２００６年のすばらしき映画たち

【ベスト１０】
劇場およびＤＶＤで鑑賞した新作映画１３４本の中から選出。

1 『トゥモロー・ワールド』 アルフォンソ・キュアロン
2 『ＬＯＦＴ』 黒沢清
3 『レディ・イン・ザ・ウォーター』 Ｍ．ナイト・シャマラン
4 『百年恋歌』 ホウ・シャオシエン
5 『時をかける少女』 細田守
6 『ミュンヘン』 スティーブン・スピルバーグ
7 『グエムル -漢江の怪物-』 ポン・ジュノ
8 『プラダを着た悪魔』 デヴィッド・フランケル
9 『ブラック・ダリア』 ブライアン・デ・パルマ
10 『忘れえぬ想い』 イー・トンシン（ＤＶＤ鑑賞）

【おれ的主演男優賞】クライブ・オーウェン『トゥモロー・ワールド』『インサイド・マン』
【おれ的主演女優賞】スー・チー『百年恋歌』
【おれ的助演男優賞】ピーター・サースガード『フライトプラン』『ジャーヘッド』『終わりで始まりの４日間』
【おれ的助演女優賞】ミア・カーシュナー『ブラック・ダリア』

以下５０位まで。
今年もキム・ギドクがベスト１０圏外になってしまった。
ジョー・ダンテの作劇レベルは人知れず巨匠の域に達している。
カーペンターとかアルジェントはやっぱ安定しておもしろい。
なにげに『スタンドアップ』『メルキアデス・エストラーダの３度の埋葬』『アメリカ、家族のいる風景』『ユナイテッド９３』『ジャーヘッド』のあたりがおすすめです。
アメリカ映画の高水準作品群という感じで。
つーか今年もやっぱりほとんどアメリカ映画（と日本映画が少し）ばっかりになっちゃった。
例年のことだけど。

11 『ホステル』 イーライ・ロス
12 『ゾンビの帰郷（マスターズ・オブ・ホラー）』 ジョー・ダンテ（ＤＶＤ鑑賞）
13 『トム・ヤム・クン！』 プラッチャヤー・ピンゲーオ（ＤＶＤ鑑賞）
14 『かもめ食堂』 荻原直子（ＤＶＤ鑑賞）
15 『ヒストリー・オブ・バイオレンス』 デヴィッド・クローネンバーグ
16 『うつせみ』 キム・ギドク
17 『愛しのジェニファー（マスターズ・オブ・ホラー）』 ダリオ・アルジェント（ＤＶＤ鑑賞）
18 『アンダーワールド：エボリューション』 レン・ワイズマン
19 『ディセント』 ニール・マーシャル（ＤＶＤ鑑賞）
20 『ラストデイズ』 ガス・ヴァン・サント

21 『シリアナ』 スティーブン・ギャガン
22 『スタンドアップ』 ニキ・カーロ
23 『メルキアデス・エストラーダの３度の埋葬』 トミー・リー・ジョーンズ
24 『アメリカ、家族のいる風景』 ヴィム・ヴェンダース
25 『ユナイテッド９３』 ポール・グリーングラス
26 『ジャーヘッド』 サム・メンデス
27 『インサイド・マン』 スパイク・リー
28 『世界の終り（マスターズ・オブ・ホラー）』 ジョン・カーペンター（ＤＶＤ鑑賞）
29 『Ｘ-ＭＥＮ：ファイナルディシジョン』 ブレット・ラトナー
30 『００７ カジノ・ロワイヤル』 マーティン・キャンベル

31 『虹の女神』 熊澤尚人
32 『ハンティング（マスターズ・オブ・ホラー）』 ラリー・コーエン（ＤＶＤ鑑賞）
33 『ウォーク・ザ・ライン』 ジェームズ・マンゴールド
34 『輪廻』 清水崇
35 『イノセント・ボイス １２歳の戦場』 ルイス・マンドーキ
36 『おいしい殺し方』 ケラリーノ・サンドロヴィッチ（ＤＶＤ鑑賞）
37 『父親たちの星条旗』＋『硫黄島からの手紙』 クリント・イーストウッド
38 『ウェザーマン』 ゴア・ヴァービンスキー（ＤＶＤ鑑賞）
39 『僕の大事なコレクション』 リーブ・シュライバー（ＤＶＤ鑑賞）
40 『ＲＩＺＥ』 デヴィッド・ラシャペル

41 『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ！』 ニック・パーク＆スティーブ・ボックス
42 『攻殻機動隊 S.A.C. Solid State Society』 神山健治（ＤＶＤ鑑賞）
43 『ハッスル＆フロウ』 クレイグ・ブリュアー（ＤＶＤ鑑賞）
44 『マッチポイント』 ウディ・アレン
45 『太陽』 アレンクサンドル・ソクーロフ
46 『麦の穂をゆらす風』 ケン・ローチ
47 『花よりもなほ』 是枝裕和
48 『ＴＨＥ　有頂天ホテル』 三谷幸喜
49 『ヘッケルの死霊（マスターズ・オブ・ホラー）』 ジョン・マクノートン（ＤＶＤ鑑賞）
50 『キングス＆クイーン』 アルノー・デプレシャン（ＤＶＤ鑑賞）
　
ワーストは書かない。
代わりに、世評は高いけどおれはつまらなかったものをいくつか。

『ゆれる』
『トンマッコルへようこそ』
『ナイロビの蜂』
『カーズ』
『博士の愛した数式』

あと『クラッシュ』とか『グッドナイト＆グッドラック』もあんまり。

業務報告
●今年も豊作でした。
ていうか、ここ数年で一番映画観た。