荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

銀泉湯が廃業していた。

2019年11月25日 | 散文

 柿が色づいてたわわに実っています。初冬の穏やかな午後です。

 

都電の線路脇です。 最近この景色が気に入っています。日本の景色です。

 

電車が行きます。

 

電車が来ます。長閑な景色ですが、気になっていることがあります。

 

銭湯の正面に廻ります。

 

玄関の向こうに都電が走る路地です。

 

7月末に閉店していたんですね。やっぱり・・・ 先日久しぶりに煙突を見上げに行った時、燃料の廃材置き場が空だったので覚悟はできていましたが、こうやって突きつけられると残念です。

 

ここにはまだ、営業時間と休日を書いた紙が貼られたままです。切ないね。

 

コインランドリーにも貼り紙がありました。7月末はまだ「平成」なんですね。平成を見送ったとの意思表示でしょうか?

 

改めて煙突を見上げます。

 

空はただ青いです。

 

また銭湯がひとつ無くなりました・・・

寂しいです。

 

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滝野川に「つるの湯」が在った。

2019年11月25日 | 散文

滝野川界隈は古い町です。特に、都電荒川線周辺の道が好きです。

 

つるの湯に出会いました。

 

現役の銭湯です。銭湯を見ると嬉しくなります。

 

農家の生まれなので内湯がありました。銭湯に通ったのは家を出て過ごした学生時代の僅か4年間だけです。それなのに銭湯を見ると郷愁を誘われます。

 

それは子供時代の郷愁ではなく、初めて一人暮らしした青春への郷愁なのでしょう。

 

東京の銭湯は随分少なくなりました。それもあって、出会うと嬉しくなります。銭湯は日本の残すべき文化だと思っています。

 

初めて通る街の小春日和の午後です。

 

丁字路です。

さて、どちらへ曲がろうか?

 

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