンドとスターレス高嶋は、1993年放送の高嶋主演のTVドラマ「ツインズ教師」
ED曲でもある高嶋オリジナル曲「こわれるくらい抱きしめたい」をラストに
披露したそうな。



そして
最後にステージに現れたのは、まさかのサプライズ・ゲスト。
難波氏が長年にわたってサポートメンバーを務めている山下達郎さん!

大歓声が上がる中、達郎さんは「こんなUKっぽいメンバーで歌うことは本当に
ないので、僕は好きな曲をやらせてもらいます」宣言。

そして演奏したのが、The Shamrocksの「Cadillac」、
The Moody Bluesの「Nights In White Satin」(サテンの夜!)、
Procol Harumの「A Whiter Shade of Pale」(青い影!!)



楽しそうに歌い上げたという達郎さんは「どうしても難波くんがこの曲を
やりたいというので」と説明。

キース・エマーソンが所属していたThe Niceの「Hang on to a dream」を演奏。
さらに「Burnyさんがいるならこの曲」と Gary Mooreの「Still Got The Blues」
までカバーしたそうな!
※アメリカン・ポップスマニアの達郎さんが「Still Got The Blues」!



そしてThe Kinks「You Really Got Me」。
UKサウンド全開で達郎さんのコーナーは終了。

続いてSENSE OF WONDERの3人で1曲、アンコールでもSENSE OF WONDERで
プログレ曲「オペラの怪人」を披露。
※難波さん、ショルキーを肩にかけて、ステージアクション決めたとか!

さらにELPの「Nut Rocker」を高速カバー!
※会場にいたら私は泣いてたであろう!



その後この日のゲスト全員で演奏されたのは、なんと「Hey Jude」。
そしてBen E Kingの「Stand by Me」で大合唱になったという。

ライブは4時間半に及び、難波さんの「体力知力の続く限りやっていきたいと」と
いう挨拶で、幕を下ろしたとの事。

9月7日には40周年記念アルバム「一生鍵命」を発売している難波さん、まだまだ
現役でいらっしゃいます。

今後とも色々なシーンでのご活躍を期待したいと思います。

難波弘之40周年ライブに豪華メンバーがゲスト参加(1)

2016年09月13日 | 邦楽
音楽サイトでのニュースなんですけれど。

まぁ・・・ね。
山下達郎さんがサプライズ出演されましたからね。
そんで「洋楽カバー8曲熱唱」だから、それが大きな話題に
なってますけどね。

私にとっちゃ色々なメンバーが出演され、その上で達郎さんが
登場したという意味で「興味深い」イベントですよ。
※行けば良かった・・・



~以下、イベント概要。

金子マリ&バックスバニーのメンバーとしてデビューした難波弘之。
キャリア40周年を記念するライブイベントが9月10日、東京のEX
THEATER ROPPONGIにて行われた。

「難波弘之 鍵盤生活40周年記念ライブ ~一生 鍵 命~」
日本のプログレッシブロックを代表するキーボード奏者の
キャリア40周年を祝うべく、多くのファンが集まった。

基本ユニットは難波弘之(Key, Vo)、外道の松本慎二(B)、
そうる透(Dr)の「SENSE OF WONDER」。
続いて難波さんと縁の深いゲストが参加していくというもの。

序盤、本人が客席に「覚悟してください。長くなります」と語り、
実際イベントは15分間の休憩を挟んで実に4時間半に及んだとの事。

難波さんは積み上げたアナログシンセを駆使。
曲に合わせてその場で音色を作り、プログレッシブな展開を披露し、
序盤はトリオ編成の醍醐味を見せたそうな。

「今時アナログシンセでこんな事やってんの私くらい」…と、自虐の
笑いを浮かべたとの事。
※そのエピソードを聞いただけでも感激です。

クルクルっとした瞳が印象的な難波さんは、ルックスからも女性人気が
伺える。
きっと黄色い歓声も飛んだ事でしょう。
※当時からの女性ファン今でも「○○く~ん!」と声援送るトコロが
 ありますからなぁ。

