「実は三部作だったんだ」
「1」がヒットしたとたんに誰かが言い始めます。
このパターンは、アノ人が始めた錬金術だと思いますが、そういうの多すぎます。
で、だいたい完結編になる3作目は、辻褄合わせに四苦八苦させたり、「1」が完璧な終わり方やったら、特にそれを上回るラストを用意しなあかんわけで、三部作モノでイイ完結になったのってあったかな?
『ロード・オブ・ザ・リング』みたいに、本当に三部作構想で最初から最後まで作られてるのは別ですよ!
『SAW』公開当時は、宣伝も少なくほとんど予備知識なしに見た映画ファンが多くて、見た人は「あの映画、見た?掘り出し物、発見!!」と、自慢したくなるような映画で、ホラー映画とサスペンス映画のブレンド具合と、インディーズ感がちょうどいい塩梅でした。
『2』は、『死霊のはらわた』同様、低予算であったがゆえにできなかった描写をやりたいがための映画でありながらリメイクという形をとらなかったことと、「お前、男前やから主演ね!」と決められたブルース・キャンベルに当たるリー・ワネルが出なかったことが斬新でした。
ところが、この『3』は、なんなんでしょう。
『マイドク/いかにしてマイケルはドクター・ハウエルと改造人間軍団に頭蓋骨病院で戦いを挑んだか』のような頭蓋骨開頭手術脳みそシーンは、「ほれ、画面から目をそらさんと見てられるか?お前ら!!」と挑戦されてる感じで、
『エクスタミネーター』みたいなブタミンチのシ-ンは、ただただしつこかったです。
この二つのシーンはジェームズ・ワン&リー・ワネルの『SAW』精神に反する気がします。
残酷描写は、回を追うごとに慣れていくもんで、それ以上のもんを提供されても、今度はイヤな気分になるだけです。
『1』に、繋がっていくところは、「え~~、そうやったんか!」というより、「あっ、そう」ってだけ。
ジグソウ(トビン・ベル)がダース・ベイダー気取りでイヤになってきましたが、この人がなぜこんな人間になったのか(子供の頃に相当なコトがあったんでしょう)、ファラフォーセットみたいな金髪ネエちゃんはなんなのか、その謎が明かされるなら『4』ちょっと見たいかも。
★★
「1」がヒットしたとたんに誰かが言い始めます。
このパターンは、アノ人が始めた錬金術だと思いますが、そういうの多すぎます。
で、だいたい完結編になる3作目は、辻褄合わせに四苦八苦させたり、「1」が完璧な終わり方やったら、特にそれを上回るラストを用意しなあかんわけで、三部作モノでイイ完結になったのってあったかな?
『ロード・オブ・ザ・リング』みたいに、本当に三部作構想で最初から最後まで作られてるのは別ですよ!
『SAW』公開当時は、宣伝も少なくほとんど予備知識なしに見た映画ファンが多くて、見た人は「あの映画、見た?掘り出し物、発見!!」と、自慢したくなるような映画で、ホラー映画とサスペンス映画のブレンド具合と、インディーズ感がちょうどいい塩梅でした。
『2』は、『死霊のはらわた』同様、低予算であったがゆえにできなかった描写をやりたいがための映画でありながらリメイクという形をとらなかったことと、「お前、男前やから主演ね!」と決められたブルース・キャンベルに当たるリー・ワネルが出なかったことが斬新でした。
ところが、この『3』は、なんなんでしょう。
『マイドク/いかにしてマイケルはドクター・ハウエルと改造人間軍団に頭蓋骨病院で戦いを挑んだか』のような頭蓋骨開頭手術脳みそシーンは、「ほれ、画面から目をそらさんと見てられるか?お前ら!!」と挑戦されてる感じで、
『エクスタミネーター』みたいなブタミンチのシ-ンは、ただただしつこかったです。
この二つのシーンはジェームズ・ワン&リー・ワネルの『SAW』精神に反する気がします。
残酷描写は、回を追うごとに慣れていくもんで、それ以上のもんを提供されても、今度はイヤな気分になるだけです。
『1』に、繋がっていくところは、「え~~、そうやったんか!」というより、「あっ、そう」ってだけ。
ジグソウ(トビン・ベル)がダース・ベイダー気取りでイヤになってきましたが、この人がなぜこんな人間になったのか(子供の頃に相当なコトがあったんでしょう)、ファラフォーセットみたいな金髪ネエちゃんはなんなのか、その謎が明かされるなら『4』ちょっと見たいかも。
★★