京都楽蜂庵日記

ミニ里山の観察記録

サクラソウ(桜草)

2013年04月29日 | ミニ里山記録

サクラソウ(Primula sieboldii)の園芸種。

自生のものは絶滅の危機にさらされているとのこと。

 

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クリンソウ(九輪草)

2013年04月28日 | ミニ里山記録


花の数が九個というわけではない。

リング状の輪生した花が重なる様を五重塔のてっぺんの九輪に例えた名前。

湿気の多い環境に自生する。


九輪草四五輪草で仕舞いけり  小林一茶 

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キンポウゲ(金鳳花)

2013年04月27日 | ミニ里山記録

花弁に光沢があり日が当たると輝いて見える。

ウマノアシガタという別名は、根生葉が馬の足に似ているからだという。

決まって毎年同じ場所に出てきて花を咲かす多年草。


あるけばきんぽうげすわればきんぽうげ 山頭火

毒持ちて花美しき金鳳花 寿山淑永



 

 

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シロヤマブキ(白山吹)

2013年04月26日 | ミニ里山記録

ヤマブキとは同じバラ科ではあるが属を異にする。

ヤマブキの葉は5枚なのに4枚。秋に4個の黒い小さな実ができる。

日本の一部に野生種が見られる。京都では野生種はないとされているが、

我が家の日当りの良い場所に勝手に生えており、結構、繁殖している。

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カタバミ(片喰)

2013年04月25日 | ミニ里山記録

春から秋にかけ黄色の花を咲かせるカタバミ科の雑草。

乾燥に強い。ヤマトシシジミの食草である。

成熟時に実に触れると、赤い種子を勢いよく弾き出す。

シュウ酸(Oxalic acid)は カタバミ属 (Oxalis) の葉から単離されたことに由来するとされる。

 
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ムラサキカタバミ(紫片喰)

2013年04月24日 | ミニ里山記録

ムラサキカタバミ

 

南米原産の帰化植物。種子はできないが地下茎で増える。花の中心が緑色をしている。

 

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カラスノエンドウ(烏野豌豆)

2013年04月23日 | ミニ里山記録

正式にはヤハズエンドウ(矢筈豌豆、Vicia sativa subsp. nigra)。

一説では豆の入ったサヤが黒いことがカラスノエンドウの由来らしい。


 

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ハルジオン(春紫菀)

2013年04月22日 | ミニ里山記録

侵入種として目の敵にされているが野草にしてはピンク色でそれなりに美しい。

実はこれは大正時代に北米から観賞用に持ち込まれ、日本の各地で野生化したものだ。

早春から花を咲かせ各種の昆虫がやってくる。

茎を折ってみると確かに空洞になってスカスカしている。

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シャガ(著莪)

2013年04月21日 | ミニ里山記録


神社や民家の庭で楚々とした気品のある姿で咲く。

日陰植物で根茎を延ばして繁殖する。アヤメ科の植物。

これを小型にした野生のヒメシャガは北山の森で見られる。


ここよりはけもの径なる著莪の花 鳴海清美

 

 

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キランソウ(金瘡小草)

2013年04月20日 | ミニ里山記録

シソ科の植物。日当りの良い地面にへばりつくようにして生えている。

シソ科なのに茎の断面は四角ではなく丸い。

どうしてジゴクノカマノフタなんて不思議な別名がついているのかと

思えるほど健気で小さい紫の花が咲く。

 

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カリン(花梨)

2013年04月19日 | ミニ里山記録

カリン(Chaenomeles sinensis)の花はいかにも春の花らしく、乙女のように慎ましく艶やかに咲く。秋口になる果実は黄色の大型の楕円形で、果実酒や咳止め、痰切りなどの薬用に役立つ。バラ科の落葉高木。

 

             カリンの実は非常に固い。

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ノゲシ(野芥子)

2013年04月18日 | ミニ里山記録

ノゲシ(ハルノノゲシ:Sonchus oleraceus)

路傍や空き地に咲く典型的なキク科の野草。

ヨーロッパ原産らしいが古い時代に世界に広まった。

 

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ムスカリ

2013年04月17日 | ミニ里山記録

 

球根植物でベル形の花をたくさん咲かせる。

花色は紫が強いものと、青が強いものがある。

地中海沿岸から南西アジアが原産。

 

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ジンチョウゲ(沈丁花)

2013年04月16日 | ミニ里山記録

昔は京都市内ではどの家の玄関先にもジンチョウゲが植えられていて、

春先になると町の辻々はこれの匂いがいっぱいに漂った。

甘くてなまめかしい香りの正体は、タマリン誘導体のダフネチンやダフニン。

ジンチョウゲは室町時代に中国から渡来した花木だそうだ。

雌雄異株であるが結実した雌株を見たことはない。


沈丁の匂ふくらがりばかりなり 石原八束

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クサイチゴ(草苺)

2013年04月15日 | ミニ里山記録

クサイチゴ(Rubus hirsutus

 一見、草本のように見えるがバラ科の落葉低木。

京都一円の山野にはごく普通に見られる。

赤い実が5月ごろなるが甘みは少ない。 


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