順次登場したゲストは、ギタリスト・日下部“Burny”正則氏、
※その後のほとんどの楽曲で演奏に参加

2人目は難波さんの娘でシンガーソングライターの玲里さん。



父親の影響で幼少期からプログレ漬けだった玲里さんは、小学校の
放送部でELPを流していたというエピソードを披露(素晴らしい!)、
SENSE OF WONDER参加曲などを歌い上げたとのこと。

そして
休憩を挟んで登場したのは「あの男」。



スターレス高島!
登場直後こそトークで会場を温めたというスターレスだが。
演奏にも参加してクリムゾン・ソングを連発。

すげー!!
これには観客も(色んな意味で)圧倒されたんじゃないか!?

(続く)

9/16対戦の山中慎介、アンセルノ・モレノとも勝利宣言

2016年09月12日 | ボクシング
9月16日にエディオンアリーナ大阪でゴングとなるボクシング世界戦。
長谷川穂積のSバンタム戦とダブルで行われるのはWBC世界バンタム級
タイトルマッチ。

WBC世界バンタム級1位アンセルモ・モレノ(31才/パナマ)が
9月12日、都内で練習を公開。
同級王者山中慎介(33才/帝拳)との再戦へ向け必勝を宣言した。

山中にとってはV11戦、この顔合わせは1年ぶりとなる。

早めに到着したモレノは縄跳びからスタート、会見終わってからはミットと
サンドバッグの連続軽打、そして再び縄を飛び、1時間半近くたっぷりと
汗をかいたという。

WBA王座を12度防衛した事があり、一時は同級ベストと言われた実力者
アンセルノ・モレノ。
経験も豊富ゆえ終始落ち着いた表情。

「きっちりと練習を積んできた」
「相当の覚悟を持って王者になるために、また日本に来た」
…とコメント。



前回の判定は1-2の僅差で判定負け。
右フックを合わせて王者をダウン寸前にも追い詰めた。
※解説席の長谷川穂積選手が「クリンチ、クリンチ!」「打ち合わなくてイイ!」
 …と声を上げるシーンがありました。長谷川選手にとっても教訓になったのでは
 ないでしょうか。

「どっちが勝ちでもおかしくなかった。(今回は)手数を多くしてできる限り
パンチを当て、各ラウンドを取っていきたい」と勝利のパターンを描くモレノ。

「山中のパンチをスウェーする自信はある」と自信を覗かせたという。
※前回の試合で山中の左に自分の左を合わせて来たのには驚いた。
 自分のディフェンスへ「絶対の自信」がないと出来ない芸当だ。
 度胸も凄いです、この選手は。

今回も「スウェーする自信あり」と言いつつ前に潜って躱してくるんじゃないか?
そして自身のパンチをコツコツ当ててペースを掴みに来る…と。

単調にワン・ツー・右フックと繋いでると、また合わされる気がする。
一時期のウラジミール・クリチコやカルロス・モンソンのように徹底して遠い
距離からストレートを伸ばす手もありかと思う。

山中は「どこでも良いから当てよう当てようとしすぎた」と初戦の反省点を挙げ、
常にジャブを突き続ける事を鍵とした。

もちろん曲者モレノは打ち終わりやクロスを狙ったりしてくるだろう。
距離感やフェイントを駆使した高度な攻防が見られそうだ。

こういう再戦は引き出しの多いほうが有利だと思うし、顔合わせでいうとモレノの
技巧とキャリアは脅威だ。

しかし山中とて前回の試合で多くの事を学んだ筈で、そういう意味では素晴らしい
好カード、決着戦です。

9月の中旬は見るべき物が多い。
また忙しくなるあぁ~(苦笑)。

9/16にウーゴ・ルイスvs長谷川穂積!

