確かこの辺だよね、って覗いたら在りました!方向音痴だけど、何度か行ったら分かります。看板が有りました。「質小川」です。
銭湯の次くらいに、町から無くなっています。質草が無くてもお金が借りれる時代です。もっとも、それが健全な借金の形態とは思えない私ではあります。
幕が張られています。家屋が存りません。
覗いたら、もう更地になっています!
「解体作業等のお知らせ」と「建設業の許可票」が出ていました。
知らない間に廃業して、もう解体したんですね。
残された看板が眩しくて目に沁みます。
奥戸街道から覗きます。正面の分厚いコンクリートの塊が、質草を保管していた倉庫ですね。
知らないまま無くなるよりは、こうして最後の姿を見られたのがせめてもの慰めです。縁があったと思いました。
こんな風景も無くなります。