荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

滝野川の正受院

2022年06月16日 | 散文

先ほどの女性が言ってたとおり、滝野川の路地に有った道標からすぐの所にお寺が在りました。路地から参道を行くと、すぐにこの看板が有りました。「王子七滝の一つ、『不動の滝』は、泉流の滝とも称され、正受院本堂裏の峽から坂道を石神井川に下った所にありました。」から始まる説明板です。

左の絵を見るとずいぶん大きな滝です。石神井川は確かにこの辺では渓谷の趣きですが、散策時にこんな大きな滝を見たことがありません。

 

お寺に向かって自転車を押します。

 

ここにも滝の説明があります。

 

正面には山門が見えます。

 

山門脇には観音像がありました。

 

その脇に説明板が有りますが、「鐘楼門」とあります。以降の説明は読みづらいのでパスしました。

 

鐘楼門を潜ります。鐘楼門が有るお寺は、関東では珍しいと思います。東京で見たことは無いと思います。なんか特別のお寺の雰囲気です。

 

綱が有りました。

 

触っても良いのだろうか?

 

見上げます。なるほど、鐘楼です。綱を引こうかと思いましたが、気が引けて止めました。

 

紫陽花が咲く門前です。

なんか雰囲気が良さそうです。

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滝野川路地の道標

2022年06月16日 | 散文

滝野川の街を散策しています。住宅街の路地の正面に石柱が有りました。

 

ずいぶん古そうです。ちょっと右に傾いでいます。・・・なんて書いてあるのだろう?

 

横から見ると、こちらにも文字が彫られてあって、思いっ切り後ろにも傾いています。・・・謂れを知りたい。人見知りの私ですが、知りたい!誰か通ったら訊こうと思いました。

 

暫く文字を解読していたら、年配の女性がやって来ました。チャンスです。「すみません、地元にお住まいの方ですか?お急ぎでなかったら教えて下さい。これ、何ですか?なんて書いてあるんですか?」「さあ、気にした事が無かったけど、、」「一番上は『た』で、二番目は『れ』だと思うんですけど?」「私、若い頃お習字をしていたんだけど、『松』じゃないかしら?二番目も漢字の崩したのじゃないかしら?」「左横側の文字を読むと、『遍路道』のような道標だと思うんですけど、、」

暫くそんな会話したあとで、「この先にお寺さんがあるから聞いてみたら?古いものはお寺さんが一番知っているわよ」と去って行きました。

お寺へ行こうと思いました。

コメント (2)
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