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荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

松山へ行く

2015年04月21日 | 散文
久し振りの松山である。
松山空港に都市伝説の水道が実在していた。

蛇口を捻るとポンジュースが出てくる。
さすがは蜜柑どころ!

さて、夕方のJR松山駅である。


路面電車に乗りたいと思った。

電車乗り場はJR松山駅前の地下道から行く。

短い地下道には、数年経った今でもドラマ「坂の上の雲」のポスターが貼ってある。

正岡子規と秋山兄弟は松山の誇りであり、観光資源でもあるのだろう。

地下道から明るい先を見上げると「坊ちゃん列車のりば」の看板があった。

ここだ。

反対路線に路面電車が止まっている。



料金は何処まで行っても一律160円である。



城下町によくある「大手町」駅で、伊予鉄電車が通過する。
路面電車は踏切で止まって待つ。

この電車は路面電車と同じ運営会社であるが、独自の専用軌道を持った、普通の電車である。

車窓から見る伊予鉄の線路。

この線路はバブル期のTVドラマ「東京ラブストーリー」の別れのシーンの駅に通じている。

市の中心地「大街道」で下車する。
西日に映える路面電車。

自転車通勤の人が多いエコな街でもある。

私立女子中・高校の正門。
学校の奥が城山である。

城下町の風情がある。

秋山兄弟生誕地の案内看板がある。


こちらにもある。

親切な街である。

で、行き着いた。



ところが、開館時間は午後5時までとの事。
外から撮る。

兄好古の騎馬像。

兄に向き合う、弟真之の像。
何故か屋根付きである。

彼らは故郷の偉人であるが、司馬遼太郎の小説を読むまでその存在を知らなかった。
主人公の一人である正岡子規については学校で教わり、何か行事がある毎に俳句を作らされた。
秋山兄弟については、戦後民主主義を教える学校教育の場では、軍人の話はタブーだったのかも知れない。

街中にある子規の句。
「春や昔十五万石の城下町」

ビルに書くほど愛されている。

「坂の上の雲ミュージアム」
子規と秋山兄弟と日本の青春時代が展示されている。

ここも見学時間を過ぎていた。

松山城のお堀である。

西国は日没が遅いが、もう午後6時を過ぎている。
飲み会の時間が迫っている。

夕暮れが近づく街の中央の山上に、天守閣が鎮座している。
久し振りに登ってみたかったけど・・・。

さあ、飲みに行こう。
二番町でみんなが待っている。











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2 コメント

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子規さんの (はなこころ)
2015-04-21 10:56:38
~痰一斗 糸瓜の水も 間にあはず

句をよんで、
涙した
松山です。

・・はなこころ
返信する
コメントありがとうございます (荒川三歩)
2015-04-21 15:09:31
よく御存じですね。
東京/根岸も街中に子規の句がありますよ。
機会があれば紹介します。
返信する

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