2016年09月12日 | ボクシング
いよいよ迫ってまいりました長谷川穂積ラストチャレンジ。

同級王者ウーゴ・ルイス(29才/メキシコ)に挑む世界戦はエディオン
アリーナ大阪で9月16日に行われるが、元WBCバンタム&フェザー級
世界王者でWBC世界スーパーバンタム級5位の長谷川穂積(35才)が
10日に所属する真正ジムで練習を公開、順調な調整をアピールした。

既に100ラウンド近いスパーを消化。
「いい感じ。ここからベストコンディションを作りたい」
「リングに上がれば戦うだけ。最後とか、今は考えない」
…と調整に集中している様子とのこと。



相手のルイスは初防衛戦。
しかし、最近の試合は序盤の圧倒的KO勝利を演じ、長谷川より約8cm高い
176cmの身体から繰り出すパンチは強烈。

以前、亀田興毅と対戦した時の「もっさりした」「仕掛けの遅い」印象とは
別人のような鋭さも見ることが出来る。

長谷川からしたら大柄なメキシカンの右ストレート・左アッパー・左フックの
コンビネーションは「立体攻撃」として自身のディフェンス・パターンを
迎え撃ってくる危険な連打で、何度かメキシコ選手と対戦する事で研究された
節もある。

ルペ・ピントール好きの私からすると「メキシカンはスロースターター」の
イメージがあるのだが、そんな事とは関係なく、初回からチャンスとなれば
猛ラッシュで倒し切る怖さもあるルイス。
長谷川は序盤から細心の注意を払う必要がありそうだ。

長谷川も「厳しい戦いになる」と覚悟しつつ「同じ体重で戦う者同士、
(体格差などは)言い訳にならない」と明言。
「判定になるかKOになるかは分からないが、僕の手が挙がってればいい」
…と、希望を口にしたという。



山中慎介とのダブル世界戦だけにチケットはソールドアウト。
人気のカードだけにTV観戦のファンも盛り上がるでしょう。

長らく日本拳闘界のエースとして牽引してきた長谷川だが、今回こそは
つまらなくても何でも勝ちに徹して欲しい。
長谷川の技巧が満喫できればOKです。

後味悪かったリオ卓球のエッジボール

2016年09月12日 | 生活
帰国してファンや関係者、マスコミへ感謝を述べる「人格者」福原愛選手ですが。
リオ五輪ドイツとの団体戦で決着付いたあとの雰囲気は後味が悪かったですねぇ。

第5試合まで持ち込まれる激しい戦い、最後は福原とイン・ハンのシングルスでの
決着戦。

第5ゲームまで一進一退の攻防、相手に先手を取られる厳しい状況から、福原は
神がかりのプレイで6ポイントを連取。
そのまま逆転勝利か…と思われたが、最後はエッジボールで相手ポイント。

悔しい結果となってしまった。
諦めがつかない福原選手は試合後もコートから引き上げようとせず、相手との
握手にも応じようとしませんでしたねぇ…。

「握手に応じたらエッジボールを認めたことになる」と後に語った福原選手だが。

放送席の解説では
「卓のサイドに当たったら福原ポイントゆえ抗議しているのだろうが、その場合
ボールは下に落ちるはず」
「先ほどの球は斜め上に上がったからエッジボールでしょう」と
語られていたし
結果は結果として力を振り絞って戦った相手と健闘を讃え合って欲しかった気も
します。

ただ、卓球界のマナーではエッジボールに関して色々あるようで。
ラッキーな側面があるエッジボールで得点を奪っても派手なガッツポーズで喜ぶ
のはマナー違反なんだどうな。

むしろ相手への礼儀として手をあげたり一言謝るというのが暗黙の了解だとか。
ただ、五輪の決勝進出が掛かった試合で、しかも相手の脅威の猛追を突き放す
形での最終ポイントですから。

