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「桜井の史跡と伝説」-28/軍団

2018年06月02日 | 散文
生家の本棚にこんな冊子がありました。著者は未だに不明です。
この冊子に書かれた現場を訪ねています。


28.軍団


軍団とは、律令制による軍事、警察機構で、諸国に設置され、中央の兵部省が管轄した。


一般の農民男子の3分の1~4分の1を兵士に指定して、郡司級の土豪が農閑期に教練し、平時は国司に従って警察、その他の役を勤め、戦時は出征した。


編成は五人を伍、十人を火、五十人を隊、百人を旅と呼び、五百人内外から千人内外で一軍団として、統率者として軍毅(大軍団ならば隊大毅・小毅)を置いた。


衛士・防人は軍団の兵士から選抜し、792年辺境を除いて全廃し、代わりに健児(こんでい)を置いた。


伊予の軍団は、三郡又は六群の一軍団を設けていた。


場所は、現在の桜井旦、及び周桑郡庄内村旦ノ上、新居軍中萩村旦の上が、軍団の所在地であった。
軍団には燧烽というのがあって、燧長一人、燧士四人がいた。


<筆者>
「旦」=「団」なのですね。
各地にある旦の地名は、軍団が置かれていた所なのですね。
初めて知りました。
以上桜井旦の風景でした。
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