荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

コロナに感染したらこうなる。

2022年08月05日 | 散文

タイトルが穏やかじゃありませんが、2回/日の記事更新をノルマとしてきた当ブログですが、ここ数日1日1回の更新となっています。同居している息子がコロナ感染したようです。私も濃厚接触者となりそうなので、外出を控えて、書き溜まっていた記事を小出し投稿して、外出できる迄繋ぐ作戦です。

コロナ感染したらどうなるか?を書きます。  息子は3回目のワクチン接種後4ヶ月で、我々夫婦よりワクチン効果が効いている筈ですが、今のコロナウイルスには関係無いようです。

彼は火曜日の夕方発熱と喉の痛みを訴えました。熱は7度7分でした。救急車にお世話になる状態ではありません。因みに厚労省のコロナ感染疑惑で救急車を呼ぶ基準は次のとおりです。熱が8度5分以上で、顔色が明らかに悪い、意識がない、少し動いただけで息苦しい、等です。

息子はかかりつけ医を持っていないので、私のかかりつけ医に電話しました。診療時間終了の直前です。「今日は終了です。明日は休診日なので明後日電話するか、当院ではネットでPCR検査の予約ができます」とのことです。仕方なく電話を切ったものの不安です。言われたネット予約を取りましたが、予約できたのは土曜日の午後です。近くの総合病院に電話すると、「本日の発熱外来の受付は終了しました。明日の8時30分から受け付けていますので明日電話してください」とのことです。為すすべもなく不安な一夜を過ごしました。

翌日、息子の体温は8度7分まで上がりました。私も微熱が出て喉が痛くなります。

8時30分になりました。昨日の総合病院に電話しましたが、話し中で繋がりません。数度目にやっと繋がったと思ったら音声ガイドの声で、「この電話は混み合っていて繋がりにくくなっています。暫く経ってからお掛け直しください」とのことです。診察券を持っている病院に電話しまくりましたが、全く繋がりません。総合病院は上記の音声ガイドを繰り返すばかりです。

東京都のコロナ関連HPに発熱外来を受け付けている病院リストが有りました。夫婦で手分けして電話しますが繋がりません。総合病院はスマホを受信対象外としているようで、話し中のツーツー音もありません。夫婦と息子のスマホと家電を駆使しても繋がりません。こうして病院と何の話もできないまま、苛立たしい2日めが終わりました。不安を抱えたまま夜を過ごします。テレビでは「各地でコロナ感染者が今日も過去最高を越えました」と報道しています。

3日目も8時30分からスマホと家電を駆使して電話しまくります。突然、東京都のHPに載っていた病院に繋がりました。用件を告げようとすると、「発熱外来の予約受け付けは10時からです」とのことです。やっと見えた光が閉ざされた思いです。10時を待ちかねて電話しますが繋がりません。ずっと話し中です。

すると、家内のスマホが繋がりました。私も息子も診察券を持っている耳鼻咽喉科です。蜘蛛の糸に縋る思いです。診察券、ワクチン3回接種証明書、保険証、お薬手帳をスマホで送信して、医師が電話で診察してくれます。息子より元気な私が応対します。その結果、私は様子を見ることとし、解熱剤を処方してもらいます。息子はPCR検査を受けることができました。

家内が病院前迄行ったら電話して病院玄関で検査キットを受け取って持ち帰り、息子の唾液を取って病院に持って行きます。取りに行った時と同じく病院前での受け渡しです。薬は、病院がすでに処方箋を出していた1階に在る薬局(薬局指定でした。このような作業の為だと思います)から、病院に届いていたものを受け取って帰りました。とにかく接触を避けた対応です。

息子の検査結果が出るのは翌日(以降)ですが、今日はまだ連絡がありません。陽性だったら病院の報告を受けた保健所から連絡があって、届け出ることになります。その時点でコロナウイルス感染者としてカウントされるわけです。

医療現場の大変さを実体験として痛感しましたが、同時に、感染者の不安を解消する術を講じる必要があると思います。政治家はその指揮する立場の職業柄、自分の治療体制が整っているのでイザというときの不安は無いでしょうが、何のツテもない庶民は上記のようにテンヤワンヤです。「軽症状の人は自宅療養してください」と言われても、心臓に持病がある私は医師の処方無しに薬を飲むのは不安です。「医療機関がパンクしそうです」と言われたら、我慢して協力しようと思う前に、私は生きられるのだろうか?と不安が募ります。

・・・息子に陽性通知が来ました。

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「雑司が谷いろはかるた」を追って、

2022年08月05日 | 散文

前回の続きです。

「つ」は月見に纏わる話ですね。鶴か?月に見えるのは銀杏の黄葉ですね。よく見ると、この建物は鬼子母神の「上川口屋」のようです。凄い!さすが、日本最初の駄菓子屋です。いろはかるたになっているのですね。お婆ちゃん知っているのだろうか?今度訊いてみます。

 

ねずみ大根か?

 

葛の弦が掛かって風情があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

藪そばですね。一旦ここで途切れています。まだ続くよね?でもこの先に深入りしたくありません。自転車に鍵を掛けないで信号脇に置いているし・・・。

 

振り返ります。こんな遠く迄来ています。

 

引き返します。

 

自転車を置いた交差点まで戻りました。東のガードは西武線です。

・・・今度来たときは、「そ」藪そばの先を覗いてみますね。

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