京都楽蜂庵日記

ミニ里山の観察記録

ナンカイカラスヨトウ (何海烏夜盗)

2021年04月25日 | ミニ里山記録

ナンカイカラスヨトウ Amphipyra horiei Owada, 1996

ヤガ科(Noctuidae) カラスヨトウ亜科(Amphipyrinae)

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アカハネムシ (赤羽根虫)

2021年04月25日 | ミニ里山記録

アカハネムシ (Pseudopyrochroa vestiflua)

節足動物門>昆虫綱>有翅昆虫亜綱>甲虫目>カブトムシ亜目>アカハネムシ科。有毒のベニボタルに擬態して身を守っているといわれている。鞘翅はやわらかく、朽木に集まり、ゆっくり飛ぶ。形態の違いで細かな亜種に分ける人もいる。(http://sanmondat.sakura.ne.jp/kontyu/kabuto/gomimusidamasi/akahanemusig/akahanebunrui.htm

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悪口の解剖学:京都大学の国語力

2021年04月08日 | 悪口学

シリーズ『悪口の解剖学』:今回は庵主自らが発する京都大学にたいする激辛の悪口である。

 京都大学は「自由の学風」を唱っている。昔は、この自由の学風によって、学生も先生も”おもろい事”を仲間同士で自由自在に議論しあった。議論というより、いわゆるダベリングである。そのために、大学の周りには喫茶店や赤提灯の店が沢山あった。教育や研究指導も「放し飼い方式」で、自学自習を建前にしているが、ようするに自分で好きなことをみつけて、勉強するのがあたりまえであった。京大の教育とは、何か知識や方法を教え込む事ではなくて、好きな事を見つけさせるシステムであったといえる。このようなモコモコした土壌の上に、京都大学はノーベル賞受賞者(湯川秀樹、朝永振一郎、福井謙一、利根川進、野依良治、赤崎勇、本庶佑、吉野彰)を比較的多く輩出したと言われている。益川敏英、小林誠氏も名古屋大学出身だが、京大理学部の教員として自由の学風の恩恵を受けた人々である。権力と金力が集中する東大と違って、こんなものとは無縁なたいていの京大人はオモロイ研究と発想で勝負する以外に勝ち目はなかった。昔は京都という街全体に、それを応援する文化や雰囲気があったように思う。

「自由の学風」は、いまでも京大の旗印になっているようだが、山極寿一前総長が行った学生の立看板排除に見られるように、遊び心は情けなくも萎んでしまったように思える(実行者が別だとしても最終責任は山極氏にある)。この立看排除は、まったく歴史的な愚行であった。市が文句を言ってきたとしても、伝統としての大学の文化を理解してもらう努力も知恵も一切発揮しなかった。一方で、最近キャンパスを歩いて目につくのは、むやみに多い注意書きである。学生の創作看板が並んでいる頃は、それに目が行き見苦しい掲示板は気にならなかった。まともに読む気もしないものばかりだが、よく読むと、おかしな日本語のものが目につく。例えば、この写真は本部構内の出入り口付近に置かれている注意書きである。

 

教育研究環境の

阻害を防止するため、

本学関係者以外の

立ち入りを禁止します。

ペット(補助犬を除く)を連れての立ち入りはご遠慮願います。

                                                                     京都大学

No Unauthorized Persons Allowed in this Area

Please note that this area is restricted to kyoto University students, faculty, staff, and other authorized persons only. 

No animals or pets allowed, except guide dogs.

                                                   Kyoto University

 まず、この文章でひっかかるのは「環境の阻害を防止するため」という奇妙な日本語である。これも言うなら「環境の破壊を防ぐ」がまだましな表現である。「教育研究環境」も2字漢字の3連打でセンスが悪い。ここは普通に『学内の教育と研究環境を守るために、関係者以外の立ち入りを禁止します』ぐらいが妥当である。ペット以下も蛇足である。犬の散歩に来るのは、大抵近所の人だから関係者以外に入るはあたりまえだ。まさか、大学関係者が犬を連れてきて、学内の施設に入ることはないだろう。上で「禁止します」になっているのに、ここでは「ご遠慮願います」になっているのは何故だろうか? 近所の住民には、ことさら気を使っているのだろうか?英語の「No Unauthorized Persons Allowed in this Area」は、訳すと「許可無くこの区域への立ち入りを禁ず」である。これは日本語の「関係者以外の立ち入りを禁ず」とはニュアンスが大分違う。それに気づいたのか、後にPlease note that...以下の冗長な文章が続く。おまけにother authorized persons onlyは最初のセンテンスと重複している。

 日本語、英語ともおかしいだけでなく、内容そのものにも疑義がある。京都大学の構内は研究施設は別としても、道路は部外者に開かれており、市民や観光客は自由に歩いているし通り抜けたりしている。いちいち許可をもらって、時計台の生協ショップやレストランを訪れる市民や観光客は絶対にいない。現に平成28年11月の京大告示8号では時計台前のクスノ木周辺を一般市民の憩いの場としている。それをこの看板はけしからんと言っているのだ。

 こんな恥ずかしい掲示板を並べている大学は、日本でも京大ぐらいだろう。この文章は看板屋が作ったものではない。看板屋だと、定型的だがもっとまともな文言にするはずで、かかる「ユニークな看板」を作るはずがない。本部事務の担当者が作ったものだろうが、おそらく学内で何か事件が起きた時に、頭をクチャクチャにしながら作製したものと思える。「環境の阻害を防止するため」という部分に、作者の性悪説的な思想を感じてしまう。京大の事務官の国語力が、この程度なのは分かるとしても、SECOMのシールを貼ったこんな醜悪な看板を毎日見て、キャンパスに通う京大の先生は何も感じないのだろうか?それとも、感じても文句を言わないのか?なんとも不思議な風景である。

 

 

 

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ニホンミチバチ分蜂後の巣内の様子

2021年04月08日 | ミニ里山記録

3月23日。第一分蜂前の巣内の様子。巣の底から撮影したもの。三段重箱の下段半ばまで巣盤が延びている。

 

3月30日。第一分蜂後の巣内の様子。分蜂前に比べてあきらかに右側のハチの数が減り上の中板が見える。

 

 4月6日。第二分蜂前の巣内の様子。第一分蜂後よりもハチの数が増えているように見える。

4月8日。第二分蜂後の巣内の様子。

ミツバチが分蜂するとき巣分かれして出て行く集団は、コロニーのあちこちのものがバラバラに外にでていくのか、あるはまとまって一カ所に待機していておりそれが塊で出るのか?上の観察だけではなんとも言えないが、なんとなく後者のような気がする。

 

 

 

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ホウネンタワラチビアメバチ

2021年04月03日 | ミニ里山記録

図鑑を参照するとホウネンタワラチビアメバチ(Charops bicolor)のように思えるが、額が黄色なので別種の可能性もある。

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ニワウメ (庭梅)

2021年04月03日 | ミニ里山記録

 

ニワウメ(Prunus japonica)はバラ科の低木。英語でJapanese bush cherry、またはOriental bush cherryなどと呼ばれる。もともとは中国原産。中国語では郁李。日本には江戸時代に渡来した。いまでも観賞用のために広く栽培されているが、シーボルトの『日本植物誌』に記載されている(図版90)。「日本では庭や寺の境内で栽培されているものや、街道の垣根や生け垣のあちこちに散在しているのをみかける。これがシナ原産であることは疑いがない」と書かれている。

 

シーボルト『日本植物誌(ファウナ・ヤポニカ)』のニワウメ

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