心情的には相手のイン・ハンが大喜びするのも理解できます。

言葉の壁もあるし、試合後にイン選手が片手を上げて挨拶するなりすれば
変わったかも知れないが、やはり残念な印象は私に残った。



そこで思い出されるのが、1969年に行われたプロボクシングのWBC世界
フェザー級タイトルマッチ。

ファイティング原田が3階級制覇を目指し、王者ジョニー・ファーメションの
地元オーストラリアで王座に挑んだ試合。

この試合、原田はファーメションから3度もダウンを奪いながら判定敗け、
レフェリーが一人で全てを裁くという当時としても考えられない裁定で原田の
野望は潰えた。

3度のダウンといえば、計6ポイント。
際どいラウンドをどちらかに振る現在ならともかく、当時の採点法なら原田の
勝ちは動かないところ。



これには豪州のファンも怒り、リング上には怒号が飛び交ったそうです。
ファーメションが「自国のファンに罵られ、あれほど悲しい事はなかった」と
後に語ったほどの荒れよう。

ただし、ファーメションにとっての救いは原田が自分のところに歩み寄り、
健闘を讃え合ってくれた事。
後に回顧したファーメションは「それにしても原田は気持ちの良いヤツだった」と
しみじみ語ったという。

原田からすれば「お互い全力を尽くして戦ったのだから」と屈託なく好試合を
祝福した気持ちだったという。
相手には何の恨みもない…と。

これには豪州のマスコミも感銘を受けたようで、引退後も原田がファーメションの
回顧番組に呼ばれる時は万雷の拍手で歓迎されたそうです。



もっとも原田からすれば、これも名王者エデル・ジョフレに学んだ事。
無敗・無敵の超一流王者ジョフレをラッシュと出入り、クリンチまで使って
攻略した原田。
ジョフレからすれば際どい試合で悔しかっただろうに、結果が出た直後には
原田のコーナーに歩み寄って勝者を抱え上げて祝福。

その潔さに「人間としても超一流だ」と感銘を受けた原田は「ジョフレのように」
敗れても立派な態度を貫こうと決意したんだそうな。

まぁ、実績を自慢気に語るところなど鼻についたりする原田さんだが、「敗れて
潔い」、そんなところはボクシング・ファンとして誇らしいです。

福原選手も、何年か経ってイン・ハン選手と再会した時、懐かしい思い出として
わだかまりを捨てて「あの時の激闘」を讃え合って欲しいですね。

福原愛ちゃん結婚

2016年09月12日 | 生活
卓球の福原愛選手が、今月上旬に東京都内で婚姻届を提出したことが
7日、分かった。

卓球愛ちゃんの愛称で親しまれてきた福原選手も27才。
立派な適齢期の女性。
リオの卓球でもリーダーとして団体メダルを獲得。
帰国後もTV出演し、子供の頃の映像を見ながら「恥ずかしい」なんて
うつむく「国民の妹にして娘」な愛ちゃん。



思春期なりたての頃「4試合やってどうですか?疲れた?」と
尋ねるマスコミに「自分も4試合やってみればいいじゃん」と
拗ねながら喋ったのは…逆に可愛かったです!!

※本人は「いや~、もう申し訳ない!」と謝る事しきりでしたが
 今の人格者ぶりのほうが「無理してないか」心配ですよ。

お相手は、今年4月に交際を公表していた卓球台湾代表の江宏傑
(こう・こうけつ)選手。同い年の27才。
8月のリオデジャネイロ五輪までは卓球に集中する一方、遠距離恋愛で
過ごしていたが。リオ五輪団体銅メダルの好結果も、よい機会になったと
思われますな。

おめでたい事です。祝福したいです。
奥さんになっても多分「卓球愛ちゃん」。
今後も頑張って欲しいです。

「プリキュア・メール」?

