荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

男はつらいよ/さくらの像

2017年03月29日 | 散文
柴又駅に居ます。
寅さん像の周囲はいつも人だかりがしていますが、今日はそれほどでもありません。


今日の主役はこちらです。
3日前(訪問は3/28)に寅さんの妹さくらの銅像が建立されました。


隣に居るのは「山田洋次監督公認」と本人が言っていた寅さん芸人の、・・・名前は忘れました。浅草芸人らしいです。
時々、TV新聞で見る人です。

彼の説明によると、
「見送るさくら像です」

「3日前に除幕式が行われましたが、ずっと雨でしした。今日が実質のお披露目です」


「倍賞千恵子さんの等身大です。倍賞さんは身長が155cm位なのですね」


「雨があがって、今日のお客さんは運がいい!これがさくらの晴れ姿です!」

寅さんみたいに何かの商売を始めそうです。

「山田洋次監督と倍賞さんがサインをして行きました」


「白のマジックインクですが、皆が触って、1ヶ月もすれば無くなってしまいます」


「いつもさくらは白いハイソックスにサンダル姿です。よくご覧ください。サンダルには『さくら』と書かれています」


「この像は、失恋して旅に出る寅さんを見送るさくらです」


「台座にシナリオがあります」


「倍賞さんの表情がよく表れています」

以上彼の説明でした。

こうしてさくらが駅前に立って、寅さんが改札を潜って電車に乗って別れるシーンなのですね。


見交わす兄と妹です。


寅さんとさくらの別れが駅である場合、さくらがホームに立って電車のドアが閉まって寅さんが行ってしまう・・・、というのじゃなかったっけ?








まあ、ホームに二つ銅像を建てる訳にはいかないものね。
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