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あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「ゴジラ伝説Ⅴ 2018」に行った(2)

2018年03月24日 | 邦楽
大満足の「ゴジラ伝説V ライブ」

エンディングで皆が拍手と大歓声。
怪獣の鳴き声サンプリングも響き渡る。

そもそも演奏中も「ゴジラ」の咆哮は何度も
聞いたし、キングギドラのエレクトーンチックな
声(?)も鳴り響いてた。

巻上さんのホーミーも聴けた。
キングコングやモスラの現地ソングも聴けた。

・・・最高。



余韻を残しつつ夜の下北沢を歩く。
井上さんのMCを思い出しながら・・・。

NYも盛況で、ソールドアウトになって驚いたと。
「こんなにゴジラファンが居たのか」
「ごっつい入れ墨した男性が歓声を上げて・・・」
「手描きの伊福部先生肖像画を掲げるファンもいた」



・・・そんな話もありました。
演奏も好評で、「ザッパと同じコンセプトじゃないか!」
~とも言われたそうです。

確かにホーン・セクションのフリージャズ感はZAPPAさんを
思い起こさせてくれた。
基本的には主旋律のユニゾンに貢献してるのだが、ブレイク
しようものならフリーに吹きまくる!

Eギターもイイ音色でした。
よく見えなかったけどレスポールだったかな?

ちなみにZAPPAさんの話題が出たところで客席から「(彼は)
子供にラドンと名付けてる」なんて声も上がりましたよ。
※あちらでは「ロダン」ですが・・・

もう特撮マニアなんだか伊福部マニアなんだか洋楽マニア
なんだか、ナンダカワカラナイ(笑)!



あと、アンコールで出てきたチャランポちゃんに客席から
「マジ可愛い」なんて声も飛んだ。
※まぁ、同感です。

そういや井上誠さんに言わせると「キングコングもゴジラと
戦ってゴジラファミリー入り」なんだそうな。
・・・う~ん素晴らしいゴジラ愛!

しかも、「ハリウッド版ゴジラvsキングコングも最後は
ぜひ熱海城で対決して欲しい」と語り、ファンの喝采を
浴びておいででした。



そんな事を考えていたら20時半過ぎた。
食事場を探そう。

なんつって、最初から下北沢といえばカレーのパンニャと
決めてましたがね。



当初は私一人だったが。

パクチートッピングのチキンカレーを食べてたら
お客さんが増えてきましたよ。



会場パンフを見ながら、チャランポちゃんのチラシも
読みながら、美味しく食べるカレー。

別オーダーのラッシーも美味。
辛さを和らげてくれます。



そんなこんなで週末も下北沢を満喫。
さぁ、次は「伊福部百年紀Vol.6」だ!「わんぱく王子」だ!

「ゴジラ伝説Ⅴ 2018」に行った(1)

2018年03月24日 | 邦楽
「ゴジラ伝説Ⅴ 2018」 in 下北沢GARDEN
行って参りました。

「4月にNYで炸裂した『ゴジラ伝説』LIVEの興奮が、
オリジナルメンバーで蘇る!」…というワケで。

チケットを購入していたのですよ。



その前で言えば、2014年5月ラストバウスでイベントあり。

『ゴジラ伝説ライブ』+『わんぱく王子の大蛇退治』の
極上ニュープリント爆音上映だったのですが。

あの時は、井上誠氏(Key)とカスタムドラムの使い手の
ともだしんご氏、不気味社、キノコホテルのマリアンヌ嬢、
そして巻上公一氏でゴジラ曲を爆音で演奏されたのだが。

今回はヒカシューが中心です。



【出演】
井上誠(synthesizers)

ヒカシュー:
巻上公一(vocal,theremin)三田超人 (guitar)
坂出雅海 (bass) 清水一登(piano, synthesizers)
佐藤正治(drums)

辰巳小五郎(trumpet)
後藤篤(trombone)
吉田隆一(baritone-sax)

チャラン・ポ・ランタン:
もも(vocal)小春(vocal,accordion)

ゴジラ音楽伝道師と言われる井上誠さん
+伝説のバンド・ヒカシュー、
シャンソンの姉妹デュオ=チャラン・ポ・ランタン、
前衛ジャズ系のブラス隊を加え、総勢11人。

これは楽しみです!



OPEN17時過ぎに行ったらオールスタンィング前列は
並んでいました。

ちなみにTHE GARDENは以前シャークス観に来た所だった。
物販は「ゴジラ伝説」関連のみならず、「チャラン・ポ・
ランタン」の物も。



開演時間で各メンバー登場。
拍手の中、それぞれ持ち場につく。

どういうオープニングか?足音からか?
そう思ったら、静かに船上の物語が始まる。

チャランポ・ランタン2名による、栄光丸の船上歌だ。
水爆実験による被害の説明が始まり、「ゴジラのテーマ」!



平成メカゴジラ、キングコング、ラドン、キングギドラ、
海底軍艦のムウ帝国テーマ、メーサー殺獣光線機・・・
立て続けの伊福部曲!

当初キンキン音が目立ったが、途中からはサンプリングの
メロトロン音も加わり、打楽器やベースの重低音も効いて、
最高な音圧へ!

バウスシアターでは、マリアンヌさんがサイケな歌声で、
「ゴジラvsヘドラ」の主題歌を歌ってくれましたが

今回はチャランポ2名が八面六臂の活躍。
ピンク・ボブのウィッグで「ムウ帝国の女性皇帝」として
登場し「我に平伏せ!マンタの餌食にしてくれる!」と、
ワタクシが思わず床に平伏しそうになる姿を見せてくれた。



構成は前後編。途中20分の休憩あり。

しかし、休憩中にも伊福部百年紀や御自身のCDを紹介する
井上さんのゴジラ愛の素晴らしさよ。

後半は「モスラ」、再び「ゴジラ」。
モスラではチャランポの2人が小美人を演じ、見事な歌唱を
聴かせてくれた。

その間、井上誠さんがMCで語った「ラジウムガールズ」。
モスラの発光妖精との関連付け。

ラジウム入り夜光塗料だとは一切知らされずに、それを
時計の文字盤に塗る労働者女性。

※企業は危険と知りながら蛍光塗料作業に従事させており、
 「ラジウムガールズ」は、それを訴える物語でもあった。
 当然アメリカ国も知ってた筈。
 「ニッポン国vs泉南石綿村」同様の棄民史がそこにある。



アンコールは2曲。
ラストは怪獣大戦争マーチ!加速させての大ブレイクは圧巻!

半ばエンドレス状態となり、その度に私は奇声を上げ、身体を
激しく上下させるのでした。

(続く)