2016年09月11日 | プリキュア
我ながら目がおかしいと
感じる事が度々あるが。

ローソンさんからの商品紹介メールを
プリキュア絡みに見間違えるのは
おかしいにも程があると思う。



まぁ…ね。字面がね。
「フレッシュプレミアムニュース」ですからね。
そりゃ間違えますよね。

「フレッシュプレミアム」ですからね。
「フレッシュプリキュア」と字数も同じで
最初の6文字まで全く同じですからね・・・。

そりゃ間違えて当然ですよね。
連れ合いにバレたら「バッカじゃないの!」って
言われそうですけど。



「まぁ、見てる時の熱中度スゴかったし」
「終わると知った日の落ち込み様ハンパじゃなかったから」
「仕方ないけどね~」・・・とか。

また言われちゃうんだろうなぁ。

『キーボード・マガジン』最新号は「冨田勲追悼企画」

2016年09月10日 | 邦楽
2016年10月号 AUTUMN「冨田勲追悼企画」
~音の探究者たちがシンセササイザーの音作りについて語る!~

定価:1,500円(本体1,389円+税)
仕様:A4変型判/170ページ/CD付き

リットーミュージックから9月10日発売された「キーボード・マガジン」。
偉大なる音楽家、冨田勲に敬意を表した特集が掲載されている。

~以下、雑誌紹介
■特集:シンセサイザーに魅入られた音の探究者
自由自在に音を生み出せるシンセサイザーは、現在の音楽シーンには
最早なくてはならない楽器となっている。その音作りの可能性を示し、
多くのものを後世に残してくれた偉大なる音楽家、冨田勲に敬意を
表して本特集をお届けする。



「音作りの開祖、冨田勲」
松武秀樹が語るシンセの仕事
シンセ・ラバーズ鼎談…松武秀樹×浅倉大介×AZUMA HITOMI
シンセ・メーカー鼎談…ヤマハ×ローランド×コルグ
シンセ音作り大喜利
音作りはやっぱりツマミ!
FM音源最前線
 登場アーティスト:坪口昌恭/Shinnosuke/おおくぼけい(アーバンギャルド)/
 YANCY/三浦俊一/クジヒロコ/宇都圭輝/カメダタク(オワリカラ)/柴﨑洋輔
 (PENGUIN RESEARCH)
現代に蘇るオーバーハイム・シンセ

…とりあえず書店で手にとってみたが
さすがCD付き、結構ブ厚いですね。

内容は結構…難しい(苦笑)。弾く人じゃないと分からない部分も多い。
もう一回立ち読みしてから購入を検討しよう…。

元ボクシング世界王者ボビー・チャコン死す

2016年09月09日 | ボクシング
へこみます。
国内のアイドル、ハリケーン・テルさんの死去と同じくらいの
ショックを受けています。

私にとって海外のアイドルはボビー・チャコンでしたから・・・。



アメリカ西海岸のリングを主戦場として数々の激闘を繰り広げた、
元世界フェザー級・Jライト級王者チャコン。
そのチャコンが9月7日に64歳で死去したとの事。
死因は公表されていない。

小柄ながらオーソドックス・スタイルから忙しく放つジャブ、
ワンツーからの連打でペースを掴む「飽きさせない」選手でした。

ロス近郊で生まれたチャコンは、1972年にプロに転向。
盛況の地元会場で台頭し、活躍。宿敵ルーベン・オリバレスにこそ
初黒星を喫したが、後の世界王者対決となるダニー・ロペスとの
ホープ・サバイバル戦でTKO勝ち。一気に注目を集める。
※好選手同士、活きの良いナイス・ファイトでしたからねぇ。

74年にはアルフレド・マルカノ(ベネズエラ)にKO勝ちして、WBC
フェザー級王座を獲得。
2度目の防衛戦でまたしてもオリバレスに倒され無冠になったが、
Jライト級に階級を上げて機会を伺った。

その後アレクシス・アルゲリョの王座に挑み、善戦するもTKO負け。
ラファエル・バズーカ・リモン、コーネリアス・ボザ・エドワーズらとの
サバイバル戦で黒星を増やしながらも2階級制覇のチャンスを待った。



