京都楽蜂庵日記

ミニ里山の観察記録

ネズミモチ(鼠黐)

2014年06月23日 | ミニ里山記録
 
 
 生け垣などに使う、常緑の小高木。秋に楕円形・紫黒色の果実を付ける。この実を、ネズミの糞に例え、葉がモチノキに似ていることから、ネズミモチと名が付いたのだといわれている。一見、サカキと間違える事がある。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤブヤンマ(藪蜻蜒)

2014年06月20日 | ミニ里山記録

学名 (Polycanthagyna melanictera )。ビオトープの付近でヤブヤンマの羽化。まだ未熟で、複眼が茶褐色である。この個体は、翅の一枚がよれているので、正常に飛行できるか疑問である。この種の産卵は、午後から夕方にかけ周囲を木立に囲まれた小規模な水域で、雌が単独で行うとされる。水際から、少し離れた場所で、湿土や苔に産卵するらしい。(本ブログでは既出:http://blog.goo.ne.jp/ apisceran/e/722bfcdd2766cce0343c805138fa51ed)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウメエダシャク(梅枝尺)

2014年06月19日 | ミニ里山記録

 ウメエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科)。6~7月に年1回発生し、幼虫は、名前のとおりウメやモモなどのバラ科を食する。成虫は昼間活動し、ヒラヒラと辺りを飛び回る。ガ類(成虫)の検索は、「みんなで作る日本産蛾図鑑(http://www.jpmoth.org/)」が便利なサイトである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒヨドリ(鵯)の巣

2014年06月17日 | ミニ里山記録

 

居間の日除けにしている藤棚にヒヨドリが巣を造った。小枝の他にビニールのひもを利用している。


巣は窓ガラスから30cmも離れていないが、薄いカーテンがかけてあるので、そばで人が観察していても、気にならないようである。あるいは、気にしないように努力しているのかもしれない。昼間は時々、食事にでかけるようであるが、ほとんど抱卵している。これはカーテンの隙間から撮影したもの。



親鳥がいない間に、巣の中を撮影すると、卵2個が確認できた。

 この巣から約20メートル程離れた電線に、いつも雄がいて、ピーピーとやかましい。怪しげな奴がきたぞという合図をメスに送り、さらに外敵の関心を自分の方に引きつける作戦のようである。ヒヨドリが人家の近くに巣を造るのは、ツバメと同様に、カラスなどの捕食者から身を守るためと言われている。

今後どうなるか静かに観察したい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホタルガ(蛍蛾)

2014年06月15日 | ミニ里山記録

 

 全身が黒く、頭部だけが赤いのでホタルを思わせる。

前翅の先端近くに白い帯がある。成虫の出現時期は

6-9月頃で、日中、活発に飛翔する。幼虫は

サカキやヒサカキを食草とする。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オツネントンボ(越年蜻蛉)

2014年06月08日 | ミニ里山記録

オツネントンボ (Sympecma paedisca)アオイトトンボ科、オツネントンボ属。

庭のビオトープで羽化したものか、越年して生き延びたものかは定かでないが、

眼色がまだ青くないので羽化後の可能性が高い。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒオドシチョウ(緋縅蝶)

2014年06月06日 | ミニ里山記録


ヒオドシチョウ (Nymphalis xanthomelas)。

武士が戦場で身に付けた緋縅を思わせる羽根の模様をしている。

低地では夏眠するが、高地では夏も活動している。

今年は、この近辺で見かける蝶が、例年より種類も数も多い。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする