あるBOX(改)

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アグリー・ベティ

2009年01月30日 | 生活
連れがハマってる海外ドラマ「アグリー・ベティ」。

現在はNHKのBSで「第2シーズン」を放送中だが、
少し前までCSのドラマTVで連日「第1シーズン」が
流されていた。

この「アグリー・ベティ(Ugly Betty)」、
アメリカのABCで放送されているテレビシリーズで
南米コロンビアで制作・放送されて大ヒットした
「ベティ 愛と裏切りの秘書室」を、ニューヨークの
ファッション誌編集部に置き換えてリメイクされた作品
・・・との事。

主人公は、美形とはかけ離れた上にセンスもダサい、
メキシコ系米国人「ベティ・スアレス」(23才)。
ファッション業界という見た目が重視の世界に憧れるも、
容姿が原因で不採用続きだった彼女を受け入れたのは、
業界トップの「モード」編集部。

女たらしの2代目編集長が「絶対に手を出さない人材」
として秘書に採用されたワケだが、その中でも、様々な
偏見とトラブルに遭いながら、
持ち前の「明るく強く前向きな」性格と有能さで、仕事や
恋に奔走する物語。

連れに付き合いながらチラ見してた当初は、
「なんだ、このベタなコメディは?」
「主人公以外の女性は美女だらけだが、みな揃って谷間
見せてる『谷間ドラマ』じゃねぇか!?」・・・と
イマイチ良さが分からなかったが

続けて見てるうちに
「敵役の面白さ」「登場人物の豊かな個性」にハマリ出した
のでした。



まぁ、ヤッターマンのドロンジョ様的な
「乗っ取りを目論む女性キャラ」は強力だし、
その部下役のオカマ・キャラの意地悪っぷりも絵に描いた
ようで笑えるし、
そのオカマと親友な受付嬢も、容姿はイイが頭と性格に問題あり。

若編集長も、どこかバカ殿臭く、
失踪した有能な兄へのコンプレックスまみれ。

その兄が帰ってきたら、「実は性同一障害だった」として性転換
美女に変身してて大ショック。
その兄も「浮気で母をアル中に追い込んだ上、自分の性質を侮辱した」
などの理由で父に憎悪を抱き、謀殺を目論む・・・など、ある意味
メチャクチャなキャラ設定。

ベティの家族も個性盛りだくさん。
母親は既にないが、父親は密入国者で前科あり。
ナイスバディ美女で社交的な姉(この人も「谷間」要員)は未婚の母、
姉の子供は「女っぽい」役者志望の男の子・・・

家族の為に奔走し、仕事に邁進するベティを理解し、バックアップする
ようになる若編集長・・・。

まぁ、人気が出るのも肯ける。
(米国のハロウィンじゃ「ベティ・コスプレ」まで流行ったらしい・・・)

仕事に対する前向きさや、家族への貢献ぶり、正義感ゆえ周囲を怒り倒す
ベティを見て、

つい、連れに「あなたってベティに似てるねぇ。アグリー○子だねぇ」と、
褒めたつもりで言った。

そしたら、連れに
「良く言うもんだなぁ、アグリーとかよぉ!」・・・と、怒られた。

私:「あれ?いつも怒ってるから『アグリー』なんじゃないの?」

連れ:「そりゃ、『アングリー』!!」
    『アグリー』ってのは『醜い』って意味だよ!!」

――ああ、
また やってしまった・・・・。