そんな中、愛妻が「もう夫が打たれる姿を見たくない」と自殺する悲劇にも
見舞われたが、それでもボクシングを続けたチャコン。

1982年、遂にリモンとの大激戦を制してWBCのJライト級王座を獲得!
ダウンの応酬から最終回に試合を決定付けるダウンを奪ったチャコン。
その歓喜のジャンプが忘れられない。

翌年にはボザ・エドワーズにも雪辱。
これもダウン応酬の激戦で、チャコンはリング誌の年間最高試合に2年
連続で選出された。



※リモンもボザもサウスポー。
 結局はチャコン得意の右ストレートが決め手になった。

当時「次期スーパースター候補」として台頭していたカマチョとの対戦より
ボザとの試合を優先させたとして王座を剥奪されたチャコンだが。
目標を3階級制覇に切替え、レイ・マンシーニのライト級王座に挑戦。

しかし、これは体力差もあり、3Rに連打を仕掛けられたところで
レフェリーのリチャード・スチール氏が「早すぎるストップ」を敢行。
TKO負けとなる。
※これが原因でスチール氏はブーイングの対象になってしまった。

人懐こい笑顔と、スクールボーイのニックネームが似合う童顔で女性の
ファンも多かったチャコン。



近年はロサンゼルス郊外の興行に顔を出し、再婚した夫人と仲良く観戦する
姿が見られたという。

生涯戦績は59勝47KO7敗1分。
2005年に国際名誉のボクシング殿堂入りも果たしている。

早すぎる死去は残念でならない。
たくさんの感動を有り難う。

ボビー・チャコンよ、安らかに・・・。

「週刊少年ジャンプ」2016年39号(感想その2)

2016年09月08日 | 漫画
「僕のヒーローアカデミア」
主人公が模擬バトルで成長中。頼もしくなってきた。



「ハイキュー」
県の選抜合宿終了。
鷲匠先生、ご機嫌で(?)焼酎お代わり。
日向は相変わらずハングリー。



それはそうとして、センターカラーで表紙は
烏野高校の女子マネ2名。
久々登場で嬉しいです。



「ラブラッシュ!」
主人公、早くも幼馴染に告白。
相手も素敵なリアクション。
煮え切らない話が続くと思いきや、好展開。
ただし、発展があるかというと、ここからが長そう。



「ゆらぎ荘の幽奈さん」
夏の砂浜。定番のサンオイル。
コガラシ相変わらずのラッキースケベ。
何も言うまい。
どんどんヤってちょ。



「たくあんとバツの日常閻魔帳」
委員長、再登場で私は嬉しい。
しかも相手が時間を操る能力持ってるから、20才過ぎた
委員長が見れて嬉しい。
※「人妻的魅力」強調。相変わらずのフェチ漫画だなぁ。
 アンケートに1票を入れたくなりますよ…



一方のバツは閻魔一族だから千年加齢して(肉体的に)
やっと成長。
そして、たくあんは・・・。



「ワールドトリガー」
オサムがカッコよくポイントGET。
珍しい!←オイッ
しかし、王子隊の王子先輩に追いつかれ・・・。
作戦や武器に進歩を果たした玉狛第二だが、やはり上位の
壁は厚いのか?



「食戟のソーマ」
今回のテーマは熊肉。
しかし癖のある肉はスパイス王が圧倒的有利。
焦るソーマの前に中華のスパイス王が!



「左門君はサモナー」
てっしーが悪魔界のアイドルに。
…というか、アイドルグループのセンター的存在に。
押しに弱い「仏のてっしー」だけに悪魔界のプロデューサーが
作成した契約書に逆らえない。
でも「普通の女の子に戻りたい」。
・・・左門君が立ち上がる。



「火ノ丸相撲」
普通は火の丸が国宝と順々に戦って行くところを、最強同士で
先に戦わせますか。
熾烈だ。熾烈すぎます。
そこで勝って進んできた奴になんて普通は勝てません。
一方、旧敵との稽古で状況打開のきっかけを得た(?)ダチ高。
上積み加えて戦力増加となるのか?

