荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

呑んべ横丁の冬/2019年2月

2019年02月15日 | 散文
東京都葛飾にある「呑んべ横丁」です。
京成電車の高架化工事の推進によって、ここの呑み屋が半減してしまいました。


入り口にある電柱に、その地図がありました。
10数軒の店が残っています。


立ち退き保証があることを考えると残ったのが幸福とは限りませんが、その残った路地にやって来ました。




振り返った看板が時代の逆光を反映しているようにも見えます。


路地の最初の店です。
変なサワーがある店です。
当初パロディーかと思っていましたが、ホントにマツコ・デラックスが、こんな東京の東端で呑んでいるのですね。
少なくなった呑んべ横丁を盛り上げて貰いたいものです。


随分短くなった路地です。
もう、すぐ向こうに日光が射しています。


すぐに工事中の更地が見えます。




京成電車が走りました。


これから工事が始まる体制が出来上がっています。


路地を振り返ります。
ちょっと切ない・・・。


もう少しで、この、踏み切りに顔を出しそうな態勢で停まっている電車が、高架を走るのですね。
また、街が変わっていきます。
また、呑み屋街が無くなっていきます。


そんな時の流れを見続けていたいです。


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