あるBOX(改)

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世界タイトルで<br>肩甲骨骨折による棄権負けなんてあるんだねぇ・・・

2004年12月19日 | 生活
昨日、後楽園ホールで行われたプロボクシングのWBCミニマム級タイトルマッチ。
右肩負傷にて第4RTKOを喫したイーグル京和選手だが、脱臼かと思いきや、何と肩甲骨の骨折だったとか!!

試合後に、病院で検査を受けたら「右肩甲骨関節窩骨折」なんて詳しい状況が判明したそうで。

この骨折のケースは、一般的には全治6ヶ月と言われ。練習が出来るようになるのは、早くても来年の6月以降となる模様だとか。

予想以上の重傷だったワケですな。

それでもイーグル選手が所属する角海老宝石ジムは、すぐにも再戦要求をする意向だそうで。肩の完治が前提ながら「今度やれば必ず勝てる」との目論みの元、WBCへ働き掛けるとか。

まぁ、負傷がなければ実力差は歴然、完勝ペースでしたからなぁ・・・。

しかし最悪、復帰した時には王者が交代しており、再起戦で即強豪王者に挑戦・・・なんて結果になりかねないが。

その場合は再起戦を挟んだ方が良さそうですなぁ・・・。

しかし、試合中の瞼を切るとか以外での棄権負けなんて殆ど見た事ないなぁ。

脱臼で言えば、今回の試合中に飯田vsヘスス・ロハス戦を思い出したが。あの時は、外れなれた飯田選手が自分で脱臼した肩を入れて続行。判定まで持ち込んだが、やはり試合中に不自然な動きから半身で相手との正対を避け続け、明かに異変があったのが分かった。

あとは、70年代ウェルター級の名王者J・ナポレスのハイライト集で見た「相手がパンチを振ったと同時に腕が引き攣り、腱だかどこかを痛めて試合終了」なんてシーンくらいか・・・(アドルフ・プルート戦だっけ?)。

ましてや、肩の筋肉の盛り上がりが凄いイーグル選手の負傷に、ますますの驚きを感じ・・・。

不運ではあるが、スパーでは肩をテーピングしていたと言うし、予兆もあったんだろうなぁ・・・。

オレも右肩に違和感や痛みが残ってるし、ストレッチやインナーマッスル鍛錬など気をつけなきゃな(トレーニング・チューブ買いました)。

◆12/18(後楽園ホール)の試合結果
○4R
加藤善孝 引分 中村明洋
五十嵐正志 TKO4R 坂上岳朗
○10R
小堀佑介 負傷引分9R 山崎 晃
(山崎選手の的確な右ショートがインサイドから当ってたと思うが・・・)
○8R
松田直樹 判定 竹下隆之
○WBCミニマム級タイトルマッチ12R
イサック・ブストス TKO4R イーグル京和
○中根 修 TKO5R 豊嶋耕志