「週刊少年ジャンプ」2016年39号(感想その1)

2016年09月08日 | 漫画
表紙は新連載の「レッドスプライト」
独自のエネルギーを浮力・推進力とした飛行船(?)モノ。



そのエネルギー源は、極端に言うと人間。
エネルギー採取の為に非道な力を尽くす相手に戦いを挑む。
そんな男らしい少年が主人公。


※アンケートも主人公の印象を尋ねたモノだ

冒険モノの要素を含んだ活劇マンガ。
これからの展開が楽しみだ。



「鬼滅の刃」は休息回。
カラスが案内したのは、鬼殺隊に命を救われた一族の屋敷。
鬼殺隊なら無条件で受け入れ、施すのが「しきたり」。
イノシシ男=伊之助。
伊之助も鬼殺隊入隊してたんだな。
猪突猛進に入隊情報を得て、「育手」にも付かずに我流で
試験合格して、さっさと立ち去った・・・と。

だから人数多かったのかな。
※私は禰豆子も「一人」としてカウントされたと思ってたが。



その禰豆子、夜になって木箱から登場。
※箱に収まるように縮んでたのか、なんか出てから手足が伸びて
 スラリ、「キラキラ」が眩しいぞ。

箱が開く時は「鬼が出るー!!」とビビリまくってた善逸だったが。
中から出てきたのが美少女と分かると豹変。



・・・と、炭次郎への恨み節が始まる。
「お前なんか粛清だ」「鬼殺隊を舐めるな」と刀すら抜いて
しまう。
そんな善逸の魂の叫びをよそに、炭次郎のオカズまで食って
満腹(?)な伊之助は爆睡。



やっぱ面白い。
やっぱ1位だよ「鬼滅の刃」

NHK Eテレ『クラシック音楽館』感想

2016年09月07日 | アニメ・特撮
9/4(日)、NHK Eテレの『クラシック音楽館』で
「N響ほっとコンサート」が放送された。

7月31日に行われた「N響ほっとコンサート」。
なんと、内容は「ヒーロー&ヒロイン大集合」!



当初コンサート予告で使われた写真は「サンダーバード」。
今回も番宣でも
「スーパーマン」「サンダーバード」「千と千尋の神隠し」
「魔女の宅急便」「ウルトラセブン」他

・・・なんて紹介されてましたが
 
改めて演奏曲を見て驚いた。そんなもんじゃなかったですよ!
そうとう凄い選曲でしたよ!

●NHK Eテレ『クラシック音楽館』
<N響ほっとコンサート〜ヒーロー&ヒロイン大集合〜>



1.「スーパーマン」から スーパーマン・マーチ(ジョン・ウィリアムズ)
2. SF交響ファンタジー 第1番から(伊福部 昭)
3.「サンダーバード」から(バリー・グレイ)
4. 大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽(服部隆之)
5. カルメン幻想曲(ワックスマン)
6.「千と千尋の神隠し」から「あの夏へ」(久石 譲)
7.「魔女の宅急便」から「海の見える街」(久石 譲)
8. 交響詩「ウルトラセブン」から(冬木 透)
9. ワルツ「皇帝円舞曲」(ヨハン・シュトラウス)

管弦楽:NHK交響楽団
ピアノ:小林愛実 バイオリン:服部百音 指 揮:広上淳一
ナビゲーター:平井理央
(2016年7月31日 NHKホール)

1曲目から勇壮な「スーパマン・マーチ」。ジョン・ウィリアムズ作曲です!
「題名のない音楽会」スポーツテーマ会でも紹介された、スターウォーズや
ロス五輪のファンファーレなど、名曲を作りまくった方です。
さすがN響さん、安定感(特に管楽器)が素晴らしい。

