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荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

水元公園/桜の下のタナゴ釣り人

2025年04月17日 | 散文

必ず観たい桜が幾つかあります。ここの場合は桜そのものではなくて、桜の下で遊ぶタナゴ釣り人たちです。

ここは直径1円玉以下のタナゴを釣るのを目的にしている釣り人の漁場です。

釣ってやろうという意気込みは感じられません。のんびり感だけが漂います。それほど難しい、達観した釣りなんだと思います。

桜の下で好きなことに没頭する姿は、老後の生き方のお手本です。

この景色を見るといつも思い出します。西行法師の短歌です。

「願わくは花の下にて春死なむその如月の望月のころ」


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (1kamakura)
2025-04-17 06:18:37
江戸の秋と申します

西行の歌
いいですね。
昔は桜の咲く頃は二月と言ったのですね。
満月が照らし出す桜の下、人生の終わりを迎えられたら素敵だなー。幸福感に満ち溢れていそう。

桜の下でタナゴ釣りをする方々、ほのぼのとした感じがしていいですね。
返信する
1kamakuraさん (荒川三歩)
2025-04-17 06:40:15
旧暦なので現在の3月末くらいではないでしょうか?
満開の桜を見上げながら、大きく欠伸して、ポックリ逝きたく思っています。
返信する

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