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荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

彼岸に必ず訪れる店

2025年03月23日 | 散文

「毎年よ彼岸過ぎまで寒いのは」正岡子規は母の言葉をそのまま俳句にしました。そのとおりの天気です。

私の母も言いました。「親きょうだいと離れて暮らした人で、誰もお参りできんけん、あんたが親戚を代表してお参りするんよ」

私が関東に転勤した時に母が言いつけました。もう40年くらい前の事です。

以来、ほぼ年2回、彼岸にお参りして来ました。その母も亡くなって10数年になります。

父方の叔父が亡くなったのは、もう50年くらい前になります。

子沢山の貧乏農家だったので相続する田畑はありません。叔父は埼玉県に出て職を得、そこで亡くなりました。もう、父もその兄弟姉妹も全て居なくなりました。

叔父の墓参りの後は、近くで昼食にするのが我が家の恒例です。蕎麦屋や回転寿司など、行きつけの店が変遷し、このイタリアンに定着するようになってもう5年になります。相変わらず混んでいます。場合によっては1時間くらい待ちます。

今ではこの店の昼食が、年に2回の楽しみになっています。

 


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