そして伊福部昭先生の『SF交響ファンタジー』!!
「シン・ゴジラ」でも導入されていたオリジナル・ゴジラの曲です!
※今回の番組中でも紹介されてましたね



そもそも「SF交響ファンタジー」とは、
伊福部先生自身が自ら作曲した東宝特撮映画の音楽を1983年に演奏会用
管弦楽曲として編曲した作品で。

「ゴジラ」や「怪獣総進撃」「宇宙大戦争」といった超名曲が鳴り響く
演奏に、私は大満足。
※「キングコング対ゴジラ」は割愛されてたましたけどね…

ともあれ、「シン・ゴジラ」を見て伊福部昭に興味を持った方には
うってつけの楽曲。これを機に伊福部音楽の虜になる人が多数現れる事を
期待致します。
※しかし予告で「他」ってなってたのは気に入らないなぁ。
 公共放送が現在上映中の映画を宣伝するような事は出来ないって事か?



そして海外の特撮モノ「サンダーバード」。
指揮の広上淳一氏が実に嬉しそう。
※プラモを買い集めるほど大ファンだったそうな

番組冒頭を再現する『オープニング』は、カウントダウンのナレーションに
合わせて楽器が鳴り響く!お見事!
そして「サンダーバード・マーチ」。やっぱり特撮にはマーチが良く似合う。
素晴らしい!



勇壮なだけでなく、優雅なムードもある所が特徴だな。
さすが英国特撮番組の楽曲です。

そして続いては
NHKとして入れたかったんだろうか。大河ドラマ「真田丸」のテーマ音楽。
服部隆之さん作曲のテーマは、クオリティ高し。
バイオリンは娘である服部百音さんが演奏。
指揮の広上さんは六文銭柄のベスト。色々と遊び心あって良いですねぇ。

続いて「カルメン幻想曲」。
映画音楽で知られるフランツ・ワックスマンの作曲。
こちらも服部百音さんのバイオリン演奏。華麗に弾いてらっしゃる。
この辺は「ヒーロー、ヒロイン」と言われても違和感ある。
クラシックをムリにでも盛り込んできたんだろうか。

「千と千尋の神隠し」から「あの夏へ」 
「魔女の宅急便」から「海の見える街」 
ピアノ演奏は小林愛美さん。
久石譲さんの音楽は、聴きやすいが何かを秘めているタイプか。
郷愁も覚えさせる音楽だ。



本編ラストは「交響詩ウルトラセブン」から 
コンマスの篠崎史紀さんが大好きだったというので前に出て熱弁。
「史上最大の作戦」の告白シーンも再現!

そのバックにはシューマンのピアノ協奏曲。

そこからやっとオープニングタイトル~セブンの主題歌へ。
やっぱホルンの響きが素晴らしい。勇壮にして優雅!

そしてワルツ「皇帝円舞曲」。
ヨハン・シュトラウスの曲で、第47話の「あなたはだぁれ?」で
使われている縁で登場…とは、ワタクシまたしても不見識を晒して
しまいました。

普段はクラシックを聞かない(であろう)特撮ファンだが。
こういう機会に、もっとクラシックを触れ、もっと聴きたい…と
なって貰えば嬉しいでしょうね。



アンコールは
「ドラゴンクエストⅢ」から「そして伝説へ」 
これが今回のラスト。
ゲーム曲だが壮大。作曲者は、すぎやまこういち氏。
85才でゲームの世界観を広げるイマジネーションは素晴らしい。

番組は一旦幕を下ろすも、すぐに始まったのが「広上淳一✕マロ」対談。
指揮者・広上氏とコンサートマスター篠崎史紀が大いに語り合う。
音楽家として、人を育てる者として…心構えを語るマロさん。

ちょっと精神世界入っててスゴイ。
でも、これくらいじゃ無いと神と人の世を繋ぐ演奏者にはなれないよね。
色んな意味で実り多い演奏会プログラムでした!