京都楽蜂庵日記

ミニ里山の観察記録

クチナシ(梔子)

2013年06月14日 | ミニ里山記録

 

 

学名Gardenia jasminoides。アカネ科クチナシ属の常緑低木。花が強い芳香を放つ。花弁が一重のものや八重のものがある。葉にオオスカシバの大きな幼虫が付く。秋に生るラグビー状の実は熟しても口を開けないのでクチナシ。碁盤の脚はクチナシの実の形を模しており、「他人の対局に口無し(助言なし)」を示唆する。実は栗きんとんなどの着色に利用されるそうだ。

   くちなしの花さき閨(ねや)の月痩(や)せぬ 飯田蛇笏

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ノカンゾウ(野萱草) | トップ | ズイナ(随菜) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ミニ里山記録」カテゴリの最新記事