今日も昨日に続いて猛暑日となったので8月に入ってから22日目の猛暑日と言うことになる。
台風10号は依然として日本列島の南西に留まり力をドンドン蓄えていることになる。
この台風10号がいつ頃動き出すかの予測は中々難しいようであるが現在の場所に留まれば留まるほど海水温の高い水蒸気を蓄えて台風の勢力が増すだけに気象庁も憂慮をしているのではないだろうか。
ところで先だってフィリピンが仲裁裁判所に訴えた南沙諸島のフィリピン近海で中国が占領している岩礁を埋め立てて軍事基地化している訳だが、先ほど中国がこの地域を支配していたという歴史的な根拠は何もないという判決が出て中国の一方的な敗けとなったことはご存知の通りである。
ところがフィリピン大統領がドゥテルテ氏に替わってから雲行きがどうなるかはっきり見通しが利かない感じになって来た。
というのもこの人物今だにマラカニアン宮殿、つまりマニラ入りしていなくて岸田外務大臣もわざわざ南部のダバオ市に赴くというイレギュラーな状態になっている。
このドゥテルテ大統領なる人物は大統領になる前はこのダバオ市の市長をやっていて治安が非常に悪かった状態を一掃して治安のいい街にしたということでフィリピンでは急激に人気が出てその勢いで大統領になったようである。
それまで政府も腐敗して賄賂が横行し国民もお手上げ状態と半ば諦めていたところに救世主が現れたとばかり彼を大統領に押し上げたようであるが、問題は彼のやり方である。
札付きのワルを片っ端から強引に逮捕して満足な裁判をしないまま処刑するという荒っぽいやり方をやって治安を良くしたということで国連からも人道的ではないということになった。
それに対し場合によっては国連を脱退するとかの姿勢も示し、こと中国との岩礁を巡る件でも中国と当事国同士の話し合いにも応じる気配を示している。
彼はスペイン系と中国系の血が混じっていると言われるが、今までこの国では元々の土着民からの指導者は出ていないということで必ずスペイン系の血が混じっている層からのエリートが出ているということである。
この中国系の血が混じっている氏に中国もおいしい話(賄賂)を持ちかけてくるのは必至だが、それをどのように対処するかが注目されるところである。
ドゥテルテ大統領は前のアキノ大統領の時に日本に援助して貰った巡視船は対中国には使用しないことを表明したことを考えれば折角の日本の好意はなし崩しになったことを思えば折角フィリピン海軍と合意した合同演習やP3Cなどの話もなくなり日本やアメリカの思いとは別に中国の思い通りになる可能性が出て憂慮されるところである。
ところで今日も夕方まで自宅にいる時間が多かったが買物は午前中に済ませて後はゆっくり夕方のダンスレッスン迄自宅にいたことになる。
夕刻になって西隣区のK小学校へ行くと当番の女性は用事があるとかで部屋のカギだけ空けて直ぐに帰った。
少しづつ集まって来たが先週の話で今日集まってくる人数は少ないということで結局男性は3人だけ女性も6人だけと言う状態であった。
それで普段なかなか出来ない我々男性2人が苦手としているステップのおさらいを中心にレッスンが集中的に行なわれ、何とかちょっとは恰好が付いたかなと思えるが来週までしっかり覚えているかが問題である。