さて、ファンが待っている騎馬での横綱就任披露です。後輩力士も羽織袴で準備完了です。
例の踏み台に足を掛けます。
後輩力士の肩を借りて上がりました。
台に立ったままで、騎馬には乗らない騎馬姿です。自然と笑顔が溢れます。
騎馬を務めるのは、前に照強、左右は翠富士に錦富士です。2場所前の大関再昇進の時は、先輩力士の宝富士も務めました。奇跡と言われた再大関を兄弟子が務め、横綱昇進を後輩力士が務める気持ちが分かるような気がします。
案外呆気なく終わりました。これで披露は終了です。大関再昇進の時は、奥様も、師匠も女将さんも部屋付き親方も、その奥様も、皆総出でお祝いしました。それだけ嬉しかったのでしょう。そして、ここまで来たら横綱になるのは当たり前なのでしょう。私はそう解釈しました。
・・・この足で国技館を覗きました。
東京はもうオリンピック一色です。
さて、日本相撲協会で一人の力士に3回の昇進伝達式を実施したのは初めてのことです。新大関昇進と再大関昇進と新横綱昇進です。 私、その3度の騎馬祝い全てを見ています。 今回の新横綱と、
ファンも関係者も万感の思いの、再大関昇進(2021年3月)と、
ファンも無邪気に喜んだ、6年前の新大関昇進(2015年5月)です。
ずっと応援してきた甲斐がありました。 彼は苦労した分、良い横綱になると思います。
皆が一番喜んだ大関再昇進伝達式風景はこちらを参照。